「本屋 ショートショート」を含む小説

カクヨム11参加作品です。 1話2000文字以下、サクッと読める短編集です。 とある街にある、一見何の変哲もない本屋さん。 外見とは裏腹に、在庫は何十万冊もあり来れば欲しい本…

春のはじまり。 いつもよりちょっと気合いを入れて、おしゃれをしてみた朝。 だけど澄（すみ）には「エロい」なんて言われちゃって、 顔がまっかになって、思わず叩いた――やわらかく。 …

　貴方は今日、旅先で一つの古ぼけた本屋に入った。それはマッタクの偶然で、何処かで知った、という訳でもない。ただの気紛れ。 　でも、だからこそ本は美しい。偶の偶然なのだから、貴方は…

奇妙、奇怪、奇談、別に怖い話ばかりがあるわけじゃない。ただ、変わった話があるだけだ。そしてこれだけは保証する。そこらへんの本屋、小説、そんな中には絶対に無いような話ばかりだ。だが…

支配種族ヒトが滅びた後の地球では、ヒトに代わってヒトの文化生活を営む奇妙な者たちがうごめいていた。形代、ひとがた、すなわち、人形たちである。 三題噺「雨」「人形」「本屋」

ーーあるところに、大きな本屋がありました。 　ーーその本屋は、ただの本屋ではありませんでした。 　　ーーその本屋が取り扱う本は 　　　ーー１人に１つしかない自由と情熱の遺作だった…

タイムマシンが完成し、クルマは空を飛ぶ。そんなSF時代を生きる人々が求めるものは、やはり娯楽だった。SF時代の本屋にもSF小説はあった。 この物語はショートショート集『神』の…

本屋の検索システムのアバター、ケンサク。タグちゃんたちと一緒に、読者さまのご希望の本を探します。さて、今日の読者さまのご希望は？　むむっ、こいつは、なかなかに難しい注文だ。ケンサ…

僕が感じている現実での疎外感。それは単なる自意識過剰なのか、それとも本当に世界と僕がずれてしまっているのか……。 眠れない夜。路地裏にある怪しい古書店『本屋迷宮』は店を開けていた…

「町の本屋さん」に出て来た 「トイレのぼうけん」はどんな話かな？ と思って書きました ５分で読めるショートショート　隙間時間にどうぞ！

その名が『英雄』という称号とともに大陸全土に知れ渡った転生者、元JKの上城ユカ。彼女が目指す先は神と幸運に見放された、魔物が住み着く旧神殿。 すべてが不吉の数字に操られている摩訶…

山岳騎士のダリオンと共に、迷宮のように来るものを惑わす魔の山、攻略不可能と噂される『冥府峰』へと挑む異世界転生者の元JK・上城ユカ。 見事目的を果たしたものの、冒険は帰るまでが冒…

異世界へ転生し、すっかりその生活に馴染んでいる元女子高生・上城ユカ。 立ち寄った広大な城塞都市で、彼女は奇妙な占い師と出会うことになる。 敵でもなく、味方でもない、その占い師は「…

異世界へやってきて三ヶ月ほどが経った。 冒険者として、この世界に馴染んできた元女子高生・上城ユカは、とある町の長老から、 塔に住む魔女の安否確認を頼まれる。 デタラメに入り組んだ…

お題:ぐちゃぐちゃ 高校生だった2人が、本屋で、ぐちゃぐちゃの順番に陳列された本について駄弁る話。

奇妙な古書店『本屋迷宮』の店主・佐藤の予言通りに異世界へと飛ばされた上城ユカ。 彼女が目覚めた世界は、広大な迷宮で成り立つ『意識の迷宮』と呼ばれる場所であった。 KAC20232…

しじま書房はちょっと変わった本屋さん。店番のシマコさんはかなり変わった人。この店では立ち読み大歓迎だけど、シマコさんが書く小説のネタを提供しなければならないらしい。 KAC20…

・森の本屋を営む「カホコさん」の朝の風景を描きました。 とても短いおはなしですが、お楽しみいただけたらうれしいです。 -------------------- 📖作品紹介…

　どこにでもあるし、どこにもない書店『ユートピア』。 　そこは、悩みを抱えた者が訪れる場所で―― 　KAC2023応募作品です。1回目お題「本屋」に関して書きました。 ※応募…

閉店間際に来た書店員と本屋に来た高校生の話 水澤：某書店の店員。書店員の性別どっちでもいい 青年：詰襟の学生服を着ている。高校生くらいに見える