「「変」」を含む小説

あつさを何とかする話

ある朝起きたら、俺は人間になっていた。確かに昨日までは、ペンギンのはずだったのに。 自主企画「ペンギンSFアンソロジー」用に書き下ろしたものです。 https://kakuyom…

呪いを治療する術を求めて旅する聖騎士の心にあるのは、主である聖女ただ一人……清楚で心優しい人だった。 だが、今彼の後ろを付きまとうのは、聖女と正反対なだる絡み好きの魔女なのだった。

フィンディル様の自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」のために書き下ろした掌篇小説です。 すでに一作応募させていただいているのですが、どうしても「西かつ東」という超難関な方角…

　百物語の四十六話目、二回生の波多野は語り出す。「いちおう、私が体験したことなんですけど……■■圏の田舎にある、変な医院さんのお話です」

お約束のようにトラックにひき殺された、ただの高校生だった黒須伸士（くろす　しんじ）は、突然神と名乗る幼女に、自分の創った『界』に行くように言われる。 ただ、この神（ょぅじょ）は、…

自主企画「（まだ）存在しない物語の後日談または番外編」参加作品です。きっと本編は妖怪退治ものだと思います。 ――― 転校初日。わたしはクラスメイトの優奈に「すごい場所があるか…

あらすじ 「くっ、オレは四天王最強、この組織はもうだめだあ。オレはここでお暇をいただかせてもらう。」 「エッ、ア、アニキ―。僕らどうすれば。」 「勝手にしろ。」 「お、おともいた…

トロイの戦争から200年前に、オルフェウスは既に成熟した英雄として知られていました。彼は早すぎると思えるが、またちょうど良いタイミングで現れたと感じられる。 -------- 警…

「花がため息をついてる」 と、後輩が変なことを言い出した。 最初は半信半疑だったが、確かめると、後輩の主張通り、花が何かをしゃべっているように聞こえる。 それはテニスのダブルスを…

少し変わった彼女。 変な例えばっかりする彼女。 僕のために、怒ってくれる、優しい彼女。

神使猫背。大学4年生。女。身体的特徴：猫背。 ある日友人から、ライブハウスでの公演をすべてバックレている学生バンドの実情を調査してほしいと頼まれた猫背は、件のバンドの部室を尋ねる…

恋人の行動がどうも変なんだよな。 暇ができたのでちょっとした悪戯心で覗いたら・・・ ※なろうにも投稿

《ちょっと、ゲームのデバッグしてみて》 　謎解き脱出ゲームを作ると息巻いていた、顔も名前も知らないインターネットの友人。送られてきたリンクを開いても何も操作できなくなって、結局…

なんか上手くいかない主人公の手に来た謎の石。その石が来てから開いた人と石との縁が、引きこもりガチ勢な彼を強制的に不測できない日常や謎、湧いたトラブルそして謎の祖父について向かわせ…

　クラスの影のキャラである主人公の柊隼人。入学してから二週間も経つが、彼にはどうしても慣れないことがある──。 「柊くん、やっほ～」 「……や、やっほー」 　クラスの美少女、…

本能寺の変で命を落とした森蘭丸は、争いの絶えない修羅道で意識を取り戻した。が、そこにあるのは魂だけで肉体はなかった。彼の魂は源九郎義経の中にあって、彼と言い争いながらも人間道への…

高校1年生の主人公伊藤は退屈だ。そんな伊藤の前に現れたのはお嬢様！？戦いを挑まれたが、内容はこちらが決めて良いとのこと。そうなりゃ イカサマをしてでも勝ってやる つまらないと思…

変なやつが妙な時間に来るという話です。