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二人を描きました ――外套のこと

『ネモフィリア・ホムンクルス』の二人を描きました。
左がジーク、右がネモです。
第一章を書き終えたところで、そういえば一度も姿を描いていなかったな、と気づきまして。(イラスト描いたら止まらなくなるから我慢してた)

せっかくなので、外套の話を少しだけ。

ネモの着ているものは、彼女の寸法ではありません。袖を折り返して着ています。波止場港では、外套は買うものというより、回ってくるものです。誰かが着なくなったものが、次の誰かのところへ行く。だから丈の合っていない外套を着ているほうが、この町ではむしろ普通です。ネモのものも、誰かからの巡りもの。

体にちょうど合った外套を着ている人は、たいてい余所から来た人か、もしくは以前どこかで、寸法を測って作らせることのできる立場にいた人です。
ジークの外套は、彼にぴったり合っています。

……といったことを考えながら書いていますが、本文でこれを説明することはたぶんありません。書かないことのほうが、書くことより少し多いくらいの話です。

これから、月に何枚か描けたらと思っています。
第二章もよろしくお願いします。

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