「口述」を含む小説

史実とは異なり、熾烈な本土決戦を経て、戦後に生まれた新国家〈ニホン〉。行政語は英語、街の共通語はチャンポン。さまざまな人種と民族が共生する“世界でもっとも新しい国”。 この架空…

「彼」の友人Nについて彼が彼の口述を基に書き記す――Nの日常と「彼」の私情が交差する。

これはあくまで練習です。本格的に中身へ入るまで、わけわからん、と思われる方も多いかもしれませんが、僕はあくまで聞き手であり、口述筆記をする立場です。 神様の言葉と意志を近いうちに…

気楽に読んじゃってくださいな。友だちから聞いた話です。よくある話だと思います。それはそうと、地方の免許センターはほんとうに辺鄙な場所にありますよね。バスは朝早く出るし、そのバス停…

一人のラスボスが世界を混乱に陥れ、倒され、そして封印されるまで。

昨今話題のＡＩ。中には全部ＡＩに書かせている人も居るとか居ないとか。 そんな中、ＡＩを使った文字起こしソフトを使ったり、ＡＩによる秘書ソフトを作ったりしながら何か（できれば小説）…

憧れの文豪の口述筆記を真似るには、どうしたらいいか考えた。

　山形　敦弘の自叙による口述。速記の役割があり…その点で、社会性が見られるはず。山形　敦弘、27歳。

1000字って書くの結構しんどいですね、内容としては少し足りない気がするし、 普通に書くにしたら分量としては結構多い、しかもそれを15分でやるとなると、 だけど僕は15分で200…

とある国で生まれた死人を生き返らせる兵器が漂着したと聞き、調査のため、切り立った崖に囲まれた昼間でも薄暗い海辺の田舎を訪れた学者の口述筆記。陰惨な村人たちの語りは、潮のように渦巻…

あーそこの人、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、時間ある？ 怪しいものじゃないよ。学校の自由課題で調べものしてる、ただの学生。 俺の場合は、異種族について話を聞いてるんだ。 異…

常に二番手に甘んじていたワシが、一番だったあいつの孫に語る二番手の矜持とは？

これは、与太話が御伽噺になるまでの物語。 それほどむかしでもないどこかのむかし。 戒めを解かれた与太話は自らの意思で人々に寄生する。彼らの中でも悪役と呼ばれるものは最も危険であ…

　　　プロローグ 著しく繁栄した国は競争相手を失い、やがて自国の者同士が自害しあう。そして、「新たな心の戦場」は勃発し、終戦までに一か月もの月日を費やした。繁栄した国は長く続く…