「虐待虐待」を含む小説

ぼくはママのことがだいすき。だからママをくるしめるやつはゆるさない。 てっていてきにおしおきしてやる、じゃなかったさせてやる。 だって、ママはいけないことをしたからぼくにむかって…

解離性同一性障害を抱えた少年は、そんな自分の状況を当たり前な姿と認識していた。 その解離した人格は六人へ落ち着き、協力し合い生活していく。 遂には、人格と共に、身体さえ、その…

複雑性PTSD、および適応障害、解離性障害、不安障害、うつ病などあらゆる精神疾患に有効な、EMDR体験記。 最先端のトラウマ治療に多くの人の闇路に光射すことを応援するために発信。…

2055年、テロで破壊された明開港の廃墟群にある廃ビルの中に遠山桂相談事務所があった。 仕事をしているのか分からないような事務所に一人の女がやって来た。 その女は自分を殺した人に…

第１７回小説現代長編新人賞の一次選考に残ったものです。 選評では、読みやすい文体で会話文が上手いとされました。ただ、重くなりすぎないように配慮したつもりが逆に評価を下げたようです…

「フランシスカ・セラ・ソシアス、罪人である貴様に名誉ある死を与える。古代竜ギータ陛下の血肉となり、その恩恵を我らに授けよ」 　元婚約者に死を宣告され、私は古代竜ギータ陛下の生贄と…

東京に住む双子の姉妹、真子（まこ）、理子（りこ）のもとに、45年ぶりに母がやってきて…

西暦２０６０年。財政破綻に伴い極右政権が成立した日本では、児童虐待の防止に実効性を持たせるために『児童保護法』が制定されていた。児童保護局の職員として働く新谷淳平は、虐待を受ける…

乳児を育てる母親の話。 赤ちゃんをかわいいと思う反面、赤ちゃんに今まで感じた事のない怒りを感じどうすればよいのか分からない私は、虐待のニュースを見て自分も子供を殺してしまうのでは…

心理的な虐待、気付かないように擦り込まれた呪い。実母との悲しみを思い出のように振り返ることで見えるものを文字にして残していく。 【不定期更新】

親友がうけている虐待を知りながら何も出来ない自分…。 しかしそれを目の当たりにした時、颯太の頭にあったのは 『翔琉を助けたい』それだけだった。

どうやらこの世界に、魔法はないらしい。 だとすると、私はこの世界唯一の魔法使いかもしれない。 今の私は母親らしき女からアイラと呼ばれている。たぶん六歳前であろう。彼女が「らんど…

少女エリカ、少年アキホシの冒険？ファンタジーです。実は、夜中親に閉め出されたその足で友達の家に遊びに行ったことと、登場する空き地と、空き地に住み着いた蛇は作者の実体験です。十六話…

家の中で、なぜか僕だけが風当たり強いと思っていたら…… 母と思っていた人は実は継母で、その尻に敷かれている実父。 そんな有る時、有る条件が重なったタイミングで現れるという異世界。…

天才音楽家の秘密と苦悩…。 イメージ曲はラフマニノフの前奏曲3-2「鐘」です。 【お願い】 ・DV、子どもの虐待の話です。暴力をふるうシーンが随所にあります。こうした話に抵抗の…

愛の意味も知らない僕だけど、どうか殺さないで 「お前など産まれなければよかった」 「どうして生きていられるんだ？　化け物め」 「死ね、死んで詫びろ」 投げかけられるのは、残酷な…

【あらすじ】 大学生の蜂須賀はキスが嫌いだった。彼女の水川は何とかキスをしようとするが。 【備考】 ・本作はコバルト短編小説新人賞２０４回でもう一歩となった作品です。 【デー…

比企谷八幡　生まれた時から虐待といじめを受けていて、その一方隣で育った比企谷小町は幸せな人生をおくっている。修学旅行の嘘告からいじめは更に発展していった。一時期祖母の家に預けられ…

高校1年生の阿久津は、家にも学校にも理不尽に縛られる日々を送っていた。 そんな彼は、ある日を境に怪異がつきまとうようになる。 滴り落ちる血、焼けた手、足音、赤ん坊の泣き声……。 …