「自殺させない」を含む小説

俺、秋山慎二はバケモノが怖い。最愛の弟である優弥を連れ去られたから。 有川桃はヒトが怖い。家族を追い込み自殺させたから。 そんな俺達が出会い、互いの仇を探す同盟を組むことになっ…

　刑事は、犯人を自殺させてはならない。

　十月下旬。 「小田亮さんに宅配便で～す。新井慎司さんから蔵書の宅配便です」 　配達員は広辞苑ほどの紙包をカウンセリング室に置いて立ち去った。 　新井慎司は大学時代の学友だ。卒…

詩音（23） 元の世界線で、ある人を自殺させたことを引きずっている。 やってきた世界線では、その人が生きていることに驚き、今後の対応を考えて試行錯誤する。 柚子（45） 元の世…

　小田の『うつ』の病態を描いたエッセイ。

カクヨム文芸部様の、公式自主企画。 恋愛ショートストーリー募集　テーマ「沼らせ男／沼らせ女」参加作品。 クロノヒョウ様のお題「知っているのはこの空だけ」を受けて執筆しました。 …

神の祝福の儀式で1人の神にしか祝福を受けられなかった第5王子のアレンは、王子の身分をはく奪され、罪人の流刑地であるレンガ島に追放となってしまう。また、母は不義密通の濡れ衣を着せら…

第二部更新始めました。 自殺判定士、曽根崎都弦は厭世的な雰囲気に似合った自殺癖の持ち主だ。 その自殺未遂のたびに、友人の六文銭村正は悲鳴を上げながら彼を救う日々を送っていた。 …

主人公の月はある日親友を自殺させてしまう。そして月は気づくと一年前に戻っていた。 こちらの作品はアルファポリスの方でも書かせていただいています。

幸せだったはずの友人が自殺した現場に、霊感をもつ彼女と訪れる。 死んだ友人に、自殺の原因を聞くためだった。 しかし、現場に行くと、自殺した友人は、自分を自殺させた女と、崖の下で…

約600文字で構成された1話完結型です。 初投稿なのであしからず

　君と出会ってから、僕はどんどん不幸せになってくよ──その一言が妻を自殺させた。主人公──荻原影郎は、父親のような大人になりたくなかった。だからこそ、自分が結婚し、家庭を持った時…

　仮名活太郎(かりなかつたろう)は自殺した死後の世界で神に会い、使命を受けて異世界に転生することになる。次の人生では勇者の助けになり、魔王を倒し、人生をまっとうしようと思っていた…

俺は死に直面して不思議な力を手に入れた。 生ある限り、苦しんでいる人のためにこの力を使いたい。 そして一人でも多くの人を助けたい。 きっとたくさんの人がこの電話を待っているん…

「あたしね。あんたの生きてた証とやらになってあげても良かったわ」 「苦手なんだよな。人の頭に銃口向けんの」 「俺達が自殺させてるみたいじゃん？」 殺し屋の女と、死んだ男の…

ブラック企業で働いて、人生が嫌になったオレは、脳裏に自殺をチラつかせた。 そしてオレは、奇妙な金髪幼女に、『自殺させられた』――！？ お約束の異世界転生に付与されたオレの能力は…

※本作は『連作短編』という方式を採用しています。 　各章毎に短編としてお楽しみいただけますが、計四章分のストーリーが連なってひとつの大きな物語として完結します。 　第三章<消える…