「いないんだってば」を含む小説

私の名前は虹乃音子（にじのねこ）。 この春に田舎の高校を卒業したばかりの猫人。 訳あって育ての親はいるけど、生みの親はいないんだ。 高校を卒業した事を機会に、都会であるシーオーシ…

ほのぼのストーリーです。

雨が降る日、必ず浅井うみは訪ねてくる。 小説家の倉本月を、外に引っ張り出そうとする。 だが彼は雨の日が嫌いだった。親友が死んだとき、大雨だったからだ。 雨の日が嫌いのままでいれば…

時は2024年、ゲームは電脳空間に肉体を転送し、冒険する、電脳世界転移型ヴァーチャル・ワールド・アドベンチャー・ゲームにまで進化していた科学技術だけが天元突破して巻き送る高速バト…

ツッコミ役どこ行った…？

風の吹きすさぶ冬の寒い日 お昼寝しているご主人様を起こさないように あたしは動いていたんだけど…… 飼い猫、ディアナ視点です 「お題で執筆!! 短編創作フェス③」 第3回目お…

久しぶりに許嫁から出かけの誘いがあったので一緒に出掛けた 正直なところ、許嫁の見た目は良いとは言えない。顔は綺麗ではないし可愛くもない。体系も太めだ しかし、家の都合で婚約し…

朝起きたら、謎の美少女が全裸で寝ていたんだが……。 家族や学友はみんな知っているのに俺だけ知らない、なぜ？

何も上手く出来ない、上手くいかない 　小さい時から、成人過ぎても、子供がいても 性根は腐っていたんだろうけどやってこれた 　だから、何か才能はあったのかも知れないが 嫌な…

小学校三年生のとき「狐の窓」を知って、周りのみんなを見てまわったんですよ。妖怪がいるかも、とね。 でもまあ、いないんですなこれが。親も、先生も、クラスメイトも、誰を見ても人間。だ…

お題で執筆!! 短編創作フェス『雪』 雪が舞い散る放課後。 白く染まった学校の中庭は告白の名所として有名で。 美少女な部活の先輩に呼び出された小春はドキドキしながら現場に直行す…

1990年から淡々と更新されるとある男性の日記をネットで見つけた。彼は、何を忘れていたんだろうか。

古い記憶、あの古ぼけた藤のベビーカー。忘れていたんだ。あの女のことも、全て。

これは夢の中の、ちょっとした出来事のお話。

　魔力を持った人間と持たない人間がいる世界。東方郁登は魔法使いを育てる学校に通っていた。 　しかし、郁登は魔法が使えず、 「無魔法使い」 　と馬鹿にされていた。 　そんな郁登をみ…

俺たちは忘れていたんだ。あの、期末の恐ろしさを……。

2024/12/20 GCN文庫より「デレたい彼女の裏表」として、書籍発売！(大幅加筆・修正！)A3タペストリーやSSなどの特典付きもあるのでぜひお買い求め下さい。 また、コミカ…

　俺は、本気で喜んでいたんだよ。俺の書いた小説の文章が『国語の問題』に使われるって。 　そして今日、問題用紙が届いた。もちろん、俺は興奮してそれを読んださ。 　前々から確かに、…

　紹介文……。 　といっても小説家志望者さんたちの鍛練サイト、『作家でごはん！』に投稿した際に添えた文章なんですが……。 　まず第一に心配なのは、“無理して若振った文書になってし…

——私、大切な何かを忘れてる。 　魔法学園の優等生で、生徒会長のメアリーは、その大事な何かを思い出すため、長期休みに実家へ帰った。 　その日の夜は満月。なかなか寝付けなかった…