「切ない ファンタジー」を含む小説

王女の瞳を見ないこと、人前に出る時は必ず王女の顔を隠すこと、そして……決して王女に情を抱かないこと。 これらを遵守し、呪われた王女を王妃の祖国の神殿へ送り届ける。 それが護衛…

とある場所にある島国アスタポリカ。 この国は戦争、犯罪、貧富の差もなく、資源も豊かで、そこに住む国民は何不自由なく平和に暮らしていた。 だが、そんな国にも一つだけ問題があった。 …

怖い物語から奇妙な物語、ほっこり温かい物語など取り揃えています。 『奇』の物語…ちょっと不思議な世界。後味は良くないです。 『恐』の物語…怪談を中心に恐い話。 『血』の物語…血…

都内で偶然出会った社会人の|慶永《よしひさ》と学生の|紫苑《しおん》は、互いに惹かれ合うも、あることがきっかけで離れ離れになってしまう。 友情、愛情、家族、そして命。 辛い過去を…

化け狐の一族として生まれた千（せん）と千の魂の繋がりにとして千を自分の器にしたサクラの出会い。また千と兄弟の盃を交わした王子達と掟とは何か、また人の幸せをするにはどうすれば良いの…

どんな時も、どんな状況も、僕には夢のようだった。 いつも夢を掴んでいる気がしていた。 例えどんなことが、あったとしても――。

そこは白い花を土地神として崇める自然豊かな土地。 都の鎮守である白桜を代々守る武家の水央（みお）と、土地神たちを統べる守護武神の常盤（ときわ）。 鎮守の白桜が枯れ始めていること…

未熟な作品ですので、それでも読みたいという方のみお読みいただければと思います。 ストーリー自体は約1年経った今でも面白いと思えるのですが、文章があまりにも稚拙で、見ていて恥ずかし…

突然帰って来た幼馴染・小町を戸惑いつつも迎える青年・青葉。そんな彼は特殊な能力の持ち主で、神に仕える神職だった。そして小町にも秘密があり……物語が進むごとに、彼女すら知らなかった…

向日葵の精のはなは、今日も太陽に振り向いて貰うために 命懸けで猛アタックをしていた…。 真夏の化身たちの恋愛ファンタジー物語。 別サイトさんの自主企画参加作品です。

全7話完結済 10年前にタイムスリップした私（絵麻）は彼女（優茉）と出会う。 自分であって現在の自分ではない未来の私を似ているが違う人間として接する彼女。 彼女と過ごして彼女の想…

【完結保証】 　俺の学校には1人の女子生徒がいる。 　学園一の美少女などと呼ばれる、ラブコメのヒロインみたいな少女。 　日本人形の様に清楚で美しく、それでいて何処か儚く感じる少…

拝啓 お兄ちゃん 私は不思議な町で、不思議な人に恋をしました。 国の首都の3分の2を占める巨大都市〝月城町〟 その月城町で最も治安が悪い貧民街、10丁目で生ま…

新垣直久はラベンダー畑を歩いていた。 毎年同じ月の同じ日、同じ時間に、この場所を訪れている。 隣を歩くのは直久が思いを寄せる女性、椎名美里。 彼女はもう、この世界には存在しない…

　佃煮海苔製造工場の派遣社員である成田蓮は毎日毎日、鬱屈した思いを抱えながら働いていた。 　そんなある日、いつものように佃煮海苔の瓶詰め作業をしていると頭の中に何者かの声が響いた…

お前をヒーローと見込んで頼みがある――うららかな春の日、地球防衛部に持ち込まれた依頼に、柳崎ダンと鋼鉄姉妹が意気揚々と挑む。 ※この作品はネオページ、小説家になろうでも公開して…

　「自分に素直でいること」をモットーに育てられた活発な少女パーシア。 　警察官として町に越してきた気弱な青年ダタール。 　趣味も性格も真逆の一組のカップル。二人に共通するのは、不…

迷子になった少年が見たのは、月明かりに照らされる一匹の兎。 だけどその兎は普通の兎ではなくて？？ ちょっぴり切ない、一匹の兎と少年の物語です。

とある時代の、とある場所。 何気ない世界の……けれど、誰かにとっては特別な場所で紡がれる、五つの物語。 ・彼女の名前 月に一度だけ出会う“彼女”と、自分でも気づいていない密か…

僕は、今でもよく海に来る。「あの子」の面影に会うために。 今でも鮮明に思い出せる。「あの子」と一緒にいたのは、ほんの一時だったけど。 でも、あの夕昏色の海の中。「あの子」だけ…