この回、とても良かったです。
アメリカ高校ものにある、チア上位層の空気感や、人気競技ゆえの発言力、スクールカーストの圧がすごくリアルに掴まれていると感じました。単なる意地悪役ではなく、「こういう強者、いそうだ」と思わせる生々しさがあって、場の緊張感に引き込まれました。
華子さん側から描かれることで、前話の再会シーンの見え方がぐっと深くなっていて、とても良かったです。
「来てくれた」嬉しさだけで終わらず、そこに迎える側の迷いや痛みがちゃんと重なってくるのが印象的でした。最後の「取られた……?」で空気が一気に変わって、続きがすごく気になります。あ、もう公開されていた。読もう。
S1-Track 02. 入学願書(part:火群結依)への応援コメント
とても良かったです。
大きな事件ではなく、結依の気持ちが確かに前へ動いた回として強く印象に残りました。華子の存在がただの憧れではなく、「この人と一緒に歌いたい」という決意につながっていく流れがすごくきれいでした。静かな回なのに、最後の一歩にしっかり熱があって、続きが読みたくなります。
作者からの返信
ありがとうございます。
アイドル部の環境を考えれば他の学校に行く選択肢もあったのですが、それでも華子と一緒がいいと結依は思ってしまったんですよね。この出会いが彼女達の人生を変えていきます。
ビラを一枚も受け取ってもらえない⋯⋯。
新入部員を獲得したいのにPRできないというのは⋯⋯。
誰しも少なからず持っている「内なる否定者」これのせいで前に踏み出せないのですね。「カースト最下位の弱者」という実態でもあり思い込みでもある、引っ込み事案⋯⋯「才能を売るアイドル」としては華子は致命的かもしれません。
そこに吹き込む新しい風、結衣の行動は追い風になるのか、さらなる逆風になるのか、とヤキモキするお話でした。
作者からの返信
そうですね……アイドルが好きな気持ちはありながら、周囲を巻き込むことには一歩踏み出せない華子。この引っ込み思案な性格がなければ彼女自身とアイドル部の立場も変わっていたのかもしれませんが、生来の気質は如何ともしがたしで。結依の乱入でどう変わるか、ご期待ください。
S1-Track 00. Overture(part:火群結依)への応援コメント
美鈴から結依への言葉が都度差し込まれる中、徐々にそう言われた状況や気持ちが見えてくるようで胸が痛みます。夢半ばで美鈴は事故で……。同じ事故に巻き込まれたようですね……。
美鈴に誘われて結依が始めてエイトミリオンのコンサートを観た時の高揚感がガンガン伝わってきて、わー! これは夢中になって憧れるのも納得!! でした。質のよいアイドルのコンサートを体感させていただいた気分です。
どん底に落とされた結依がどのように這い上がってくるのか。楽しみにしています。
作者からの返信
アイドルのライブの熱量を文章に落とし込むことがテーマの一つでしたので、体感頂けて大変嬉しいです。
結依の脳裏に何度もリフレインする美鈴の台詞……彼女がその言葉を遺すことになった経緯もいずれ出てきます。何が二人の夢を奪ったのか、結依がどう逆境に抗うのか、ぜひ続きにご期待ください。
S1-Track 02. 入学願書(part:火群結依)への応援コメント
前半からお母さんの姿がないのが気になっていたのですが、出て行っちゃったんですね⋯⋯。
ハンデが付いてしまった子を置いて出ていってしまう⋯⋯というのは親としてやるせない感覚を覚えます。
結衣は耳が聞こえなくなっただけでなく、逆境が積み重なっているのですね。
それでも夢は諦めないという強さを感じました。
作者からの返信
このお母さんはヤメ検の弁護士なのですが、まあまあ酷い人ですよね。後に出てくるライバルキャラ達はそれぞれに母親との関係を背負っているのですが、結依はそれすら失ってしまっているという対比でもあります。
逆境に挫けない結依の叛逆にご期待ください!
編集済
S1-Track 01. 邂逅(part:千葉華子)への応援コメント
芸能界のことは詳しくないものの、実は運と才能に左右される世界にいます。
これは、夢を叶えられなくて、かつての自分を否定するのは自己防衛的な感情なのかなと。
それが華子に当てつけに近い形で向けられているのかな、とも感じました。
とはいえ、まだ夢を追っている人をディスる権利は無いわけで、結衣と思われる少女に少し救われてますね。
作者からの返信
そうですね、この元チームメイトも元はアイドルに夢を見ていて、そこから逃げ出した自分を正当化しているのかもしれません。
結依の直情的正義は今後もたびたび炸裂します。
編集済
S1-Track 00. Overture(part:火群結依)への応援コメント
青少年時代、周りのクラスメイトたちは何かしらアイドルにはまっていましたが、私は絵や物語に強い関心があったため「コレ」という推しのアイドルはいなかったかも⋯⋯しれません。
その意味ではちょっと芸能界には疎いのですが、美鈴がなぜ結衣に「アイドルの夢」を託したのか?美鈴はひょっとしたら⋯⋯?
そして、音が聞こえなくなってしまった結衣。
歌って踊るアイドルにとっては致命的だと思います。これをいかに克服していくのか今後が気になりますね。
作者からの返信
連載当時の読者さんにも、アイドルに全く疎い方から、AKB界隈のガチオタまで色々いて、それぞれの反応を楽しんでいたものです。
ミレイちゃんはどうなってしまったのか、そして結依がこの逆境にどう立ち向かっていくのか、ぜひご期待頂けますと幸いです。
S1-Track 01. 邂逅(part:千葉華子)への応援コメント
アイドルそのものの華やかさというより、「好きなものをくだらないものとして切り捨てられる痛さ」がすごく生々しくて、華子のしんどさがよく伝わってきました。
そのぶん、最後に現れた少女のまっすぐな一言がきれいに効いていて、読後感も良かったです。
この回を読んで、この先も追いたくなり、フォローさせていただきました。
作者からの返信
好きなものを見下され馬鹿にされる辛さ、オタクは皆身にしみて知っていますよね……。
ラストの少女(だーれだ? ユイちゃん!)の直情的な正義感は自分でも書いていて気持ちがよかった部分でして、気に入って頂けて嬉しいです。
フォローありがとうございます。本作が日々の楽しみになれましたら幸いです。
S1-Track 00. Overture(part:火群結依)への応援コメント
自分は元々アイドルに強い関心があるわけではないのですが、それでも劇場の熱気や「偶像に神を降ろす祈り」のような感覚はとても印象的でした。
単なる華やかな世界の紹介ではなく、結依にとってそれがどれほど絶対的なものだったかが伝わってきます。
だからこそ、後半の喪失が痛く、最後まで一気に読まされました。
作者からの返信
ありがとうございます。アイドルの原義は「崇拝されるもの」なので、アイドル現場の熱狂シーンにはちょっとアブない宗教的なイメージも持たせています。
結依にとって全てだったアイドルの夢を絶たれて、そこから彼女がどう這い上がってくるか……ぜひご期待ください。
S1-Track 03. スクールカースト(part:千葉華子)【2/2】への応援コメント
結衣ちゃんの正義感爆発ですね!
考えてみればスクールカーストで「女王」として君臨していたとしたって、所詮は「学校」という小さな世界のてっぺんにしか過ぎないのですが、外と比較されることのない小さな世界だからこそ変に錯覚してしまうのかもしれません。
ただ、逆にいえば外からの力も介入しにくいともいえ、グループの反撃がありそうで不穏ですね。