「鳥 短編」を含む小説

最近気になっている後輩から登山に誘われた。 トレッキングシューズと登山リュックを用意して待ち合わせ場所に向かうと、後輩が眩しい笑顔で手を振っていて、 「先輩！　こっちですよ～！…

その鳥は色を持っていませんでした。みずからの色を探すという、ほのぼの短編異色ファンタジー。

　魔法少女のマスコット候補生のトリは見た目がぬいぐるみの丸っこい鳥モチーフの妖精。しかし、彼は今ものすごく焦っていた。後３分で自分がサポートする魔法少女を見つけなければマスコット…

吟遊詩人のアルヴィンは、恋の歌の名手だ。 恋愛に関して生真面目な彼は恋人のひとりも作らずにいた。 しかしある日出会ったパン屋の娘ブリジットに、ひとめぼれしてしまう。 奥手な二人…

高校一年生　色鳥（いろどり）　織（しき）は幼馴染兼先輩である　孝一（こういち）、結衣（ゆい）　と共に、肝試しに向かっていた。 待ち受ける、殺意と想いに気付かず。

一話完結の短編集です。 世界観だけ統一しています。 獣人の為だけに作られた獣人だけの国 人にも獣にもなれなくとも、生きていく

ある日わたしは、窓の外を掠めるきれいな鳥を見た。

殺戮刑事とは殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで、 残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事である。 そんな殺戮刑事の一員、薬物中毒者のバッド…

　西日本にある地方都市『舞鷹市』。その街に住む女子中学生の真依は、ひょんな事から魔法生物のトリと一緒に異世界『ラースワーズ』に転移してしまう。状況が分かった彼女は、すぐに元の世界…

　私は相良水穂。どこにでもいる普通の中学２年生。ある日、帰宅したら丸っこいぬいぐるみの鳥のようなトリって言う謎の生き物が現れた。トリは一緒に宝探しをするんだとか言って、無理やり私…

彩り無き明暗の大陸。 黒の王国と白の王国は憎み合い、長きに渡り争いを続けていた。 黒の女騎士ノクシアは、ある日森で白い鳥に出会う。 強き黒、清らな白。 これは二色の出会いが巻…

ある国にサファイアという名の女性がいた。彼女にはある呪いがかけられていた。 それを解くためには月の神子と星の神子という人々の協力が不可欠だ。 が、解呪には時間が掛かるという。焦り…

失踪した天遠はなぜ今になって都に帰ってきたのか。 「青い鳥の夢を見た」と天遠は言う。無題だ、と私は思った。 科挙で出会った二人の十年ぶりの再会。 ※自主企画「死別ブロマンスを書…

旅芝居の一座「明鳥座」で育った正吉。父であるらしい銀助から「橋の下で拾ってきた」という出生の秘密を聞き、いつかこんな旅芝居の暮らしから逃げ出したいと思うのだが……。 父の日に合わ…

　中学生男子の蓮（レン）は自分の気持が抑えられず、幼馴染に美鳥（ミドリ）に告白する。 　すると彼女はカエル化してしまった。 　同じ部活動の部長である潮汐（ウシオ）にカエル化した美…

浮鳥ツグミの短編集

雨を見ながら恋人に浮気された過去を思い出していた立神泉貴は窓にぶつかってきた青いインコを保護する。すると、そこに泉貴の会社の後輩である照山みちるが訪ねてくる。

世界が水に沈んでから十数年、潜ることは人の生きるために必須の生活技術となった。 フリーランスで圧倒的な実績を上げるダイバー、通称 "人鳥姫" は次の依頼へと向かう。 それは子供達…

――右手に刺繍針を、左手に絹を持つ代わり、剣と盾を持つことを選んだ時、私は女であることを捨てた。 銀の国と呼ばれる美しい国の姫は男より勇ましい少女だった。何よりも自国を愛する彼女…

この作品は主にセリフで書かれています。 あらすじ 　風を読む力がある、青年ウィルは、巨大な鳥、ロック鳥が自分達が住む地方に飛び立つ夢を見た。 　目が覚めたウィルは、夢に恐怖を覚…