「きっと こころ」を含む小説

これは、私、たねありけが、ほかの方の作品を読んだ所感を紹介するものです。 感想やレビューでは、小説の技術的な面にあまり触れることができません。 また、ネタバレを含む素直な感想も…

「俺、彼女が出来たんだ」 耳を赤く染め、はにかみながら涼太はそう言った。 その日は茹だるほど暑い日で、エアコンの付いていない涼太の部屋は、ドアを開けた途端に熱風が体にまとわ…

昔から感情型人間の私ですが、感情鈍麻になったことがあるのです。現在ですら、完治したとは言いきれません。きっと、昔のような鮮やかさは戻らないのだろうと、薄々感じておりますが、それで…

　 涙の精　うるるのお話です いろいろななみだ キミのかなしみを きっとやさしく 包み込む うるる

「さよなら」は、約束のはじまりかもしれない。
 ＊＊＊ 不登校の子と、一緒に進んできました。 保育園が一番の登園率。そして、今。 そんな毎日を、いろはカルタにしてみました。 …

黎明……いや、明×黎　命令！ ちょっと、攻めてます。夢の中だから、許して これは…… 攻めすぎ？いや、たどり着いた果ての本音？ “夢の中”という帳の中で揺れる、あまりにも繊細で…

きっとみつけるから

皆さんは、同性愛者。つまりバイ・セクシャルをご存知ですか。今の時代珍しいことではないでしょう。 しかし、知っている方のなかで実際に出会ったことのある方は少ないのではないですか…

小学生ダンス大会を前にして 不安なこころが見せた、それは幻？ 大切なことはきっと じょうずに踊ることじゃなくて

澤村夏帆（かほ）は、個人指導塾で中高生の文系科目を教えるアラフォー女子。 ある日の夜、仕事帰りのコンビニで、夏帆は教え子の高三の男子・矢口に呼び止められる。矢口がさらりと口にした…

この世の終わりに、神と悪魔の軍勢が果てしなく戦い、ついには神の軍勢は敗れ、地獄の闇の底で蠢く魑魅魍魎が千切れた兵士の死体をむさぼり喰らう夢を浮多郎は見た。 「浮さん、たいそうひど…

ある時、「僕」が悪夢を見ていたら、白い空間にたどり着いた。そこにいたのは赤い着物と長い黒髪に彩られた美しき女性。彼女はその白い場所を「夢世の果て」だと言った。 夢の中で繰り広げ…