「酒はほどほどに」を含む小説

20歳になって許された娯楽(酒・たばこ・ギャンブル・たまに恋)に溺れる日々を過ごす、こまっしゃくれた(大人ぶった)クズ大学生たちのお話。 ◎ファミ通文庫様より書籍版1巻発売中。

高校三年生の牧野碧（まきのみどり）は、バイト先の社員、広瀬芳之（ひろせよしゆき）に恋をしている。 これまで恋愛らしい恋愛を経験していない碧は、この感情が本当に恋なのか、不安にな…

ある日突然魔人に家族を皆殺しにされた吸血鬼のノワール。家族の仇をとるために、人間界の教会の神父であるブランと共に夜な夜な魔物狩りをしながら魔人を探す日々を送る。 ノワールは家族…

魔王との長き戦いを終えて、世界は平和を取り戻した。 ヒーラーとして魔王討伐隊の最前線で戦った冒険者ミレミは、【聖女】とも称えられたが――パーティ解散後、あっさりと冒険者を引退し…

証言は真実を照らすはずだった。 だが重なり合う言葉は影を生み、境界線を曖昧にしてゆく。その向こうに待つものとは―― 【登場人物】 丸田寅之助：数々の難事件を解決し、名探偵と名高…

This is 泥酔.　That's 文. （でいすいでいすい。ざつぶん。） 「これは酔っ払いです。そして雑文です。」 とりあえず生成（なまなり） A（アルコール）I（飲料） …

ただの詩です。個人的な詩です。

冬の雨に濡れるのを嫌がって、夜のバーに逃げ込んだ。 なにもすることがない時間、酒と共につらつらといつも抱えている気持ちに向き合った。 これは都合のいい物語の序章にもなれなかった、…

子供の頃、ジーク・ハワードは弟のケイン・ハワードと共に人食いオーガに襲われ、世界政府国防省の青年アデルに命を救われた。 「俺もいつか、人を守る側になる――」 そう誓ったはずだ…

俺は高齢の親と仕方ねぇから同居してる。古い家は俺が建て替えてやったし、クルマも仕方なくセレナにした。親の送迎車さ。そんな男の人生が引き寄せた、とある悪魔の物語。

謎の女が現れた時・・・ レイトンの平穏は徐々に掻き消されていく・・・

「マシンは人の限界を超える」 天才科学者・芳賀は、完璧な介護ロボット『マザー』を完成させようとしていた。 彼にとって母とは、酒の匂いと暴力の記憶でしかない。 だからこそ、自分こ…

【あらすじ】 宗（ソウ）、36歳。家（寺）を失い、剣と魔法の異世界で無一文。拾ったのは幼いいとこ（12歳・お荷物）。 彼に残された唯一の武器は、死んだ父が遺した「仏教」の教え――…

みんなが幸せになれますように。大森靖子の「君と映画」を聴きながら書いた

夜のクラブで働く綾は、客のしつこいアフター強要と暴言に我慢の限界を超え、頭から水をかけて追い出し、さらには今までの売り上げ相当の100万円を叩きつけて「もう来るな」と突き放す。高…

色を失った天才画家が、絶望の森で出会ったのは 銀色のシェイカーと格闘する、小さなハリネズミのバーテンダーでした。 高級な酒よりも、価値のない木の実よりも、 もっと深く沁みてい…

日が沈み、酒場が依頼終わりの冒険者で賑わい始める。 　蝋燭で照らされる店内は淡いオレンジ色で満たされ、今日という日の終着を感じる。 　俺は舌触りが最悪な酒をゴクゴクと飲み干す。 …

　 　どりゃああ

終電を逃した小野寺麻衣は会社の同僚で先輩の芹沢凌太は深夜の街をさまよううちに、彼の仕事では見せない素顔と本音に触れていく。 　酔いに任せたかのような言葉に、不器用な告白。 　…