「月 少女」を含む小説

「月まで歩め」の続編的作品です。 　白羽祐矢は、彼を旦那様と呼ぶ少女・御柱真白に出会う。 　彼女は自身のことを旦那様のために生まれた御柱なる存在だと主張。 　成り行きで高校近…

2076年6月10日。桜川栞(さくらがわしおり)は、見知らぬ場所で、見知らぬ姿で目覚めた。 「これは、一体、どういうこと……？」 自分は病院に居たはずと困惑する栞であったが、…

白矢千明は自業自得で病院に搬送された。数か月の入院を余儀なくされ暇をもてはやしていたが、そこに陽気な看護士が年の近い少女を連れてきて…。

【2020年7月17日（金）ファンタジア文庫より発売！】 冒険者として伸び悩んでいる少女・レベッカは、辺境都市の廃教会で”育成者”と呼ばれる青年と出会う。伝説級の戦士や魔術師を…

五年に一度死者が迷い込む事がある世界ー… 午前０時に青い月に願いを願えばその願いは叶うというー… 一人の少女の願いは純粋な願い さあ、鐘の音が鳴り響くー… 貴女は何を願…

地下牢に囚われていた魔女を少年は助けた。 この目に宿った呪いを解くために魔女の力が必要不可欠だったからだ。 魔女は１０００年の時を経て、現在へ復帰（タイムスリップしたようなもの）…

少女が見る夢。蒼いコートの男との不思議な茶話会。二つの月に見守られ、今日も二人は、見知らぬ国のお菓子に手を伸ばす──

実在の軍用機にまつわるもしもの戦いを描く短編集。何話からでもお読みいただけます。語り手「私」は各話ごとに替わります。 展開も主題も省いた描写全振り。 ただそこにある状況を描きたい…

少年は何も知らなかった。過去の記憶も、今の情況も、己が名前すら知らなかった。知っているのは自身の眼を覚ましたのが廃れた教会であること、月が恐ろしく紅いこと、気味の悪い化け物が存在…

上弦の月の夜、旅人は語る。 銃と少女、そして鏡にまつわるひとつの伝承を―― 美しい双子の兄妹が迎えた、幻想的な宿命を――

歌に満ちた美しい「みどり」の森の中で一人の青年は目覚め、少女と出会う。青年は、自分が何者であるのか、この森がいったい何であるのか、なにもわからなかった。少女もまた同じだった。過去…

大きくまんまるの月が空に浮かぶ夜。少女は大切な祖母が入院している病室で、不思議な少年と出会う。

　目覚めたらTSして魔法少女になっていた。しかも以前の俺についての記憶が全く無い。此処は何処かもわからない。それ以外の記憶は魔法を含め一通りあるのだけれど。 　慣れない女の子の身…

ある大学生が、武蔵野台地の紫陽花が咲き誇る場所で経験した少し不思議な物語。

旅の途中で立ち寄った町では、月に一度の大きな夜市が開催されていた。 子どもたちの歓声があふれる移動遊園地、そのメリーゴーランドの傍で。 旅人はシャボン玉遊びをする少女と出逢う。 …

京都に暮らす女子高生の柚原実子（ゆはら　みこ）は、ある目的を遂行する為にたった一人で「武蔵野」へとやって来た。 満月がよく見える、開けた場所――目的の遂行に欠かせない条件であっ…

　世界から兄の存在歴がなくなって途方に暮れていた相原 竜人。自殺を考えていると、とある少女と出会い、彼女との会話を通して死ぬことを諦める。 　自殺はしなかったが、生きることに意味…

海外出張からの帰りに事故に遭い、気づいた時にはどことも知れない南の島で幽閉されていた南洋志は、年上の少年たち相手にも決してひるまない、誇り高き少女剣士と出会う。現代文明の及ばない…

　ある日、真っ暗な闇の中で、高校生の歌は突然いなくなった親友、月音と出会った。

2044年5月14日。世界は光に包まれた。それは決して希望の光などではなく、未来からの侵略者の来訪を告げる無機質な光であった。 その日、楠木英治は1人の少女ユキと出会う。隠された…