「ベンチャー企業 SF」を含む小説

深夜のコンビニで二十年レジを打ち続ける智子。 いつもの静かな夜、酔客がふらりと来店し「地球はありますか？」とおかしなことを切り出す。 どんな客にも動じない経験豊富な智子が冗談であ…

　敵対的AI（HAI）の襲撃から始まった銀河帝国の内戦は20年も続いた。戦後、あぶれた兵士達は賊となったり、傭兵になったりして日々をしのぎ、勝利した企業連合も連合を解散してそれぞ…

世界は完璧なAR技術を実現した。 ベンチャー企業が開発したデバイス、『イマジネクト』 ユーザーの思考をホログラムとして、現実に再現するというそのデバイスは、世界に大きな影響を与え…

【「第45回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞」応募作品】 二十五歳の小山内一郎は、半ば追い出される形で会社を辞めることになった。 心身ともに疲れ果てた彼の為に、仲間たちが計画してく…

　受精卵を人工子宮に着床させ、出産まで人体外で発育させる義胎妊娠技術が確立された近未来。義胎は女性を出産の責務から解放するとともに、出産の在り方、家族の在り方さえも変えていく――…

とあるベンチャー企業が手乗りミイラを開発した。「私」も流行に乗って手乗りミイラを飼いはじめ、徐々に手乗りミイラの魅力に引き込まれていくが……。 ――私の覚悟は、もう決まっている…

ベンチャー企業を立ち上げたばかりの「僕」がパーティーで出会った少し不思議な女性、鳴海マヤ。 彼女は未来に何が起こるのか、百発百中で当てることができるという。 「僕」は鳴海マヤと一…