「十二月二十五日」を含む小説

勝手に1人にしちゃってごめんなさい。 （宗教絡みの話は他でしてください）

　双子の獣人族、兄・ヒックと妹・チキ 　ふたりが辿り着いたのは、雪が降り積もる『冬の国』だった 　十二月二十五日を目前にしたこの国では、人々が善行を積んでいた―― 　積むこと…

明路四十五年。赤い月の落日によって人々の生活は脅かされ始めた。片田舎の小さな村、そこに住まう人々全てを石に変えた少女──異能者の出現によって。 やがて幕を開けた泰生時代。激動の…

　十二月二十五日、早朝。 　仕事を終えて再会したふたりの男女。 　サンタクロースのふたりは、一年に一度の――――逢引をする。

『和干菓子国』を守護する龍、野良に『洋仁紫国』を守護する竜、吟華から十二月二十五日に行われるクリスマスパーティーの招待状が十二月一日に届いた。 何を持って行けばいいのか。 苦悶す…

　来る十二月二十五日......サンタのおじさんは言いました。 「やべぇ、間に合わねぇ」 　現役のサンタさんであるサンタ・ノ・オジサーンは腰を壊し、聖夜の夜にプレゼントをすべての…

ある家族のデッサンです。

　――今日は、十二月二十五日。クリスマス。 　雪の降る中、僕はエリとクリスマス・ケーキを買いに行く。

十二月二十五日、クリスマス。 彼女とのデートを予定していた主人公、そらはなかなか来ない彼女を心配していた。 愛しくて仕方のない彼女のことを考えながら、彼はずっと彼女を待っていたが…

「 三日後、世界は私が放ったウィルスによって破滅します。どうぞ最後の三日間をお過ごしください」 つい先ほど、ペストマスクを被った白衣姿の人物が淡々と宣言した。僕はもう何も映って…

この世界では、毎年十二月二十五日深夜零時に初恋未経験の十八歳が姿を消す。 それを世間では昔から、クリスマスケーキが食べれるのか、世間から死んでしまうのかにかけて「ケーキか死か」…

　十二月二十五日。 　年に一度の聖夜に、学校からの帰宅途中にあった彼は日課にしている書店での時間潰しに勤しんでいた。 　家に帰って、夕食までの時間を潰す――という、一日に何度暇潰…