淀橋、鎌倉古道、新宿駅南口、西口と書いてきて、今回は池袋。
池袋では、道も重ならないし、人影も現れない。
ただ映画を観て、ご飯を食べて、サンシャイン通りでゲームをして終わる回でした。
いわば「何も起きない回」です。
怪異が続いたところで、一度ちょっと息を抜きたかったのと、ずっと怪異ばかり追いかけていると、彼らが普通の高校生だったことを忘れてしまいそうだったので、普通の時間も書いておきたかったんです。
新宿では色々視えるのに、なぜ池袋では何も起きなかったのか。
これには、一応理由がありまして。
仁十が妙なものを見るのは、彼自身がどこでも怪異を呼び寄せる人間だから、というわけではありません。
新宿だから起きる。
土地が変われば、そこに残っているものも、響くものも違う。
たまたま新宿という土地と波長が合った。
そんな感じで考えています。
もちろん、池袋にもいろいろな歴史がありますよね。
現在のサンシャインシティ周辺だとか。
そう考えると、池袋にもまた、新宿とは違う「過去の層」がありそうです。
もし池袋という土地と妙に波長が合ってしまう子がどこかにいたら、その子には仁十とは全然違うものが見えるのかもしれませんね。
次はどこの舞台裏を書こうか、まだ決めていませんが、また何か思いついたら書きます。