「円城塔賞」を含む小説

　季節は冬。仕事を終えて帰宅すると、夕飯は鍋だった。 　寒い季節はこれに限る！ 　家族一同、鍋の周りに集まってきた。みんなニコニコしているじゃないか……。

カクヨム公式レビュワー・カフカ様よりレビューコメントをいただいた作品です。 　とある夜カフェで、伊織は年下の泉という青年と出会う。 　伊織は自分の容姿が優れていることを理解して…

　多くの人類を死に追いやった謎のウィルス。 　残った人類を救うため、新たな星で、実験動物を育てた。 　感染させたその星の実験動物の中から、耐性を持つ者が生まれる事を期待したのだ。…

不眠が現代病となった現在、寝れないことに悩む岩田は睡眠アドバイザーなる方に相談をした。 彼からのアドバイスは目蓋の裏の魚を掴まえて行く事。 岩田は魚を掴まえることが出来たのか…

近未来、人類は五感の再現された仮想世界と、太陽系外の惑星という二つの新しい世界を手に入れていた。 男は惑星不動産屋として惑星を売る仕事をしていた。男の前職は仮想世界のデザイナー…

地球から遠く離れたある惑星のコロニー。 市当局に勤めるヴィクトルは、貧民街であるR居住区に住むある独居女性を訪問する仕事を押しつけられる。闇に沈む貧民街を歩くヴィクトルは、いつし…

東北で染め物を営む少女の、純白な恋の物語です。 新潟で伝統的に行われている「雪晒し」を題材にしました。 読んで心が暖かくなる、そんな作品に仕上がりました。 ピュアラブが好きな方、…

小国の王子に仕える俺は、ずっと奴のために働いた。 王になって、世界を取れ！ そんな夢を抱くようになった。

12月31日のお昼に友達とカウントダウンコンサートに行くと言った妻が、1月1日に死にました。 友人と会うまでの、空白の11時間。妻が何をしていたのかを知りたいと言った息子。 …

自主企画参加用として「秋島短編夜話」より抜粋したお話となります。 イベント終了後、こちらの投稿は削除する予定

口を開けばケンカばかりの二人が、流れ星に願うのは……。幼馴染みの二人のじれったくて甘い短編です。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

千葉県にある教習所に免許合宿にきた私は、エアコンの室外機に野花が置いてあることに気づく。毎日と変わる花の謎を追った先に、予想もしない結末が待っている。

　AIが産まれゆく、そして人類を置いていくのかいかないのか。なんだか先行き不安なこんな時代。 　こんな時代に絵を描き、曲を作り、物を書く、ということについての考察を自分なりにし…

自分たちが何者で、どこからやってきて、なぜここにいるのか、僕たちは何一つ知らない。 知っているのはこの牢獄からは永遠に出られないということだけだった。

離婚を決意するミツルとリョーカ。離婚の内容はお互いの愛がなくなったため。 離婚後二人暮らしはそのまま継続された。お互いに仕事があり、プライベートは別々のためマンションはただ寝るだ…

ぼくが住むこの世界は狭くて、とっても小さい。

皆様のお陰で、カクヨムコン中間を通過しました。ありがとうございます。 祐作は、妻、緑からの逆プロポーズを受けて結婚した。 結婚して八年目を迎えた祐作は、結婚して最悪だったあの日…

僕は初めての洞窟探検に出かけた。 ニックおじさんとともに。 《鳴き竜のお腹》に向かい、目的の部品を手に入れた僕らには、衝撃の結末が待っていて――。

前・後篇で完結。（熱いコメントありがとうございます！） SFホラー。その音は天狗の羽団扇が立てる風の音。それを背後に聴いた者は、二度と戻れないそうだ。 ★続編あり https:…

無料で走れちまうんだ！ 高速道路が基本無料の広告収入モデルになったら面白いな、と思って書きました