「おいしいの？」を含む小説

気がついたら、僕――佐藤遼は見知らぬ森に立っていた。 どうやら異世界に転移してしまったらしい。 武器も魔法もなく、不安と孤独に押しつぶされそうになったそのとき。 ――ぷるん、と…

カクヨム短歌賞【ナツガタリ’25】10首部門応募作です。 そうめんおいしい。

乙女失格。 先日、近況ノートで、カクヨム仲間さんといろいろ話しておりまして わたしは、乙女失格であることが分かりました。 「好き」って言いますか？ 「好きです、つきあってください…

パンやお菓子でできた街を散策する、おいしい夢がたっぷり詰まった掌編集。 1話あたり140字以下、1日1話更新予定です。

旧題：ポップコーン食え！！！！ 2025/08/25 変更しました

「黒崎拓磨は、同じクラスの面食い美少女に告られてもこっ酷く振るほどの女嫌い。だがある日、不良生徒に空き教室へと呼び出された黒崎。その時から自身を取り巻く環境が一変する事態に──」…

働きたくない。極力何もしたくない。 でも世界が、私の「怠惰」を邪魔してくるなら——それは排除対象よ。 ベッドから一歩も出たくないお嬢様・セレーナ。 彼女の欲望はただ一つ。「快適…

　唯一テイム出来たモンスターは柴犬。それが、ジャン・コーリーとして異世界に転生した犬飼孝の悲しい現実だった。 　せっかくテイマーの名門校に入れたというのに、ブリーダー専門学校か…

テレビ番組で見たお米の炊き方があまりにおいしかったので紹介します。

『この夏、あなただけの好きを届けよう』という企画に参加しています。 スイーツ、甘い物大好きな筆者が好きを語りつくします。 でも、頻繁に食べているわけではありませんよ？ スイーツは…

※現在更新休止中です。稲獣の刈人完結後改稿予定。 銘米神が稲穂を纏う獣と化した――核を刈り、命を繋げ。 始まりは、稲成村で起きた原因不明の不作だった。 「銘米神に会いに行く」…

「あなた元々夢魔の家系なのよ」 ある日突然、幽体離脱する体質になってしまい、パニックを起こす凛生。そこで母から、実は我が家は夢魔の家系であり、代々夢の味がおいしい人と結婚してい…

金髪の美しい少女・ソニアは、しつこい求婚者に悩んでいた。お母様もお父様も頼りにならない。残る手立ては、願いを叶えてくれるという、恐ろしい魔女“チバリ”だけ── 深い森の奥を舞台に…

冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。 そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。 これはそんなおっさんの冒険者ラ…

「これから行くところはさ」 　足元もよく見えない暗がりの山道を歩きながら、彼女が口を開く。 　電車やバスの移動時間が長く、いつしか日が暮れていた。 「スイカがおいしいらしいよ？」

ここは読者諸君の住む地球と良く似た世界。 テレビもあればスマホもある。舞台は地球だし、登場人物のほとんどが日本人だ。 けれどちょっと違うのは、この日本には『怪獣』が現れるという…

〈夏編〉※月・水・金２１時更新 冷めた家族。無口な僕。 だんだんと雪が積もってゆく。 高校1年生の周祥は、転勤続きのために友達も彼女もできず、孤独なクリスマスを迎えることに…