「館物」を含む小説

人の言葉を聞けない慧天<えでん>の通訳として一緒に居る静紅<しずく>。ある日慧天が学校の裏庭に呼び出され、告白かと断りを入れるためについて行った静紅は、城金みなもの誕生パーティー…

自分の（便宜上）両手から滴るコーヒーを見て初めて、風として生きてきた”僕”は自分の体があること、自分が存在していることを知る。 死者が最後に訪れる場所「屠書館」を舞台に、"僕"は…

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』番外編「不思議の国編」に続く番外編第二弾。 本編のその後ではなく、第４章あたりの夏の出来事から分岐していきます。 お仕事要素はほぼありません。遊ん…

ミステリー研究会の仲間だった五人を葬るべく、“私”は彼らを送るのにふさわしい舞台として、館を用意した。それは犯人である“私”にとっても大変都合がよい舞台だった。なのに……。

霧の中、道に迷ってしまった市村正樹と佐竹泉の凸凹コンビ。 運良く〝霧隠荘〟なる山荘に辿り着いた二人だが、そこでは不穏な空気が立ちこめていて……。 霧に隠された山荘に集う、様々な思…