「北端」を含む小説

　憧れの勇者様にスカウトされ、田舎から帝都に出てきた迷宮学士のヴァニラ。しかし連絡の行き違いでもあったのか、王城では門前払いを食らってしまう。仕方なくヴァニラはギルドで紹介された…

世界の北端、巨大な裂け目── 人々が “深淵（アビス）” と呼ぶ底なしの穴。 そこでひとりの赤ん坊が見つかった。 少年の名は レオン。 深淵のそばで拾われた彼は、幼い頃から不可…

戦禍の大陸の東端にある小国、フレーデン王国。 王都フォレスの北端には女性王族だけが住まうバレリー宮殿がある。 そこは男子禁制であった。 警備も女性が行うが、男尊女卑が少なからずあ…

工藤誠（くどう まこと）、16歳。 J国の北端・蒼護圏蒼護市に生きる凡人。 中学三年で大病を患い、普通の受験もできず通信制高校へ。 友達もいない。青春もない。 唯一の救いは、ラ…

5話ほどの短編です。 関連作品の繋ぎの話になります ――― その世界は、とても大きな世界だ。 多種多様の種族に溢れ、交易し、争い、友好を深めては時には裏切り滅ぼしあう。平和の…

大陸の北端に、かつて「捨て地」と呼ばれた極寒の土地がある。 魔導士たちは、火の魔法で暖を取り、水の魔法で水を確保し、風の魔法で結界をはりめぐらせて、不毛の地に魔導国家エミリアを繁…

ネピードは、彼の村に突然やって来て神のために若い生贄を要求する野蛮人達に勇敢に挑む。残酷な不正は、彼の隠された伝説の力を呼び覚ます。野蛮人達は、勇敢な魂を探していた魔導士達のカモ…

異世界から、現代日本へ。 ムダル大陸中央に位置する人間の帝国アル＝カザンサは隆盛を極めていた。 5年前、ムダル大陸北端、通称『絶望岬』にて魔王城が復活し、魔王軍は見る間にその…

　九州北部、某県と某県の狭間、内陸地に位置する地方都市、香ヶ地沢。 　その北端の山間部という、これまた辺境の地に位置する村落、朽無村。 　良く言えば自然に囲まれた、悪く言えば…

【プロローグ】 西暦1650年の冬。太陽系内に突如として未知の恒星が出現。地球上で昼夜を問わず明るい異常現象が一週間続いた後、未知の恒星は忽然と消えた。時を待たずして、海洋生物…

★★★ コミックス第一巻が、12月5日に発売されます！ ぶんか社様からの発売です。 固有スキル『献身』を持つヤマトは、『勇者選定機構』の目に留まり、勇者候補のパーティーに半…

北端の大名、竹前家の姫君イコは前世、千年後に添い遂げることを約束し、そのお相手がどうも将軍らしいが、記憶にない。 正室候補として大奥にあがったものの、イコの頭を悩ますもの、それは…

村人が突然消えてしまった大陸北端の極寒の地に突如として現れた2人の戦士。黒いスーツという軽装ながら、体内を流れる黒炎の魔力により驚異的な戦闘力を誇る伝説の「黒衣」の戦士であった。…

　広大な樹海を持つ世界アゲイト。そこには巨鳥ベヌゥに乗り、樹海を行き来する鳥使い達がすんでいた。 鳥使いの一人カーネリアは、暫く平穏だった樹海に異変の兆しが現れたのを知り、村の図…

ある日ユーラシアに魑魅魍魎が現れて３０数年。 寒冷化と異世界からの多種多様な異世界人の流入、侵略によって世界の様相は大きく変わってしまった。 この事件から大電力が使えなくなった世…

エルスト大陸の西端に位置するオーバル王国。 建国から三百年が過ぎ、嘗ての繁栄も陰りが見え始めた。 領主の独立及び都市による自治の宣言など、混乱は広がっていった。 北のエディル帝国…

神話と魔術が未だ現実のものとして存在するマレバ大陸、の北端に位置するは魔女領クライネシュヴァルツェ。 ある年の春の月夜、領土の殆どが森に覆われたその地に7人の高名な魔術師が集う。…

　その世界は、常にどこかの国や地域において絶えることのない戦争や内乱が繰り返されていた。 　しかし、人類はいまだ『世界大戦』を経験せず、多くの者はそれを絵空事と笑っていた。 　飛…

戦争の最前線に位置する北端の地。 軍人のマトは、海の向こうの敵国から飛来するドローンを撃ち落とす〈鴎撃ち〉として日々の任務に就いていた。ある違和感を抱えながら……

第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作のスピンオフ短編がカクヨムに登場。 2020年3月10日、第3弾『蒼空はるかな最果て図書館』の発売を記念して、短編連載を開始！ 《毎週、月・水…