「隔離室」を含む小説

友人が隔離室のある病院に入院したことから始まる超短編です。

わたしの名前は、ステラ。 ここは《方舟》。神に守られた、星の海を漂う箱船――そう教わって育った。 けれど、ある日から神の声が聞こえなくなった。 同時に、左手の小指が止まらなくな…

声を失い、色のない世界で生きていた少年・羽久。 精神病棟の隔離室で、ある日ひとりの青年――東雲 仁と出会う。 言葉は多くない。 ただそばにいて、瞳で「ここはあの場所じゃない」と語…

主要キャラクター 鈴木剛（すずき・つよし） アラフォーの元自衛隊特殊部隊員、現在は緑風テクノロジーの夜間警備員 「暁闇零点作戦」でのトラウマからPTSDを抱えている クールで寡…

レジデントの精神科医である“僕”はある日患者としてフィアマと名乗る女性を担当させられる。彼女は日本人のような容姿で流暢な日本語を話すが、話す身の上はきわめて非現実的なものだった。…