「方角」を含む小説

【第２章までのあらすじ】 澤田角行は、クラスメートと魔法学園に向かって列車に乗って通学していた。しかし、列車はテロリスト「世界の銃弾」に奪われ、異世界に消えてしまった。田園地帯の…

突如として焼き払われた故郷で瀕死の重傷を負った少女、ナーイ。同じく倒れ伏していた皮肉屋で愛想もない猫、ヴァンはそんな彼女を容赦なく見捨てようとする。しかし、突如としてナーイの首飾…

五分後に雨が上がったら、発射台に虹がかかるかもしれない。 大勢の人が、大切な人と同じピクニックシートを分け合って、同じ方角を眺めている。 発射の時間が近づくにつれて、それらの眼差…

　会津若松市、春。高校三年生の酒井美緒は、片想いしている幼馴染みの自衛官・佐久間悠迅について考えながら登校していた。するといきなり頭上が暗くなり、見上げると巨大な腕のようなものが…

　ユーラシア。 　かつて、そんなふうに呼ばれていた広大な大陸があったことを、人々は掘り出した遺跡から知った。 　そこに棲んでいた者達が強大な騎馬軍団を持ち、広大な大陸をあまねく征…

少年の名前を見ただけで大体の人はわかるでしょう。 ほんっとにそのまんまです。 どうぞ、ご覧くださいませ。

'俺のせいだ！' 周りは廃墟が広がり、人影は無く、僕と美咲しかいなかったこの世界。 ある日探索に行っていた僕は廃病院を見つけるが、正体不明の黒い人物が「大切な人がいなくなる」言い…

自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」第三回についての詳細をまとめています。 参加作品に対して、フィンディルによる簡単な感想も載せる予定です。 企画ページ https://k…

御伽噺は囁かれる。 村の外れにある、沼の上に連なる、顔より大きな蓮の橋。その線の先に続く針葉樹が空を覆う森の一本道。 なだらかな山から流れる幅の小さな川底まで透き通るせせらぎに…

プロローグ 特に何の取り柄もない凡庸な青年イズサンと頭だけが異様にデカいひよこのオバケの様な姿をしている不思議な生き物ちゅん助のおかしなコンビ。 仲良く「グソク」と呼ばれる少々凶…

詩のようなもの。 作品タイトルを『。』→『、、。』に05/11に変更。 参加自主企画内に同じタイトルの方がいたためですが、今のタイトルの方がこの作品に合っていると思うので、気に入…

思い切り北向きに書きましたが、少し実験的要素として情景描写を「横浜たそがれ」方式にしてみました。 みなさん、ご存じですかね。五木ひろしの「横浜たそがれ」。この曲の歌詞は実は歌謡…

※性的表現あり。苦手な方は注意してください。 　こちらはフィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」参加作品です。 https://kakuyomu.jp/use…

明治十五年。かつて‘‘皮剥ぎ源助’’と恐れられた男は、とある遊女に刺されることとなる。 犀川 よう様：第一回　さいかわ卯月賞【テーマ：春】 （凄まじくギリギリの参加で申し訳ない…

大学の小説講座の講師が、花見に行きつつぐだぐだと考えごとをするだけの話です。 （文中引用出典： 梶井基次郎「桜の樹の下には」 https://www.aozora.gr.jp/c…

フィンディル様の自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」のために書き下ろした掌篇小説です。 すでに一作応募させていただいているのですが、どうしても「西かつ東」という超難関な方角…

中学一年の柚葉は、幼なじみで、親友だと思っていたリサと同じクラスになれたのに、ある日突然無視されるようになり、孤独を感じていた。 藤の花の花言葉や、藤の雨という言葉をテレビで知…

フィンディル主催「あなたの小説の方角はどちら？」参加作品。 「北1/3、西1/3、東1/3」に挑戦してみました。 ただ本作の方角にはあまり自信がないので、皆さんの印象を教えていた…

タラの芽の天ぷらが食べたいけれども、 なかなかタラの芽が出てこないのです。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ この作品は、フィンディルさんの企画「あなたの小説の方角はど…