荒廃した地球で、とある博士が人類を探し、地球本来の持つ青色を求めるSF短編。
「誰かいませんか?」
道路などの人工物だけの残った人がいない地球で、博士の声がただ響き渡るだけ。
賑やかさを失った星で、その響く声はどこか悲しいのですが、その情景が作者様の柔らかい文体と優しい言葉で綴られます。
さて、なぜ地球はこうなったのか。そして、本当にこの星は無人になってしまったのか。博士は、地球本来の青色を見つけることができるのか。
意外なラストと謎がある本作、ぜひ皆さんの目で真実を確かめてみてください。
文体もすごく優しいので、読んでいてとても心地よかったです。