「カクヨムコンテスト【短編】」を含む小説

12歳のみゆきは、給食1食だけの地獄の日々。母の影はなく、冷蔵庫は空っぽ。雪の日に公園の滑り台の下で、凍え死のうとした彼女を救ったのは、謎のあねねちゃん。90日で脳の傷が少しずつ…

付き合って半年の、ワクワク、ドキドキなど、幸せな感情。 対して、別れて半年の、チクチク、ズキズキなど、嫌な感情。 どちらも経験した私の、素直な気持ちです。どうか、否定しないでほし…

北海道の親戚から貰った人形。 なんでもその人形は捨てても必ず戻ってきて...「なんで私を捨てたの...？」と言いに戻ってくる！ なにそれまぢホラーじゃん。と気になったギャル子は呪…

会社員の俺は、怒りを抑えられない自分に苦しんでいた。理不尽な上司に怒鳴り返しては自己嫌悪。大切な後輩に醜い姿を見せては、また自己嫌悪。 ——変わりたい。でも、どうすれば？ そんな…

朝の氷に見とれ、病院で“サンタなポリープ”に戸惑い、チャーハンを求めて白米に出会う――。 ちょっとしたすれ違いも、笑いに変えてしまう母とのやりとり。 これは、れなと母が織りなす、…

愛梨は穂乃果と仲のいい友達だった。くだらないことを話して笑いあう……そんな普通の生活がずっと続くと思っていた。 でもある日の夜、穂乃果は消えた。忽然と消えた。 もしかして力を使っ…

カーテンの揺れる部屋で始まった、 まだ不器用な同棲の朝と夜。 怖さも優しさも抱えたまま、 二人で少しずつ日常を覚えていく恋物語

日傘男子普及のために日傘を差す日笠くん。 彼を変わり者だと思っている芽唯は、雨の匂いがきらいだった。 日笠くんは言う。 「どうして匂いと記憶が強く結びつくか、知ってる？」

平凡な母親だが、取り巻く世界に右往左往。フッとみつけた小さな宝物。小さな幸せを拾って生きていこう。そんな日常です。