「鳥 短編」を含む小説

　最初に長崎が、「な」を指定した。 　県花や県鳥と同じく、ひらがなの「な」を県のシンボルに掲げたのだ。 　ひらがなは五十音と言いつつ、実際には四十六文字しかない。 　四十七都道府…

文字を書くのもダメ。数を数えるのもダメ。かけっこもダメ。何も出来ないもへじ。 かなしくなった時、元気付けてくれるのは鳥達でした。

カクヨムオンリーです。 クロノヒョウさんの自主企画「2000文字以内でお題に挑戦！」の参加作品です。 今回はちょっと趣向を変えてシリーズ物の４話と、オチの１話という構成にしてみ…

お題「クロスロードの鳥」に沿って書いた2000字短編です。 大学受験に失敗した私と、幼馴染ヒロキのクロスロード。 交差点と、人生のターニングポイントという二つの意味で書きまし…

　お題企画「クロスロードの鳥」参加作品。 　文明の十字路トルコ・オスマン朝のハレムをモチーフにした、女奴隷の物語。 ※　作中に差別的ととられる表現があります。時代考証の上で…

橋、坂、峠、そして辻。そういったところは異界との境界なのです。 「箱根からこっち、野暮と化け物は無し」とは言いますが、本当にそうでしょうか。 　　　　　 クロノヒョウさんの第31…

第３１回「２０００文字以内でお題に挑戦！」企画　 「クロスロードの鳥」参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330648306120…

オレには付き合って半年の彼女がいる。 しかし、最近、なんだか彼女と一緒にいるのが煩わしく感じていた。 きっとオレはインキャで、彼女はヨウキャだから不釣り合いなのだろう。 その頃…

　私の全ては、たった一度の喫煙で、あの女の手中に収められてしまったのだ。 　鴨羽の煙管で煙草を吸うと、どんな煙草も美味く感じる。しかし、この煙管で煙草を吸えば吸うほど、鳥頭にな…

糖尿病と診断された齢３２歳の田沢良樹。彼はこの先一生、糖尿病の檻に囚われるのか。 はたまたそこを抜け出して逃げ切れるのか。 『合併症』でインコを見るようになった田沢は、この先マト…

　私はさすらいの旅人、双剣使いの女武人。 　ある日、私は砂漠で遭難して気を失ってしまった。つぎに目が覚めたとき、私を待っていたものは――ナゾに包まれた絶海の孤島『終わりなき島』だ…

遊びに行った帰りに・・・

囚われているのは、聖女ではなく僕だった。

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目が覚めて最初に思ったことは身体が窮屈だということ。俺は手足を縮めてどこかに横たわっていた。 謎の場所で目覚めた主人公。 どうやら鳥籠の中に囚われているようだ。 脱出方法を考え…

________彼のロデリア公爵家の長女、リモーネ・ロデリアには、珍しい黄緑色の髪を持つ他に、もう1つ。 彼女には、誰にも言えない秘密があった。 そんな彼女の小さな冒険と、青…

どんな君でも好きだけれど、次は僕を見て欲しい。

不登校になってしまった私は自由に空を飛ぶ鳥になりたいと願う。 しかし、念願の鳥になれたものの私は鳥がどうやって飛ぶかを知らなかったのだ…

もうすぐ死を迎える少女、窓から見える鳥との出会い。それは少女しか見えない幻想なのか、そして少女の時間はあとどれくらい残っているのか。