「詩 掌編」を含む小説

2000年頃に書いた短編というか、詩というか、七七調で読める不思議な掌編です。

私が大学受験の合間に書き溜めた詩をまとめたものになります。 2018年の秋から翌2019年の2月にかけて書いたものになります。

2017.10.12「０話目」 一日一話を目標にジャスト１４０文字の掌編 ／エッセイをツイートしています。たまに２ ８０文字の日もあります。独りよがりで言葉 足らずな駄文ですが…

もらった帽子も、プレゼントの手袋も、手編みのマフラーも、一緒に選んだ靴も ここにあるのに、寒い

夜と、花と、月について時間が流れて過ぎ去っていく

詩かもしれないし、随筆かもしれないし、「運ばれてくるシリーズ」の掌編や短い言葉たちのようなものかもしれないものたちです。

傷ができればかければいい、壊れれたらかければいい アルコールの芳しい臭い、匂いがとれないのだ

短い文章の中にも、しっかり物語があるように頑張っています。

鳴りますか？　鳴りませんか？

はらはら、しとしと、ざあざあ、ああ……

あの時、どんなに繋げることができなかったとしても。 永く生きていたら一欠けらでも救われた人がいた。

『いつか』があるとしても今が良い 『もし』がきたとて今で良い 『ただそれだけを感じる話』

ただただ繋がれば時を忘れて ただただ終われば蹲る 止まるな。止まれば消えゆくだけだ 反芻、反復、努力せよ。悲しみはお前を待ってはくれない。

好きとか嫌いとか、そんなのどうだっていいからさ 他人を笑い者にしたいんだ

悪かもしれない 善かもしれない 私にはわからない なぜなら決めるのは他人だから

基本的には作者=主人公の目線で進む、掌編とも詩とも言えない作品。 何がどうして竹野きひめがラムネの瓶の底に居るのか。 きっとこういう作品は自叙伝にあたるんだと思います。 もし…

真夏にとぶ　ひらひらと、美しい蝶を 捕らえて閉じ込めていた わたしの心と同じに。

数学科の学生の小さな孤独。彼女は詩が好きだった。そして、それを、恥じていた。 zineとして発行した掌編です。 白昼社φ文庫『詳しい予感』に収録。

掌編、或いは詩。 名前のない人々の奇怪で滑稽な日々を書き留めるために、誰かが1冊のノートを作り___