
より自由に、よりドラマチックに恋に落ちる二人が見たい! 「わくわく」と「ドキドキ」を詰め込んだ男性同士の恋愛ファンタジー作品を募集します!
363 作品
『第2回ルビーファンタジーBL小説大賞』コンテストにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
昨年より開催をスタートしたこちらの小説賞ですが、WEBBL小説からの書籍化の過熱化を受けてか、
363作品と昨年より多くの作品をお寄せいただきました。ご応募いただいた皆様に心より御礼を申し上げます。
総評としては、2回目にして書き手の層が厚くなっている印象があり、第1回を上回って読み応えのある、面白い!と感じる作品が多く寄せられました。
第1回を経ることで、編集部が求める作品像の解像度が上がったのでしょうか。
作品を書きあげたい!というパッションの上に、読み手として「この作品は他の作品に負けない魅力がある」と冷静に見極める俯瞰の視点が備わってきている、ということかと思います。
商品として多くの読者に読んでもらいたいと思える筆力の優れたレベルの高い作品が数多く投稿されており、大変編集冥利につきました。
来年はさらなるレベルアップした作品と出会えるのでは?、と一読者として楽しみにしております。
優秀賞となった5作品においては、レベルの高い作品の中でも、
アイデアの独自性、読み手を引き込む表現力、展開の面白さ、ジャンルのニーズへの嗅覚など、それぞれ突き抜けた魅力があるところが受賞の決め手となりました。
受賞作は、2026年度中の刊行を目指して書籍化を進めてまいります。楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
ルビー文庫では引き続き、「第3回ルビーファンタジーBL小説大賞」を2026年中に開催を予定しております。
また、新たなる作品との出会いを求め「第27回角川ルビー小説大賞」も絶賛募集中です。
どちらもカクヨムから応募が可能ですので、書籍化デビューを目指したい! と思われる方は、ぜひご応募いただけますと幸いです。
今後も皆様からの力作をお待ちしております!
該当なし
アルファの小野耀一郞は、大のオメガ嫌いだ。
だが社長就任の条件が「結婚」だったため、仕方なく取引先の社長令息でオメガの樟を娶った。
時期が来たら離婚すればいい。相手をしなければ浮気するだろうから、離婚理由に事欠かないはずと使い捨ての配偶者に辛く当たるのだった。
しかし、実の父親にすら冷遇されると知ったその日、家に帰ると樟は自室で高熱を出し倒れていた。
クレジットカードを渡しておけば好き勝手するだろうと思っていたのに、彼の部屋には持ってきた段ボールとペラペラの布団しかなかった。
友人が勤める病院に担ぎ込めば叱責され、意外な事実を突きつけられる。
高瀬凪は平凡な大学生。アスターボーイズという、オーディション番組出身の四人組アイドルグループの熱烈なファンだ。
最高の席でライブを楽しんでいると、突然の重大発表。ドームでの公演が決定したのだ。盛り上がるファンとメンバーたち。凪も一生懸命拍手をしていると、不意に舞台上の律樹と目が合う。
その瞬間、アリーナに爆音が響き、ものすごい衝撃のあと、凪は気を失ってしまう。
目が覚めると、凪は真っ白な部屋にいた。そこにいた管理者と名乗る男はアリーナで起こった爆発事故で、凪を含めたあの場にいた全員が死んだと言う。ショックを受ける凪。そんな彼に管理者はこう提案した。「宮葉律樹を生き返らせたいなら、ある世界の魔王になる運命の少年を救え」と──。
平民で魔石鑑定士だったセレストは、ダグロス王国の組織である印章院の「印章官」となった。
家紋・商会紋の管理と、その体現物である印章指輪の作成を行う印章官は、元来貴族の男子が就く職位だったため、セレストは冷遇されていた。
そんなある日、第二王子がやって来た。魔石鑑定の確かな実力を持つセレストに、王子は服飾ギルド長の所に行って来いと指示を出す。
そのセレストに護衛騎士のディノス=クロスターが就けられることになった。
服飾ギルド長のところで偽造書類を発見したり、偽造の印章指輪を発見したりする中で、平民であるセレストにも真摯に対応するディノスに、セレストは徐々に惹かれていくことになる。
かつて、大陸を統べる五つの国があった。
蝶の国、獅子の国、鷲の国、知の国、そして──地の底に生きる土竜《もぐら》の国《ドルナーグ》。
四百年前、知の国《ナランサス》を襲った大噴火の折、
土竜王は「沈黙」を選び、援助の手を差し伸べなかった。
それが両国の断絶を生み、地の国は歴史の記録からすら消え去った。
それでも、四百年の時を経てナランサスの王は和解を望む。
他国へ姫たちを嫁がせて国交を繋ぎ、
最後の姫・カミュラを「地の王」へと嫁がせることで、失われた縁を結ぼうとした。
だが婚礼の前夜、カミュラは高熱に倒れる。
延期も許されぬ儀式の前で、末の弟ソレルは決意した。
姉の名誉と国の未来を守るため、自ら花嫁衣装を纏い“代役”として式に臨むのだ。
男爵令息レノ・ファーブルは、血の繋がらない養父と義姉と共に静かで穏やかな日々を送っていた。
だがある日、国王補佐官アステル・ヴァレリウスが突然彼の前に現れる。三度の生を記憶するという男は、初対面のレノにこう告げた──「過去の世界で、毎回お前だけが違う役回りで現れた。だから、今度こそ確かめに来た」と。
アステルはレノにも自分と同じように過去の記憶があるはずだと信じていた。だがレノには何も思い出せず、アステルは落胆と共にその場を去る。
数日後、第二王子エメリクが面白半分でレノを訪ね、半ば強引に王宮へ連れ出す。こうしてレノは、アステルの部下──見習い補佐官として働くことになる。
「第2回ルビーファンタジーBL小説大賞」の中間選考の結果を発表させていただきます。
多数の力作を投稿してくださった皆様、並びに作品を読んでくださった皆様には、改めて深く御礼申し上げます。
※掲載の並びは作品のコンテストへの応募順となっております