「#和」を含む小説

午前零時に始まる残酷なライブ配信動画を見ていた男たちが、一人また一人と闇の中へと消えて行方不明になっていた。 勤め先がことごとく潰れる和高見愛流（わたかみ　あいる）は、十二回目…

令和3年8月11日、高校時代の級友が、膵臓癌で亡くなった。彼はその高校生の時からずっと日記をつけていた。葬式の数日後、かなり重い段ボール箱が私のもとに届いた。彼の遺族からのものだ…

投げ銭アプリでの使用可。改変不可。 読み物のような、1人芝居のような不思議系小噺。 十五夜の満月の宵とあっちゃ、不思議なことくらい起きるもんです。 別のところで数年やっている三月…

沖縄への核攻撃を皮切りに、第3次世界大戦が始まった。 私、西村千里は、さいたま住みの16才で、引きこもり。 それが、あるきっかけで、大宮駐屯地の自衛隊でバイトをすることになる。 …

つまみ食いするように、短い怪談を書いては置いていきます。

　絞殺事件を担当する所轄警察署の柴塚刑事は行き詰まりを感じていた。 　犯人は、首の骨にヒビを入れる程の力業で成人男性を絞め殺す一方で、現場の物証どころか周辺での目撃証言さえ皆無と…

淡雪さんの企画に参加↓ 令和４(２０２２)年１月１日 お題６０『最初の日』－「この時」 １：朝起きてやったこと 原稿を 机一杯 広げたら 自分の世界 浸れる幸せ

淡雪さんの企画に参加します↓ 令和３(２０２１)年１２月２８日 お題５６『ある意味、異世界』－「外の世界」 １：県外 いつも行く あの場所この場所 その場所も よくよく思えば …

昭和から、平成、令和へと至る、谷中昌行とその「眷属」たちのドラマを綴っていきます。

小説家になろうでも掲載しているものです。 文字つめつめ和風胸糞キャラが見たい方におすすめです。 監禁、理不尽、言葉の暴力等含まれますがこの物語は全てファンタジーであり、現実の物事…

　俺こと藤野（ふじの）はハート・スナッチャーだ。 　ハート・スナッチャーとは。ヒトの心臓を抜き取り、喰らい、永久の命を得た者の事。 　俺は戦国の世から令和の今まで生き延びている。…

遠い、遠い未来、太陽系の片隅で…… 　地球という星を「首都星」として中心に、太陽系全部の星々が人類の手により開発され、人が住まう時代。音楽で食ってくという夢がなかなか叶わぬ事に…

スカートがひらめく。そのスカートが、目の前をずっと覆っているような気がして。時間をゆがめる、和三盆。 ここではない、どこかこの国によく似た場所。学生たちは私たちと同じような悩みを…

淡雪さんの企画に挑戦します↓ 令和３(２０２１)年１２月１５日 お題５３『今年でこれを卒業します』－「卒業……」１：出来るかな？ 決意して 結局出来ない それならば 目標決めず…

和太鼓九年目の男が和太鼓について色々と語っていきます。 語り尽くしたらそこで終わる可能性があります。 なお、これは僕個人の経験から語っているた…

この世界には、「産土様」と呼ばれる者たちがいる。彼らは土地が具現化した存在であり、時には「土地の化身」とも呼ばれる土地神と人間の仲介人だ。彼らは人と共に長い歴史を生きてきた。…

ちょっぴり勉強が苦手な中学二年生、若月和葉《わかつきかずは》。 彼女の特技は寝ること。今日も学校の授業が睡眠学習の時間だった。 真面目で勉強もできる和葉のクラスメイト、白石悠斗《…

龍崎一平は今年二十五歳になる、私立大学職員である。大学の職員公募に応じて、大学職員になって三年になり、頭打ちで、仕事への熱意も下がり気味だ。そんな彼の前に、ピエロが現れて、チラシ…

母の口癖「そうなんだ」……薄く共感するからこそ平成だったんだぞ 娘の口癖「せやさかい」……つい踏み込んでしまっては叱られる令和のさくら

関ヶ原の合戦の中央突破を目指した、島津義弘公は令和時代に現れる。 さて、義弘公は無事に1600年に戻れるのか？