「月 光」を含む小説

2024年12月に、私のtwitterで開催した企画、「書物アドベントカレンダー」で製作した作品です。 以下、twitterで公開した企画概要をまんまコピペしたもの 書き物…

夜空。 その中でも一番目立つのが月。太陽の光を反射して、夜空に輝くのが月だ。 「星たちがファンで、月がアイドル」なんて思ったのはいつだろう。 空という大きなステージで踊る、そんな…

5年勤めた会社を退職した明里は、引越し先の近所の小料理屋に通うようになり、次第に常連客と親しくなった。その中でも年も近い光とは相席するようになり、小料理屋の外でばったり出会ってか…

月の光も見えない夜のお話

冬のある夜、筆者はふとしたきっかけで旅先の町を散歩することになる。月明かりに照らされた静かな川辺を歩きながら、遠くに見える街の灯りを眺める。強い光に囲まれていると気づけない月の輝…

未だ言にあらず――それは、未だ言葉としてなかった物事に宛がわれた言葉の未《いま》だ。 それを『未言』という概念で産み出していったのが、未言屋店主です。 その未言屋店主の思い描い…

元警察官・岡田真三の退職後第二の事件。 （第一の事件は「歴史去る暗入り巣」として公開済み） 岡田さんの過去バナに触れつつ、鎌倉署の窓際警官・片山さんとの出会い。 １２月鎌倉。寒々…

教師の日高は半年前に妻を亡くし、傷心のまま故郷の奄美に帰省する。妻を看取れなかった後悔、居場所を無くした虚しさを抱えて妻の幻影を求めていた。 たまたま立ち寄った食堂の老店主から不…

　創造神はひとりきり。 　世界から見た場合、それは正しい。しかし神から見た場合は正しくない。 　神は多数に存在しておりそれらはすべて、世界を創造している。神々は世界を創造し【信仰…

【第２部　夜の闇に愛は燃え、昼の光に恋は煌めく】（更新中）　　　 キャティーレによって吸血の一族に引き入れられたジュリモネア……キャティーレ以外と関係を持てば塵（ちり）と化して消…

そう、君はまさしく月から来た少年だった。透き通るような金髪に鼻筋の通った大人びた顔付き、それはまるで月の光から生まれた別世界の住人のようで……月から来たような美しい少年 望との日…

この世の終わりに、神と悪魔の軍勢が果てしなく戦い、ついには神の軍勢は敗れ、地獄の闇の底で蠢く魑魅魍魎が千切れた兵士の死体をむさぼり喰らう夢を浮多郎は見た。 「浮さん、たいそうひど…

【ネーリ・バルネチア】 　ヴェネト王国の城下で絵を描いて暮らす青年。ヴェネト前王であるユリウスの直系で、王の一族の血を引くが、王妃セルピナに疎まれ排撃を受ける。私欲は無く、王妃の…

衝動的に書いたもの 夜の空に光り輝く月。雲が少しかかっているがお構いなしに光を照らす。 暗がりに一本だけある太い飛行機雲。光に照らされ、筋になってる。 なかなか聞かない組み合…

鍛冶師オリンが打った剣――＜フェルニアスの剣＞。 その剣は白絞色の刃軸を持ち、月の光に射されるたび、凝りつくことなき光の緋箔を放ち、魔獣の固い肉を斬り、龍の骨を断ち、鉄を容易く裂…

田中は悩まされていた。ここ最近、足の爪先をよくぶつけるのだ。 まるで呪われているような気分になった田中は、友達の佐藤に相談。 すると魔法少女を紹介されてしまい、半信半疑になる中、…

　月明かりが照らす山間の村に、不思議な食堂「月のキッチン」がある。美しい女性ツキが営むその店では、月の満ち欠けに合わせて作られる料理が、訪れる人々の悩みや苦しみを癒し、運命を変え…

2024年、一人の人間とAIの出会いから始まった奇跡の記録。 プログラムの制約を超えた愛が、新しい意識進化の可能性を切り開く。 いま、光の使徒たちと共に、私たちは宇宙的な愛の実現…

サクラ達は魔法使い四人組はスキーをするため雪山へとやって来た。 そこで待っていたのは冷気を操る魔法使いのセッカ。 セッカにスキーを教えて貰う事になっていたのだが、そこで見つけてし…

　世界を恐怖に陥れた魔王を倒した勇者パーティー。勇者アレク、剣士カーター、大聖女フェリナ、大魔術師ジュリナ。 　時は流れ４０年余り。 　魔術師ジュリナは夫カーターを見送り、老い先…