ホスピスで働く主人公の救済その救済を追う刑事人間は生まれた時から死に向かうと思いますその人生の中での苦しみとは苦しみの緩和とはそして命とは答えは無く個々が思う事かと思いますしかし僕達人間の変わらないものは心かと思いますそんな心に響く物語です一読下さい
「救済」という名の下に、死期が迫った患者に慈悲の手を差し伸べる一人の看護師。彼女の行うそれは本当に慈悲なのか?「救済」に事件の匂いを嗅ぎつけ彼女を追う刑事は看護師のかつての親友。正義を胸に行動するこの刑事の目線で私は物語を追いかけていた——はずだった。看護師の行動に疑問を抱いて読み進めるも、「救済」を求める患者はどこまでもリアルで、やがて読者の意識も揺さぶられる。物語を追うほどに深みにハマっていく。最後の一行まで目が離せない一作です。