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とある消灯。

とある消灯。

をはち

おすすめレビュー

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★★★
★21
7人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • ナベッチ
    59件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    その“自我”、本当に人間のものですか?

    静かに進む物語の中で、確実に何かがおかしいと感じていました。
    しかし、その正体に気づくのは、ほんの一瞬の出来事です。

    “彼”の苦しみや焦燥は、まるで人間そのもののように描かれている。
    だからこそ、最後の一文で視点が反転した瞬間、背筋に冷たいものが走りました。

    首を切り落とされるような感覚。
    それが何を意味していたのかに気づいたとき、この物語は単なる描写ではなく、“体験”に変わります。

    無音で、痛みもなく、ただ消えていく存在。
    その恐怖は派手さこそありませんが、確実に読者の中に残ります。

    読み終えたあと、ふと自分の周りの機器に目を向けてしまう――
    そんな余韻を持つ、完成度の高い短編でした。

    • 2026年3月18日 18:05