「元サヤ？」を含む小説

【全１１話】 学園の卒業パーティーで、公爵令嬢クロエは、第一王子スティーブに婚約破棄をされそうになっていた。 しかし、婚約破棄を宣言される前に、クロエは倒れてしまう。 クロ…

　！！！ドン！！！ 「ぐっ…かはっ…！！」 　後ろから何かがぶつかる衝撃を受けたと思った瞬間、激しい痛みが背中を貫いた。 　 　な……に…？ 　ガクンと膝から崩れ落ち、その…

彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に…

〈本編完結済。今後は番外編更新予定〉『本の虫令嬢』 こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか？……もう随分前の事で忘れた。 私、マーガレット・ロビーには婚約者が居…

侯爵令嬢のミレーヌは、学園のカフェテラスで婚約者の第三王子から婚約破棄を告げられてしまう。 婚約破棄の理由はミレーヌが王子の隣に座る男爵令嬢をいじめたから。 いじめなんてミレ…

「僕は両親に売られ、君の家に金で買われた。だが心まで自由にできると思うなよ。決して君に屈したりしない。愛するなんてもってのほかだ」 婚約者カインツとの仲が冷え切っていたセリア。…

「僕には愛する人が居る。君との結婚は世間体だけだ」 結婚式の夜。さぁ、初夜だ！という時になって、私の夫レニーはそう言った。 それならば私は伯爵夫人としての務めを果たすまで。愛の…

蔵元藍と高山凛は幼馴染である。 そして、お互いを想い合っているのだが、ある一言で距離をおくようになってしまった。 元サヤに戻るのか、新しい出会いに向かうのか。 不定期更新で…

　伯爵令嬢ルチアには、最悪な婚約者がいる。親同士の都合で決められたその相手は、幼なじみのファウスト。子どもの頃は仲良しだったのに、今では顔を合わせれば喧嘩ばかり。しかも初顔合わせ…

【2章まで完結】 貧乏男爵令嬢のアビゲイルが結婚を考えていた恋人アーサーから突きつけられたのは、理不尽な十三の注文だった。 『結婚後は領地を出てはならない』『実家から連れてきた使…

「必ず生きて帰るから、だから待っててローズ」 「私のことはいいから、ともかく無事に帰ってきてね」 幼馴染で恋人のバックを戦場に送り出したローズ。 だが王都へ出稼ぎに出た彼女は、…

部下の砂賀がやったヘマの謝罪を行うため高級な羊羹片手に取引先へと向かう颯一郎。「羊羹で許してくれといいな」そんな期待は早々に打ち砕かれる。 頭を深く下げいの一番に謝罪の言葉を口に…

エリュシア・ル・タレイアは、若くして女王として即位した。 その傍らに並ぶのは、聡明で誠実な王配ラグラン。 彼女にはかつて一人の男を愛した記憶がある。 伯爵家の庶子、ジーク・ヴェ…

子どもの頃にした夢の約束、春樹の作ったステージで紗耶香が歌うというそれを果たすため、恋人とようやくなった二人は別れる決断をした。そして５年後、アイドル歌手を引退した紗耶香は元サヤ…

夜会で婚約者の王子から婚約破棄を言い渡されたメディナ。しかし彼女は落ち着いて破棄の理由を問い質します。すると王子は何故かメディナを誉め始めるのです。その裏には色々な人間の思惑が絡…

マグレガー公爵家の一人娘、エステルは箱入り娘として大切に育てられてきた。恋愛結婚を許された彼女は、幼い頃に助けてくれた水色の髪と瞳を持つ男性、ザカライアと学園で再会する。彼はハモ…

ある夜、カインは森の中にある城に足を踏み入れた。かつての婚約者であるエヴァと再会する為に。過去と決着をつける為に。 さらさらしるな様主催の匿名元サヤ短編企画に参加した際の作品です…

竜殺しの聖剣に選ばれた姫と、その鞘に選ばれた騎士テオ。 二人の間に愛こそあれ、テオは「愛あればこそ、おれはそばにいてはならない。」とその関係性を是としなかった。 姫との同行を…

　人生最初で最後のプロポーズの相手は、お姫様みたいに綺麗な女の子でした。 　って、いや待って！？わたしも女なのですが！？ 　そんなある日、なんだか周りが浮き足立つ会社で現れたのは…

子どもの頃にした夢の約束、春樹の作ったステージで紗耶香が歌うというそれを果たすため、恋人とようやくなった二人は別れる決断をした。そして５年後、アイドル歌手を引退した紗耶香は元サヤ…