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交わる道~江戸に咲く椿~

交わる道~江戸に咲く椿~

つるいも

おすすめレビュー

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★★★
★30
10人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 五月雨(小説の審査員経験者)
    134件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    真実に近づくほど、好きな人が遠くなる

    命を狙われているという娘・椿と、その護衛を務める同心・瀬田銀次。江戸の町を共に歩く二人の恋に、不審な死をめぐる謎が重なっていく物語です。

    剣の腕は立つのに、恋には不器用な銀次。椿に心を乱される彼も、銀次の言葉に胸を高鳴らせる椿も可愛らしく、周囲の人たちと一緒に二人を見守る気持ちになりました。

    だからこそ、事件の真相に近づくにつれて、先を知りたいのに知るのが怖くなります。何気ない買い物や、あぶり餅を分け合う時間まで、読み終えてから思い返すと胸に迫りました。

    本編の余韻を抱えたまま外伝を読むと、椿を見る気持ちがさらに揺さぶられます。最後まで読んだ後、もう一度プロローグの言葉に触れてほしい作品です。

    • 2026年10月14日 01:18