角の生えた女の子と、四歳の巫女見習い。出会いの場面が丁寧で、警戒が親しみに変わっていく速度がちょうどよかったです。ルーシーの傲慢さが嫌味にならないのは、好奇心のほうが勝っているのが分かるから。舞桜の側も、自分の気持ちの名前が分からないまま、また会いたいと思ってしまう。その言語化できなさが幼さとして正しい。両親のことを背景に沈めておく配分も巧みで、約束の重みが増していました。