「てきは ショートショート」を含む小説

自動販売機の「？」から出てきたアドニスの缶。 他、以前に書いた短編ホラー小説の詰め合わせとなっております。

高校入学の祝いに、祖父母からロードバイクを贈られた。 それ以来、走っては風景を切り取り、記録を重ねてきた。 今日は、そのロードバイクを友人に貸し、ふたりでツーリングに出かける。…

ほのぼの異世界ファンタジー。 ふわっと優しい世界へようこそ！ 第１章　僕は彩香には逆らえない 異世界に転移して、え？　言葉が通じない！？　 よくある異世界転移なら、言葉通じ…

二組の男女が廃病院へ肝試しに来ていた。ここは曰くの有る心霊スポット。あまた訪れてきた格闘家達が、ことごとく返り討ちにあってきた恐怖の廃病院なのだ。そして今宵もまた生贄になる男がい…

他人からは無価値な才能をひとつだけ、自分だけは大切にしようと行きてきた。しかし、その無意味さにも嫌気がさしてしまった。長年連れ添った才能を捨てると、部屋にはとうとうなんにもなくな…

孤独はいつも、歓声の中心で生まれる。

天界の発明王・ユーレカが病める友のために発明した「どんな食べ物にも一度だけ変わるチケット」は風に飛ばされ、人間界に落ちてしまう。チケットが降り立ったのは、世界随一の美食家たちが囲…

王様が祈りを捧げることで豊かな自然で幸せな国。しかし、一人の姫君が連れてきた婚約者により……

寝転がって漫画を読んでいたら、突然スマホが喋り始めた。聞こえてきたのは俺の声。

親の期待と支配の中で“良い子”として育ってきた蒼。法学部に進学し、何不自由ない生活を送っているはずなのに、心はどこか満たされない。そんな彼の世界が揺れ始めたのは、自由を選んで生き…

誰よりも家族のために尽くしてきた男がいた。朝早くから働き、家事を担い、家庭を支えてきた。しかし、帰ってきたのは妻の裏切りと娘の冷たい視線。不倫、嘲笑——すべてを悟った男は、静かに…

家庭に尽くし続けてきた主婦・恵。だが、無関心な夫、反抗的な息子、積み重なる「無価値の証明」に心が壊れ始める。ある日、彼女はすべてを置いて家を出た。置き去りにされたのは、恵ではなく…

掌編集です。懐かしさを感じていただけたら嬉しいです。

部屋に木が生えてきた男の話。

悪い習慣をやめたくて、心理カウンセリングを受けにきたのだけれど。 「習慣」というお題で書いたショートショート。

山奥のガラス工房で、一人静かに暮らす男。 面倒な人付き合いを避けてきた彼のもとに現れたのは、尻尾の短い一羽のカラスだった。 どこか不器用で、けれどあたたかい。 一人と一羽と一つ…

静かで穏やかな日常。その裏側には、誰にも言えない“真実”があった。 結婚後次第に強くなってくる互いの両親からの子作りへの重圧。結花と直人は、「両方の親を傷つけないため」に沈黙を守…

K町に引っ越してきた璃世は、新たなかかりつけ医を探している最中であった。風邪を患った璃世はとりあえず一番近い診療所へ...。そのには紅白色の髪をした怪しげな医者がいた。

巷で噂の配送会社、Q社……クリックすればあっという間に荷物をお届け！ 「なにかの誤配」 701号室の男は猟奇殺人鬼だった。 　捕まえてきた女を拘束し、自分の好きなアイドルと同…

※ 近況ノートを使った表紙画 https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818622176006831464 　もとは「別れ…