「僕が俺で俺が僕で」を含む小説

私は1人であるトンネルへ。そこで見たモノは、人間ではないモノ。そいつに捕まった私に起こることは。

俺、谷口俊哉は屋上で告白された。その相手は語尾になのですをつける系女子だった。 彼女は野球と小説を愛する少女で、語尾は小説から来たらしい。 だが、彼女の家族は皆それぞれ一癖あり、…

一人称「私」は一見無個性だけれど、案外そうでもない。今は多少ネガティブに捉えざるを得ないかもしれないが、いつかポジティブに受け止められるようになるはずだ。

せっかく本を拾ってあげたのに、それが原因で怪我した僕に「本に血がつかなくて良かった」。彼女はそう言った。 面白い本はつづきが気になるもの。もっと読みたくなるもの。最後が気になるも…

　柑奈と冬夜は幼なじみで彼氏彼女。 　同じ高校で同じクラスにもなれた二人。 　しかし柑奈は、冬夜が読者モデル並に格好いい男の子なので、他の女子からいじめられないか、内心ビクビクし…

これはただの思いやりも親切心もなにもかもがない。 言い聞かせ、そして翻弄される。どうなるかなんてじぶん次第。 ＿答えがないのだから

【歩く嫌味百科事典】衆多院或鳩。 【動ける百二十貫デブ】金成彪。 【黙るしかないイケメン】鉄星呉。 冴えない三バカトリオは、待ちに待った新作ゲーム『フランドルフ』の世界に召喚され…

男装の麗人にして国民のカリスマ的存在、イースター・リリー。 同じく男装の麗人であり、イースターに使えるユウリ・クルマ。 誰もが憧れる彼女たちが見せる昼の顔と、夜の顔。

「面白れー女。気に入った。お前と付き合ってやるよ。ほら、行くぞ」 にやっと笑う、端正ながらもワイルドさを感じさせる俺様系の笑顔。 その場面を見たとき――――少女マンガや恋愛系…

　貴族の長男として不自由なく育ったラルクは、七歳の魔力測定の際、魔力を一切持たない『無魔』の烙印を押されてしまう。 　さらには災いをもたらす元凶とされ、辺境の地へ追いやられること…

　昴とプレアデスの間に跨る恋慕は真なるものだ。少年は竜を、竜は少年を、惑う事無くひたすらに愛している。 　しかし、ふたりの恋慕を遮るものは多い。昴はヒトとして身体が成熟まで辿り着…

タイトルと同名の自主企画参加用作品です。 彼氏はタピオカの病に侵されてしまったらしい。 そんなカップルの甘さのないコメディを目指しました。 書いてて楽しかったです。 30…

　朝、部屋に警察がやってきた。私が死んだと言う。その後、どんな捜査をしても、私がどれだけ「私はここで生きている」と言っても、私は死んでしまっていた。