王に使える魔法使いであったカザザは、街の人々からの人望も厚い好人物であったが、ある日、花売りの少女の手によって殺されてしまう。
その後、彼はレオという少年に転生。
レオは大魔法使いであったカザザの特性を引き継いでいたために、魔法は大得意であったが、剣の筋はからっきしであった。
しかし、レオの父親が騎士団の兵法指南役をしていたこともあり、レオは剣士としての生きる道以外を否定されてしまう。
そんな父親からある日、「剣士として冒険者に登録しろ。それでも腕が上がらなければ出ていけ!」と言われたレオは、冒険者ギルドに向かうことになる。
しかし、その道中、幌馬車内で妙な一行と乗り合わせることになり――。
大魔法使いが転生して剣士の道を目指すという、胸躍る冒険ファンタジー物語!
この設定だけでもワクワクがとまりませんでしたが、カザザを殺した少女にはやはり謎が多く、「一体誰が大魔法使いの命を狙ったのか!?」という謎解き要素にも引き込まれました。
また、レオとしてカザザ時代の知り合いと再び出会う描写には心にグッとくるものがあります!彼の死を悼むもの、受け入れられないもの、そんな人々がレオとの関係を通して、(そして、レオのとある特徴を見て)、心を取り戻していく過程は素晴らしいかぎりです!
またキャラクターの魅力にやられました。
癖の強いS級冒険者、カザザ時代の友人たち、ギルド受付嬢……この世界の人々、活き活きとしてます!
是非ともご一読ください!
国王に仕える、大魔法使いカザザの穏やかな日々から一転。カザザは信じられない暗殺により、剣聖の五男坊レオに転生する。転生してから見る、かつての恩師の暗殺や、カザザの死後により、大人になった教え子達の変わり様…涙が込み上げてくる場面がある中で、迫力のある魔物との戦闘シーン。
レオを取り巻く、個性豊かな人々とのコミカルな掛け合い、細かな設定の世界観に、読んでいるうちに情景が目に浮かび、没入してしまいました!
著者の別作品「禁書転生」と同じ世界観なのも、この物語の深さを感じます!書籍化して、沢山の人に読んでほしい作品です!
(番外編2-9 読了時のレビューです)
主人公は刺繍が趣味で、大人の女性が苦手。
そして子供に殺害され、転生した高名な魔術師の主人公。
彼の前には、様々な困難が立ちふさがります。
・魔法が得意なのに、父親に剣の道を強制される
・剣が全然使えないのに家を追い出され、冒険者として活動
・転生者であることがバレてはいけない
・なぜ自分は殺されたのか? また、それは誰か?
・なんか生前の教え子の精神が病んでる
・なんかドワーフのオッサンとか変な集団が、世界中のダンジョンの宝を狙っている
・なんかS級冒険者のお姉さんがやたら絡んでくる(主人公にとっては困難)
・なんか食ったらヤベー花がある
などなど。
これらに振り回されたり、解決に奔走していくのが魅力的だと思います。
現在はキーパーソンの過去を描く「番外編」が投稿されていますが、
彼らの思惑の錯綜が本編につながり、重厚な物語になっていると感じます。
また、主人公の死亡から転生までの時間が5年と
比較的短いのもポイントです。
主人公の死が周囲のキャラに影響を与えており、
深みが出ていて面白いと思いました。
文体も丁寧かつ軽快でよみやすく、どんな人にもオススメできる内容です!
純黒の勇者と呼ばれる大魔法使いがいた
ちょっと便利に使われてしまうこともあるけれど?
女性に弱くて怖くて慣れないところがあるけれど?
誰からも慕われる面倒見のいい優しい男の中の男♪
主人公カザザは今日も王命をこなして!
後進の若者を育成するために励みます♪
だけど運命は突然だった……
何者かの思惑により幼い少女の手で殺されてしまう!
そして運命は流転する
目覚めたとき
レオという名の男の子に転生していた!
しかも転生したのは五年後の未来!
さらに父親は剣聖と呼ばれる実力者!
大魔法使いだったレオくんは魔法はすごいけど?
剣の腕は無能なくらいにまったく全然ダメダメ!?
それなのに!
パパさんは剣の道以外は認めてくれません!
成長した後進の若者や新たな仲間たちに囲まれて生きていく!
なぜ少女によって殺されてしまったの?
陰謀か計略か……気になる謎がいっぱいです!
心やさしいレオくんの歩む道はどこへ向かうのか?
剣聖を目指す未来に待っている運命をぜひ見届けてください!!!