「写真、カメラ」を含む小説

　スマホのカメラでも、綺麗な写真が撮れる昨今。ネット上は、栄える写真で溢れています。色鮮やかな写真、加工が見事な写真。それらを観るのはとても楽しいですが、「カメラ」で撮った写真も…

僕と彼女、春野千咲は幼馴染だった。 中学に上がってから彼女は写真を撮ることに固執し始め、やがて交通事故でその命を散らした。 抜け殻のように生きてきた僕が、想い出の場所で彼女が遺し…

祖父に育てられた、高校生の柚月。 祖父が病気で死亡し、失意の中の遺品整理。 その途中、祖父がこっそり使っていたアルバムを発見する。

「春に惚ける」のセダカ君と椎の大学時代。 美術館デートの後のカップルは、こんな遊びをしているんじゃなかろうか。

ハルと俺は幼馴染だった。 女子の中でも身長が高いことを気にしているハルに、俺、ナツはある「お金持ち計画」を提案するーー そんな俺たちは、ハルの誕生日をきっかけに公園の桜の木の幹に…

性癖：次元と時間の圧縮 性癖：人間辞めたい 性癖：神に等しい力がそこら中に転がっている状況 私の愛する道具について、なぜこの道具を偏愛するのかという説明。 第五回性癖小説選手…

汚染物質により外出が制限され、授業は仮想世界の教室で受けるような世界。 中学生の五十嵐夢月（いがらしむつき）はこっそりと抜け出し、近所に見つけた廃墟の遊園地で時間を潰す。 そこで…

その時自分が見えている世界を残しておける写真のお話し。あなたに、世界はどう見えていますか。

ひょんなことから、大学で写真部に所属することになった時永君と、写真部の面々の織り成す物語。 ・カメラは、実在の物を登場させています。筆者はCanonユーザーの為、他メーカー品に関…

生涯を終えた猫のテツは天国にきたと思いきや、あの世とこの世の狭間である黄泉街に通じる浜辺にいた。写真館の店主９尾狐人のツムギに、うちの従業員だと言われたテツは、人外や幽霊、物の怪…

祖父の家で『minoltaXD』というマニュアルカメラを貰ってしまった女子高生の美幸。 イチから始めるフィルムのカメラ。 使い方に四苦八苦するが、一つ一つの作業、手順が何とも言…

　これは、キヤノンのデジカメSX720HSの魅力である『小型軽量高倍率ズーム』を楽しんでいるんだ！　というエッセイです。 　本格的な一眼レフやミラーレスとは違い、その小型軽量を活…

2020年夏。 大学生の僕は、本当に撮りたかったものを見つける。 それはきっと記憶で、名残で、痕跡で。 きっかけなんてどこにでも転がっていて、それだけで世界は反転する。 …

部屋の模様替えをしていた私は、見覚えのない装丁の本を見つけて中を開く。 それは、自分とあの人が出会った頃の、あの人の日記だった。

このフェンスの向こう側から、その景色がみたいのかもしれない。

男が導かれるように入ったカメラ屋で、覗いたフィルムカメラのファインダーに映っていたものとは？ 残せなかった想いが銀板に浮かび上がる。

「ねぇ、私のこと、好き？」 石和　真（いさわまこと）、高校２年生。 写真部に入りつつ、趣味でも写真を撮っている。 ある日展望デッキから海の写真を撮ろうファインダーを覗くと時が止…

地元のトップ高に進学したが、学業がうまくいかず自分の存在意義を見失って不登校になった主人公。かろうじて復帰した後、数合わせとして写真部に勧誘され、そこでフィルムカメラに出会う。

リストラ、夫婦中の不和。そんな現実を見る度に、世界は色をなくしていった。ある日「飛べない鳥に明日はない」という展示会で、一人の女性の写真と出会い、真壁和彦の世界は小さく色づいた。