「呪術師リラ」の温かなファンタジーとは対極——夜風さんのもう一つの顔がここにあります。
完璧なAR技術を実現したデバイス「イマジネクト」が世界を変えた近未来。ユーザーの思考をホログラムとして現実に映し出すその技術が、信じられない事件の温床になる——18歳の少女・一矢当死唄が特務機関と出会うことで動き出す物語です。
「PSYCHO-PASS」や「攻殻機動隊」を想起させるという複数レビュアーの言葉通り、SF×サイコスリラー×アクションが高密度で絡み合います。「初弾 弾込め」「二弾 装填」という章立てのセンスが作品のテンポを象徴しており、120話・20万字という圧倒的な積み上げが連載への誠実さを示しています。
「ボクが動く、だから、キミが撃つんだ」——このキャッチコピーの意味が、読み進めるにつれて変わっていく一作です。