ある日感情が私の中から出てくるのを拒んだ。一日中ではない、家に中にいる時だけ……。まだ幼い子供2人を前にしても「かわいい」とも「うるさい」とも思わなくなったのだ。
あー、これはあれだ、なにかが外れてしまったのだ。
そう思ってメンタルクリニックに通っていた友人にどこに通っていたのかとラインをした。病院に予約のため電話をしたが、話しているうちに喉になにかが詰まり目頭から視界がぼやけ、泣きそうになっていた。
友人の助言を受けて「おはなし」を書くことにした。「ふつう」ができない私のような人種は「なにか」をしないと、つくらないと「ふつう」でいられない。
いくつか書き溜めていた詩を、誰でもいいから見れるところに吐き出したかった。ここにたどり着いたのは偶々、偶然。——そして必然なのかもしれない。
10年、まともに書いていなかったが「おはなし」をひとつ上げれてよかった。ゆるゆる、のんびり「ふつう」でいようと思う。