「怪談、 ミステリー」を含む小説

喫茶店の呼び間違いから始まった“名の抜け”は、コインランドリー、理髪店、図書館、集合倉庫、そして寺の鐘楼へと波紋のように広がる。白で白を刷る□ラベル、四つの釘穴、黙った鈴、角が欠…

時は1974年。 雑誌記者の丈治は、ブームに乗って新設されたオカルトコーナーの記事を任される。 命じられてツチノコ探しに出かけた帰り、丈治はマンホールに落ちていた子供、明を助ける…

要するに学校の怪談ぽいのを書きたいなと言うことになりまして、別作品の「短編ホラーオムニバス204号室」に入れようとしたのですが、長くなりそうなので別枠にしました。 あまり怖くない…

三下編集会社で働いている主人公は次号の特別コーナー編纂のため、『自らが経験した怪談』を募集することにした。臨場感が欲しいという理由で「直接対面して話す」という条件を付けくわえた結…

K県A市T地区にて、住民九名を焼死させるアパート火災が発生。 「あれは事故じゃありません。殺人です」 一人の女子大生の告白によって、事件は急展開を迎える。 犠牲者の遺品は全て“怖…

これは良いことです。これは良いことです。これは良いことです。これは良いことです。これは良いことです。これは良いことです。 くぎなり

それいゆ文庫さんより発売中の『別天町トラブルバスター　呪物師は眠らない』の番外編、第二弾となります。 【あらすじ】 歓楽街『別天町』で便利屋を営む見神光一が失踪した。 怪しい依…

11年前のあの日の事故。 何が起きたのだろうか。 事故で済まされるのだろうか？ 少しずつ明かされゆく謎。 全てはあの神社に。 筆者の拙い文です。 書くスピードが遅いので話の区…

仲良くなった人に「怖い体験とか不思議な体験はないですか？」と尋ねると、だいたいの人は「いやいや、そんなものはないですよ」という回答が。それでも、「なんでもいいんで、１つだけ」と食…

交番前の掲示板に「－2人」と記されていた。警察官は「二人生き返った」と笑顔で答える。

新人看護師として初めて迎えた夜勤。 最期を見届けた病室に、故人が生前愛用していた黒い電動車いすが遺された。 「ここで役立ててほしい」という遺族の願いと共に寄贈されたはずのそれは、…

前作「ポンコツなんて言わせない！『もののけハンター』さわこさん」の番外編です。　 短編の予定です。なお、続き的な内容ですが、前作の第二部ではありません。

頼まれごとを断れない“僕”は、寺の息子・蓮見先輩と出会い、怪異×日常の継ぎ目へ踏み込む。合図はいつも同じ――チャイムや通知が短→長で二度鳴り、一本の足音が近づく。原因は目に見えな…

それいゆ文庫さんより発売中の『別天町トラブルバスター　呪物師は眠らない』の番外編の小話となります。 歓楽街 別天町。 便利屋を営む見神光一のもとに、上階で呪物屋を営む白鷺時也が…

　亡くなった友人のUSBに残っていた資料をまとめました。 どうやら友人は、亡くなる直前まで『鬼の話』について調べといたようです。 　『鬼の話』がどのようなものなのか詳しくは分か…

各話完結型です。お好きなエピソードからお読みください。AIにまつわる「ちょっと怖くて笑える(？)お話」を書いていきます。

大学時代、映画サークルの仲間たちと 関西のとある心霊スポット、〇〇ダムに行ってみたら色々ありました。

2025年、夏。朝日奈と日暮はオカルト研究部に誘われて学校の七不思議を調査するイベントに参加する事になる。調査する七不思議は二つ、学校のどこかにあるとされている『死の呪い歌』そし…

「想像してみたまえ、我々が生きる世界では、人々は生涯ずっと一枚の白い壁に向き合い続ける…」 「だが、ごく少数の天才だけが壁の向こうの広大な世界を垣間見ることができ、凡人には生涯…

　中学卒業後の春休み、山へと野湯を探しに出かけた二又兄弟は”人ならざるものと遭遇してしまい、兄の魁人に呪いがかける。弟の蒔人は魁人の呪いを解くために、その筋の専門家集団『どっぺえ…