「連作短編」を含む小説

遍歴の騎士が、数多の貴婦人にめぐり逢い、彼女たちを救済するハイ・ファンタジー。 騎士道物語のテンプレに従った物語です。 一話ごとに完結する、ごく短い短編の連作ストーリーです。

閉ざされた空。そして廃墟の街。この世界を生み出した謎が解かれるとき、統制局長、水神令子を待つものは…… 40分程度で読めるSF短編です。連作短編、「夜明け」シリーズの第1話です…

　幼い頃、山で遊んでいた時に声を掛けて来た知らない女の子を、私とYは不法投棄された冷蔵庫に閉じ込めた。そのことを忘れて家に帰ってしまった。 　翌日冷蔵庫のある場所にYとともに向か…

再び琵琶湖に姿を現した銀灰色の巨大な円錐。琵琶湖総合研究所の助手、水神レイの運命が動き出す。 35分程度で読めるBL,SF短編です。連作短編、「幻影の湖」シリーズの第5話です。…

吉田が風邪で倒れた朝、慌てながらも不器用に看病する沙優。 焦げたお粥に込められた優しさは、何よりも温かかった。 やがて春が訪れ、衣替えとともに別れの日も迫る。 言葉にしきれない想…

街の片隅に、ひっそりと佇む小さなパティスリー「味覚の記憶」。 このお店を営むパティシエ、味沢譲（あじさわ ゆずる）には、誰にも言えない、とっておきの秘密がありました。 それは、人…

琵琶湖総合研究所の助手、水神レイは学生時代の恋人、岸井祐司と再会する。レイを翻弄する岸井。彼は一体何者なのか。 30分程度で読めるBL,SF短編です。連作短編、「幻影の湖」シリ…

　母親に置いて行かれた卵のピヨは、生まれることもできず世界を怖がりながら巣の中に留まっていた。 　そんな時、ミステリアスな同じ卵が転がって現れる。 　美しくなる泉を求めて旅をする…

琵琶湖総合研究所の助手、水神レイと、その恋人、鏡浩一。２人の前に現れた別の世界。そしてＶＲが、現実を侵食し始める。 45分程度で読めるBL,SF短編です。連作短編、「幻影の湖」…

怖い話の短編を練習がてら書いています。 ChatGPTからもらったお題をもとに、全部で100話書いてみる予定です。 一話完結・気軽に読める文字数ですので、すきま時間にぜひ。 怖い…

琵琶湖淀川水系に持ち上がった魚道騒動。そのさなか、琵琶湖総合研究所の助手、水神レイは、少年、広田郁実と出会う。 1時間程度で読めるBL,SF短編です。連作短編、「幻影の湖」シリ…

『汝の尊き言葉よ、誠実であれ』は、ひとつひとつの「感情」を主題とした連作短編（予定）です。 それは誰の心にも潜む、感情の断片。 誰もが抱え、誰もが避けられず、誰もが言葉にできず…

【完結しました】 足を踏み入れた者は必ず死ぬという、最凶の心霊スポット――『美◯◯学園廃墟』。それはどのようにして始まって、どうしようもない終わりへと至ったのか。すべての惨劇が…

琵琶湖総合研究所の助手、水神レイを乗せた潜水艇は湖底で乱流に遭遇し、緊急浮上する。浮上したそこは、別の世界の琵琶湖だった。 30分程度で読めるBL,SF短編です。連作短編、「幻…

小説を投稿するたびに、ワイは死ぬ。 読まれなかったら即爆死。 誰にも気づかれずに終わった投稿は、静かに消えていく。 ……そんな中で、ワイは“草（1）”を求めて生きてる。 ジャ…

あなたのとなりに、神様がいるかもしれません。 その神様は、「SNSの既読」や「部屋の片付け」「寝坊」など、 どうしようもない日常のダメさを、なぜか肯定してきます。 しかも、やた…

彼女に捨てられたり、会社に捨てられたりした人々は、人に捨てられたものだけが流れ着く世界に吸い込まれてしまう。 掃き溜めのその世界で、甘えん坊のトタン板やのっそり動くドラム缶などと…

1610年、月の傷を“見た”徒弟ルカは、信仰と家族のあいだで選ぶ。1924年、健司は乾板に灯る一点から“島宇宙”を確信するが、名誉と政治の板挟みに立つ。1968年、譲二はアポロ8…

　辺りを見ると古民家の一室、蝋燭についた灯が4本ほど部屋の端に、中奥に1本立っている。その部屋の中央に1人の人物が片膝を曲げて、腰を据えている。 　この世の人間とは思えない雰囲…