「忘れて」を含む小説

誰に言う訳でもない。 思った事をなんとなく言葉に出してしまいたい。 だけど声に出しただけじゃ忘れてしまいそう。 だから自分は、文字を起こして独り言ちる。

　某有名ゲームメーカーで急遽、発売禁止になったフルダイブ型VRMMOがあった。【ネガティヴ・マインド：オンライン】――通称【NM：O】と呼ばれるそれは、一時期SNS上で話題になっ…

健康を最適化するAIが支配する未来。すべてが管理された世界で、人々が失っていた“本当の健康”とは何か？規律の裏に潜む、人間らしい生き方を問う物語。 7. ヒューマレッド計画 キ…

特殊清掃員として働く笹原誠人は、過去に起こったとある事件を忘れられないでいた。 そんなある日、誠人は寂れたアパートで孤独死した男の部屋を担当することになる。 そこで出会った男の遺…

「先輩、言いましたよね……わすれさせて、くれるって」 　好きな女の子は幼馴染の男の子がいて。 　その子と結ばれると思っていたから、自分は気持ちを秘めて応援しようと思っていたのに…

今回のお話は、オカルトに限りなく近いミステリーというところでしょうか？　中学生で万引きをした西島少年の話から始まる。店長に対して無表情で何も言わないことから、警察に通報され、やっ…

日比野幸(ひびのこう)は、女神サンラアキアにより異世界アルデバルドに召喚される。 召喚された幸は、セーゼルス国のココリア大草原で目覚めた。 すると空から手紙が落ちてくる。それは…

君と話したあんな話やこんな話。僕はきっといつまでも忘れないだろう 『もかあわU-22部門』『もかあわイラスト希望』

小さいころの備忘録。 自分ちの紙やPCに書き残すよりも、ネットの海に放流した方が残りそう。

あるところに一人の少年がいました。 少年はある日、人々を守るために力に目覚めました。 そして、少年は勇者と呼ばれるようになり数々の苦難を乗り越えて魔王を倒すのでした。 めでたしめ…

　いきなり現れた異形の化け物により、人類は為す術もなく世界を奪われた。大地は化け物に踏み荒らされ、河は干からびてしまい、空は厚い雲に覆われ晴れることはなくなった。 　追い込まれ、…

　ある時、貧乏な男爵家令嬢パティは前世の記憶を取り戻した。 　それは地球の日本で暮らす女子高生こはるだった頃の記憶。 　自らが若くして亡くなったことと、今いる世界がゲームの世界…

　目覚めた少女は、自分が誰なのかを忘れていた。 　そこには不思議な館と、優しく微笑む黒髪の少女がいた。 「私はサラ。この家の案内人よ」 　懐中時計が映し出す断片的な記憶。 　…

小泉勇気、彼の歌声を聴いた一条寺音は勇気に好意を寄せる。 しかし、勇気が交通事故で声を失ってしまう――

タイトルのとおりです

人間は声から忘れ、匂いを最後に忘れると言うが、何故生命が終わる時に最後まで残る五感は聴覚なのだろうか。あの時、叫んでいれば彼に届いていただろうか。また、伝えたい。 高校三年生の…

長谷川修平の妻、裕子が行方不明となって二日後、遺体が発見された。首だけが近くの雑木林に放置されていた。その後、同じ場所に若い二人の男の首が遺棄される。そして、再び雑木林に首が。四…

今日はクリスマス。 しかし、主人公の佐藤くんはすっかりプレゼントのことを忘れていた。 そして、家に帰ると愛しのシャロールちゃんが待ち構えていて……？

「サンタクロースっているんでしょうか？」 100年も前の有名な新聞の投書である。それが忘れられつつある頃、クリスマスの深夜ラジオに一本の8歳の女の子の質問「サンタクロースっている…

高校三年の夏、受験のことで母に叱責され、終電間近に家を飛び出したユキは、知らない街にたどり着く。 　頑張ることに疲れ、何もかもどうでもよくなっていたユキは、一人の男性に声をかけら…