「不思議さん」を含む小説

「きっと神様が僕たちを友達にしてくれたんだよ！」 　白く光る巨大な入道雲が浮かぶ青空の下、眩しい笑顔で君はそう言った。 願いを叶えてくれた神様へお礼をするため小学生のミコト…

何を考えているのか分からない。 口数は少ないのに何故か友達は多い。 自然と目で追ってしまう。 そして、隣にいるだけで不思議と癒される、それが隣の枋木さんなのだ。

前世の記憶を持つ葉山桃華。彼女には『不思議さん』と呼ぶ、不思議な生き物が視えていた。家族に隠れこっそり『不思議さん』と遊ぶ桃華。そんな彼女の元に、ある月夜に来訪者が現れる。泥棒だ…

　無人の音楽室から、ピアノの音が聴こえてくる。 　そんな噂は嘘ではなかった。 　卒業間近の冬、８人の生徒が閉じ込められたのは夜の小学校。 　助かる方法はただ一つ。 　それ…

【本編完結済・番外編を書きたくなったらまた書きます】 新卒で入った会社がブラック企業だった。このままでは心を病んでしまうと二年半強で退職。 することもなくて実家で二か月ぐらいぼー…

ぼくと坂道さんの奇妙な古美術商のお話。

高校生・アツシの前に現れたのは、同じ顔をした男だった。 彼の目的は、アツシを殺すこと。 何故、どうして。 過去を抱えた彼は、アツシの命を狙うが……

オレこと――月城優姫はいつものランニングコースで通る神社で、巫女の姫神琴音と挨拶を交わす。 前々から約束していた料理作りを教わることになって――！？

俺、安倍武彦はその名前から理解して欲しいが、かの有名な陰陽師の末裔だ。 そんな俺が通う、四ツ谷学園高校の理事長からひとつの依頼を受けた。 それは旧校舎にの３階に住まうトイレの花子…

“普通”に満足していた。 でも、その“普通”とおさらば。 ここからは、俺とあの子達との日々を過ごしていった。 春の優しい風のようなおっとりさんと、 夏の暑さに負けない活発さんと…

ふと見れば、裏庭に猫。塀の上に猫。公園の木陰に猫。 砂場をカキカキする猫。 子猫、猫の子、どこから来たの？ 昔はごくごくありふれた日常の一コマだった光景。 だけど、ある日、今度…

『どこかへいっちゃったおねえちゃんへ』そんな宛先でも投函されたなら届けるのが郵便屋さんの仕事。手紙はどこへ届くのか。

小学校の花子さんは、中学校の花子さんになる。 それはお父さんが小学校の様に、中学校に行って辛い思いや悲しい思いをしている子の、お友達になる様に言ったから……。

郵便屋さんは森の中を舟に乗って進んでいた。無論、手紙を届けるために。

子どもの幽霊が出ると噂の家へ、郵便屋さんは手紙を届けに向かう。

不思議な部分がある不2くんそんな不2くんとの毎日日記

クリスマスを題材にした短編。 子供のころ、一度はしたことがあるのではないでしょうか。 サンタさんへのお願い事。

注意、この話には全てのキャラは登場しません。自分で作り替えた部分があります。

【カクヨム甲子園《テーマ別》短編作品『扉の向こうは不思議な世界』部門】 街の片隅にある風変わりなペットショップ『AQUA LinQs』 夜10時から開店するそのお店はちょっと変…

ある日かかってきた、一本の電話。 柔らかな笑い声を響かせながら、彼女は甘く口ずさむ。 『私メリーさん、今沖縄に居るの』 DJ風メリーさんと、日本列島の絶景に想いを馳せる４…