いや、コメディは作風の一面だけなんですが、その一面のあるおかげで、本来なら重たいはずのテーマがスイスイと読めちゃいます。
謎が謎を呼ぶ万能の「神」。
何も考えずに浮かれている世間。
考えれば考えるほど憔悴していくエリートたち──そのエリートたちの一人一人の、キャラ立ちまくりな造形がとても魅力的です。
でも、特にいいキャラなのはレルマ君ですね。
「エリートや神の隣にいる清掃員」の素朴な感想が、もしかしたら一番真理に近いのかも.....?
この物語がどんなふうに終わるのか、着地点が気になってしかたがないです。