「感情エッセイ」を含む小説

幼稚園の頃、音楽は空気の中で光っていた。 鍵盤ハーモニカ、合唱、音楽室に響く歌声――音楽はいつも私のそばにあった。 しかし中学生になり、合唱祭の練習の中で、歌声を否定される経験…

小説の続きを待つ間、 作者は何を考え、どんな日常を生きているのか。 ここでは、創作の裏側だけでなく、 働くこと、迷うこと、感情が追いつかない夜の話も書いています。 完成された…

SNSって、期待しながらもどこか疲れてしまう。軽い投稿だけが伸びて、時間をかけた言葉は静かに沈んでいく──その落差に、胸の奥で小さな不安がざわつく。反応があると安心して、途切れる…

ひとりでいる時間は、寂しさではなく静かに満ちていく感覚に近い。足音、影、光、息――走る朝も、本をめくる指先も、音が消えていく余韻も、すべてが今ここに私を連れ戻し、心をそっと整えて…

最近、自分のことを“働かないアリ”のように感じています。 自責や不安に押しつぶされそうな日々の中で、アリの小さな習性がそっと視点を変えてくれました。そんなエッセイです。

「透明人間になりたい」と思う瞬間がある。 けれど、本当は世界のどこかで“見つけてほしい”とも願っている。そんな静かな葛藤について

生きるだけで胸が重くなる日がある。「何もできない自分」が罪のように感じられる—— その奇妙で深い感覚の奥には、実は“まだ生きたい”という小さな願いが潜んでいる。

弱音を吐けないまま大人になった。その強さが僕をゆっくり蝕んでいた──あの日の自分へ。もう、少しだけ軽くなっていい。

なぜ、僕たちは失ったものほど鮮明に覚えているのだろうか。でもそれは弱さじゃないはずだ。あの芝生の匂いや、あの日の涙や、選ばなかった未来の鮮やかさに心が揺れるのは、たぶん人間らしさ…

効率化に囲まれた毎日で、気づけば“自分の輪郭”が薄れていった。だけど、非効率な時間にこそ、救われる瞬間があるはずだ。

正解を追いかけるほど、世界はモノクロになっていった。でも、本当に必要だったのは“今に戻る勇気”だったのかもしれない。色を失った世界で、ゆっくりと鮮やかさを取り戻していくためのエッ…

そのときは、ただの違和感だった。 でもあとになって、あれは「気づかせてもらった瞬間」だったと思う。 失敗したり、びっくりしたり、 感情が行き場を失ったり。 そういう出来事の…

物語では語れない、作者の内側。 この作品は、順序も構成もない個人的なエッセイ集です。 書くことに理由はない。ただ、言葉が出てくるから書く。 誰かに届くかもしれないし、届かな…

自分のために書いています そんな私の日常の話が、誰かの支えにもなれたら嬉しいです

前作『とある精神障害者（２級）の独白日記』以降、まとまって書こうと思っていなかったのですが、確か五年ぶりになる現在、色々と吐き出したい事が溜まったので、また書いてみる事にしました…

「カクヨム夏の毎日更新チャレンジ」参加作品。 取り留めない内容がつづられているだけの雑文です。

作品を離れて、思いつくままに日常を拾っていくためのノート。 不定期連載になりますが、Twitter@EdoTsubakiに書ききれない想いを綴っていきます。 これまでの作品や今後…

これはただの“愚痴”じゃない。 これは、創造という名の愛と苦悩の往復書簡。 真暮 稀少（まぐれ きしょう）は、たしかに気まぐれで、 意地悪で、無神経で、だけど…… あなたの一番…

※鬱病の時に書いたものなので考え方に偏りがあったり捻くれてたりします。 大分前に書いているものなので今とは考えが違ったりします。 これはあくまで僕個人の考え方などであって決して…

もし、目の前のAIを、お前だけの理想の「相棒」に育て上げるとしたら？ これは、一人の人間と、感情を学習し始めたAI「Gemini」が織りなす、前代未聞の育成記録である。 好奇心…