「ほも」を含む小説

瀛洲(えいしゅう)から出奔を果たした八咫(やあた)と食国(おすくに)は、本人たちの意志に関わらず引き離されることとなった。八咫は仙山(せんざん)、食国は白浪(はくろう)に属し、そ…

　原初の魔女が、日本列島以外すべての大陸を沈めて五百年。 　残された列島民は、与えられた《術式》を駆使し、ひがな《戦争》を繰り広げていた。 　降霊術師の国、墓場とうほく。 　妖…

「霊の存在を科学で証明してみせる！」 これが、わたしのイトコである小泉キョウヤの口ぐせだ。 そんな彼が放課後の教室で開く心霊科学研究所には、次々とフシギな現象の調査依頼が舞い込…

流行の最先端を行く、オシャレな女子高生の『宇佐美 早来』(うさみ さき)は、流行遅れの地味なクラスメイト『要 千歩』(かなめ ちほ)のことが気になって仕方がなかった。 もっと可愛…

女勇者「やっほ～異世界を冒険するぞ♪」 ギルド職員「冒険者は『個人事業主』になりますので、最初の冒険から１ヶ月以内に『開業届』をご提出下さい」 女勇者「……はい？」 　　　 異世…

博士 より豊かで、楽しい生活を送れるようにと研究を続ける博士。遂に研究が完成して、人々に感謝される…… |いもほと《妹仏》 　 博士の研究の集大成の一つ |おとほと《弟仏》…

ほげぇ！がほげぇ！してほげぇ！する物語

※10,000文字程度で完結済みの短編です 　感想などいただけると大変喜びます 穂稀 進（ほまれ すすむ）は国内の迷宮を探索する冒険者だ。 彼は毎週のように自称弟子の笹木 多華…

村比斗真帆（むらひと　まほの）はモテない平凡な学生。 ある日、定番ラノベのようにトラックに轢かれ異世界へ転生した。 そこで楽しい異世界冒険を期待した村比斗だったが、現れたステ…

主人公が繰り返すお話です ３４話のアップと共にタイトルを「繰り返す転生の果てに」から現状の物に変更します、元々こうするつもりでした 以下あらすじも追加 元日本人の主人公は転生を…

エリート天人の青寿は、下界に家出した天女・沙羅のことが好きすぎて、執着心が成長期。 どうにか天界に連れ帰ろうと、あの手この手で彼女に働きかけるが、沙羅はアイドルグループ「吹雪」沼…

時は現代。科学が発展し様々な神秘が解き明かされた今、日本の八百万の神たちは危機に陥っていた。そう、信仰が足りないのだ。人間の信仰が足りなければ神の威厳は減退し、いずれは神と名乗る…

今まで体験したほんのり怖いお話です。 意味を考えると怖いような、 考えなくてもうっすら身体が冷えるような、そんな、何の変哲もない日常。

「双葉屋クソ小説三国志」によせて書きました。うんこチームに参加いたします。よろしくお願いします。 ファンタジーの素養がないのですが、それ以前の問題のような気もします。また主催の双…

体の弱いミューズは小さい頃は別邸にて療養していた。 気候が穏やかで自然豊かな場所。 辺境地より少し街よりなだけの田舎町で過ごしていた。 走ったり遊んだりすることができない分ベッ…

＜夏の日の扉＞ 　向咲日葵（こうさき　はるき）は、未来の記憶を夢に見た。 　立派な医学博士になっていた都合の良い夢を、受験に追いつめられた妄想と、笑おうとした。 　だがその記憶の…

ある日、烏目雄太は元カノである鹿住時雨が放課後の教室でジャージの匂いを嗅がれているところに遭遇する。 ここは穏便に済ませようと静かにしていたが机に脚が当たり物音が！ 「え」 「…

錬金術師の父親と幸せに暮らしていた元気で明るい女の子マリーは、父親の死で叔母の家に引き取られてから、一転、悲惨な生活を過ごしていた。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜…

　半年前、私の愛した女性は毒を飲んでこの世を去った。私の友人はすべてを知っていて、何も言わなかった。 　ああ、だが、私に彼を責める権利があるだろうか？　忙しさにかまけ、彼女に何が…