だれしも一度はやったことがあるごっこ遊び。
おままごとから始まり、戦隊ヒーロー、
魔法少女、探偵、医者。
なにかを演じ、架空の世界に没入する。
多少の差はあれどみんな卒業する。
フィクションはフィクション。
架空を見ずに現実を見るようになる。
現実で自分の役割を演じるようになる。
卒業するものとしないもの。
そこに大きな違いはないのかもしれない。
小さな違いだからこそ、
両者は交わっていく。
現実と架空が交わっていく。
そこに愛が絡んできたとき、
二人はどこへと辿り着くのか。
二人の少女の日常を描いたホラー恋愛作品です。
幼いころに出会い、成長とともに変化する部分とそうでない部分。
常に不穏な空気も漂っており、まさしくホラー恋愛。
一話ごとのひきも素晴らしく、先が気になる展開の応酬です。
百合とホラーが見事に調和した作品、
是非読んでゾワっとしてみてください。
サヤはいじめられていたところを助けられ、マリナと友達になります。
それ以来ふたりでよく遊ぶのですが、マリナが求めるのは「ごっこ遊び」でした。
しかもそのごっこ遊びに並々ならぬ情熱を注いでいて、忠実な再現を求めてきます。
彼女たちが真似するものは、アニメだったり、ドラマだったり。
それであるとき、恋愛系の連ドラでごっこ遊びを始めます。
ただそのドラマ、どうも不穏な方向に展開していく様子。
「別のドラマに変える?」
「それはダメ」「始めたんだから、最後までちゃんとやろ?」
どんな展開になっても忠実に再現しなければいけない状況で、だんだんと最悪のシナリオが見えてきて――
最後に待ち構えるのは、意外で衝撃的な展開!
どんな結末を迎えるのか、ぜひその目で確かめてみてください!!