「見るだけだ」を含む小説

　初めて見る彼女の裸に理性が振り切れそうになる。 　大きな胸に深い谷間。 　耽美に濡れる白い肌は上気して、見る見るうちに赤くなっていく。 　 　初めての恋人との夜。 　押し倒し…

北原亜稀人小説はまず最初に現代詩の形で生まれます。生まれた言葉が詩となり、精神的化学変化とでもいうべき現象、つまりは生活の中での喜びや悲しみ、痛みなどにより小説へと至ります。今回…

　異類婚姻譚にはつきものの“見るなのタブー”。 　もうそろそろ新しい考え方をしませんか？

ネッ友だった推しとともに体験した、コロナ禍直前のシベリア鉄道旅行記です。 本文に書けなかったからここに書きます。シベリア鉄道に乗ったら、鉄道の架線にきらめく碍子（がいし）を見て！…

　年老いた大魔導士ディックの余命はもはや残りわずかだった。 　傲慢な王に呼び出されて、彼の未来を見るように言われるが――。 　それに対して大魔導士の下した決断とは？ 　一発ネタ…

残業続きの金曜日、佐藤美咲（28歳）のつま先に不思議な力が宿りました。 思考を読む、未来を見る、時を戻す―10本のつま先それぞれが異なる能力を持つようになったのです。 しかし、使…

旅を終え成長した桃子。新たな目的のため、もう一度あの場所へ向かいます。 織流、久留、雉子。おのおのの山へ守神として戻った彼らのために、桃子は祠を建てることにしました。 人々が訪れ…

※これは夢の中のため、フィクションです。　※加筆有 千葉市の郊外。そんなところに禍々しい雰囲気を醸し出しながら建っている一つの屋敷。そこに少年達は肝試しとして遊びに行く。最初は…

ある日僕は忘れられない景色を見る。 ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

〝出る杭はうたれる〟〝能ある鷹は爪を隠す〟これが当てはまらない年子の妹・一色桜花はバグキャラである。 容姿端麗、才色兼備、スポーツ万能、性格最高、家事万端も完璧にこなし、ついでに…

　私は同じ夢を見ることがある。 　そこは雪の積もる森の中、そこにある小屋の中に彼女がいる。 　美しい彼女。 　私は彼女と会うのを、話すのを楽しみにしている。 …

森にすむシマリスの子供は初めて見る『雪』に大興奮。お母さんは雪の恐ろしさを教える。

人類の敵である魔族、その親玉たる魔王が討たれ10年後。 魔族の少女、テティアは魔物に故郷を滅ぼされ、逃げていた。 そして意識を失う寸前、テティアはある魔法使いの青年と出会う。 青…

雪が積もる映画館、あなたと一緒に振り返る。 夢月七海様　同題異話・十二月号　　おやすみ映画館 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093…

「お題で執筆!! 短編創作フェス開催！」への参加作 御幼少のみぎりの新巻の思い出です。

ごく普通のアニメとゲームが好きで、陰キャと呼ばれているだけの、高校3年生、18歳の少年、師走　仁志（しわす　にし）は、エナドリ（ねんりょう）を買いに、夜のコンビニにジャージを着て…

　――お菓子はあたしのものよ。 　双子の少女、「マリーアン」と「ワネット」。 　生クリームたっぷりのお菓子ばかりを姉の権限で食べているマリーアン。 　パンをかじって羨ましそうに…

＊ひもす鳥＝カラスのことです 【第一部のあらすじ】 　父との間で広がった距離感が悩みの”大磯 拓磨”。授業にも身が入らない事もある高校一年生の秋。 　ある朝、ゴミ置き場を動物…