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  • 第68話 残火の戦野への応援コメント

    コメント失礼します。

    かつて世界に愛された勇者が、今度は世界から少しずつ力を返していく。
    その「返却」という表現が、なんとも切なく胸に残る。
    若さも魔力も失われていくのに、戦場に立ちたいという魂だけは衰えない。
    強さとは、いつまでも無傷でいられることではないのかもしれない。
    ハールセンの容赦ない商売人ぶりには苦笑しましたが、ヤンの「棺桶に入れてやらなきゃならない」には思わず笑い、同時に二人の間にある信頼の深さにじんわり。
    心配を説教ではなく、いつもの軽口に包んで差し出す。
    こういう関係はたまらない。
    何より印象的なのは、死に場所を探しているのではなく、生きているうちにやり切ろうとしている資晴の覚悟。
    残された力を何に使うのか。
    その答えが戦場にある限り、この男の火はまだ消えない。
    残火という題名が、読み終えたあとに一段と熱を帯びる。

  • コメント失礼します。

    白山の敗北という歴史の大波を、奇術と知略で乗り越える緊迫感がたまらない。
    圧倒的な力でねじ伏せるのではなく、仕掛けと度胸で切り抜ける姿に、元勇者の新たな生き様を感じる。
    伯爵が神の奇跡と見紛う一方で、本人は「ただの手品」と涼しい顔。
    この温度差も実にいい(笑)。
    そして何より、硝煙と炎に包まれたプラハから一転、焚き火を囲む男三人の時間が心に残る。
    金貨の取り分は冷徹に計算するハールセンと、さりげなく軟膏を差し出すヤン。
    利益で結ばれた関係の中にも、損得だけでは測れない信頼がある。
    特に「旦那の飯が食えなくなると」の一言には、ヤンらしい情が滲んでいて思わず頬が緩む。
    最強でなくなったからこそ見えてくる人の温かさ。
    硝煙の後に残った山生姜の香りが、妙に忘れられない。
    ドレスデンから始まる次の商売と戦乱、ますます目が離せない。

  • コメント失礼します。

    いやはや、ハールセンの商売人としての悪知恵、もはや芸術の域(笑)。
    カトリックの証拠を新教派への忠誠の証にひっくり返すとは、敵の疑念すら利用して道を切り開く。
    剣を抜く前に勝負を決める、これぞ知略の醍醐味。
    そして、その隣で淡々と仕事を片付けるヤンがまたいい。
    三十六フローリンで水門を押さえ、刀を磨く間に別のものを磨く……この男、静かな顔して仕事ができすぎ(笑)。
    一方、かつて全能だった資晴が小さな傷や疲労に老いを感じる姿には、胸にくるものがある。
    失った力を嘆くだけでなく、仲間の知恵と経験を武器にしていく。
    強さの形が変わっても、戦う理由は変わらない。
    迫る白山の戦い、歴史の大敗北を前に、彼らがどう運命を覆すのか。
    九割の勝算でも腹が痛いヤンに一票入れつつ、次の一手を楽しみにしている。

  • コメント失礼します。

    戦争の足音が近づくほど、三人の食卓が妙に温かく感じられるのがいい。
    冷徹なハールセンも、飄々としたヤンも、特製パンやスープの前では立派な食いしん坊。
    特にヤンの「飯の匂いがしたから来た」には笑ってまう。
    仕事は一流、登場は神出鬼没、食欲には忠実。
    実に頼もしい(笑)。
    けれど、この物語の好きなところは、そんな軽妙な掛け合いの裏に、互いを信頼し始めた三人の距離が見えること。
    こそ泥の頭をさりげなく守るヤンの仕草にも、人間味が滲んでいる。
    戦場を動かすのは兵力や魔法だけじゃない。
    情報を運ぶ者、道を拓く者、そして仲間の腹を満たす者。
    生き延びるための知恵には、ちゃんと温度がある。
    さあ、いよいよプラハ。
    嵐の中心に乗り込む三人が、次はどんな一手を見せてくれるのか。
    腹ごしらえは十分、こちらも期待で胸がいっぱいです。

  • 第64話 森影の抜け荷への応援コメント

    コメント失礼します。

    戦場を生き抜くのも大変ですが、戦争が終わる前から敗者の財産を値踏みしている商人たちも、別の意味で恐ろしい(笑)。
    特にヤンの存在がいい。
    冷徹な仕事人でありながら、最後には自分の仕事に疑問を抱く。
    その変化に人間らしさが滲んでいる。
    「東洋も西洋も変わらないな」「人間だからな」というやり取りも実に味わい深い。
    資晴の刀が命を切り拓く一方、商人たちは帳簿で人の運命を切り拓く。
    同じ生き残りでも、武と商では見える地獄が違う。
    何より印象的なのは、勝者と敗者の二色では割り切れない戦乱の現実。
    生き延びることは正義なのか、奪うこともまた生存戦略なのか。
    そんな問いを残しながら、ヤンとの別れには不思議な余韻がある。
    さて、次の戦場では誰と出会うのか。
    刀だけでは渡れない世の中、資晴の次なる一手が楽しみ。

  • コメント失礼します。

    泥まみれの血戦を生き抜いたと思えば、今度は商人たちの腹黒い算盤勝負。
    いやはや、戦場より商館の方が別の意味で怖い(笑)。
    国も将軍も裏切る、けれど生き残るための契約には一切の迷いがない資晴の覚悟が実に傭兵らしい。
    そんな冷徹な取引の中で、クルトの「生きてりゃ飯は食えるからな」が妙に胸に残る。
    金塊をジャガイモに紛れ込ませる商人の知恵も、ヤンの底知れなさもたまらない。
    そして何より、忠実な兵士を演じながら、別の未来を手繰り寄せる二枚舌の面白さ。
    剣だけでは生き残れない時代に、知略と人間臭さがどう絡み合っていくのか。
    赤い煙が上がる日が待ち遠しい。
    これは戦場の物語であり、同時に生き残る者たちの物語。

  • 第62話 雪原の暗殺者への応援コメント

    コメント失礼します。

    雪原の白さが、これほど似合わない男もいない(笑)。
    静寂を切り裂く東洋の剣士、その圧倒的な武威に思わず息を呑む。
    けれど、個人的に心を掴まれたのは、戦場では容赦のないヤンが「君に死なれると、私の損になる」と告げる場面。
    感謝も労いも損得勘定に包んでしまう男の不器用な情が、妙に温かい。
    人間関係って、綺麗な言葉だけで結ばれるものじゃない。
    さらに、奪った情報を武力だけで終わらせず、王の決断と商会の損得へつなげていく展開も面白い。
    剣で敵を退けても、戦争そのものはまだ終わらない。
    むしろ春の訪れが恐ろしくなるとは、なんとも皮肉な冬やね。
    血に染まった雪の向こうに迫る白山の戦い。
    剣士の次なる一手が気になって仕方ない。

  • コメント失礼します。

    華やかな王冠の裏側で、泥と血と飢えにまみれる男の姿が実に印象的。
    歴史が大きく動くほど、人間の欲望や思惑もまた大きくなる。
    そんな中で、資晴だけが勝利の宴に酔わず、敗北した先の逃げ道まで見据えているのが面白い。
    ヤンとの酒瓶を交わす場面もいい。
    互いに腹の内を知りながら、すべては語らない。
    この距離感がたまらない。
    そして何より胸に残ったのは、敵を斬るよりも、飢えた味方を鎮圧する場面。
    正義や大義がどれほど立派でも、腹は満たせない。
    戦争の皮肉が容赦なく刺さる。
    華やかな栄華と凍てつく現実、その落差こそがこの物語の醍醐味。
    最後の「戦場がある。動ける。それだけで、今は十分だった。」にも、男の生き様が滲んでいて好き。
    冬はまだ始まったばかり。
    さて、この男は次に何を賭けるのか。
    続きを追わずにはいられない。

  • コメント失礼します。

    勝利を確信した者たちが浮かれる一方で、破滅の足音だけは聞き逃さない。
    この皮肉な戦況がたまらない。
    サブラートの大敗は、戦場では一瞬の油断が積み上げたものすべてを灰にするという、容赦のない現実を突きつけてくる。
    それでも印象に残るのは、血と泥にまみれた敗走の中で交わされる主人公とヤンの会話。
    為替手形より刀の使い手のほうが高価とは、さすが商人、損切りの判断まで抜け目がない(笑)。
    けれど「あなたが生きているから」という言葉には、損得だけでは説明できない信頼が滲んでいる。
    そして籠城の夜、互いに相手が残っている理由を確かめ合う二人。
    敵味方、利害、国境……そんなものを越えて、いつしか隣にいることが理由になる関係が実にいい。
    敗北しても失われないものがある。
    ジェネーバの瓶を行き来させる静かな余韻が、激戦以上に胸に残る。
    さて、この二人の次の賭け、今度は何を賭けることになるのか。
    続きが楽しみ。

  • 第59話 鬼、ボヘミアへへの応援コメント

    コメント失礼します。

    「包囲戦は退屈なのだ」と言わんばかりに、二ヶ月でソーティ十三回迎撃。
    いや、暇つぶしの規模が傭兵団の常識を置き去りにしている(笑)。
    日本の剣術を異国の戦場で振るう姿には爽快感がありますが、略奪も焦土戦術も、勝者の武勇だけでは語れない戦争の生々しさがある。
    歴史を知る転生者だからこそ、変えられない未来と、目の前で戦う人々の熱量との間に生まれる苦みが効く。
    そして、凍える冬に噛む那須の干し芋。
    血と硝煙に満ちた戦場で、故郷の甘さがこれほど胸に沁みるとは。
    強さとは敵を斬る技だけではなく、帰る場所を忘れないことなのかもしれない。
    三十年戦争の幕開けに、鬼は何を斬り、何を守るのか。
    次の戦場が待ち遠しい。

  • 第58話 鬼、西へへの応援コメント

    コメント失礼します。

    イスタンブールの異国情緒に心を奪われ、ベネチアの芸術に酔いしれたと思ったら、最後は傭兵団で木刀一本の実力行使。
    知性と暴力、コネと剣技を使い分ける資晴、旅人と武人の二刀流が実に頼もしい。
    歴史の教科書でしか知らない街並みや文化が、まるで目の前に広がるようで、転生者の特権を存分に味わえる旅。
    そして、三十年戦争という巨大な歴史のうねりへ、自ら飛び込んでいく展開に胸が躍る。
    歴史を知っていることと、歴史の渦中で生き抜くことは別物。
    未来を知る男が、この地獄で何を見て、誰を救い、何を変えるのか。
    さあ、鬼の西征は観光編から戦乱編へ。
    どうやら次の見どころは、景色ではなく戦場になりそう。

  • コメント失礼します。

    家康という巨星が沈み、ひとつの時代が幕を下ろす。
    その一方で、那須の土には水が流れ、人には知恵が受け継がれ、本は海を越えて広がっていく。
    天下を取るとは、領土を奪うことだけではない。
    資景の「土の権利」という発想も痛快。
    父を超え始めた息子の姿に、思わず頬が緩む。
    そして、織部を失った弥十郎の黒楽茶碗。
    言葉少なに交わされる師への想いが、静かに胸に残る。
    歴史の大きなうねりの中に、器ひとつ、人の一言、残された仕事の温度があるのがたまらない。
    かわら版で天下を取る勘右衛門も、商売人の鑑(笑)。
    戦の勝敗だけでは測れないものを積み上げてきた資晴が、最後に見つめる那須の風景。
    その穏やかさが、かえって別れの重みを際立たせる。
    日本での戦働は終わっても、この人の物語はまだ終わらない。
    次に向かう異国で、何を咲かせるのか楽しみ。

  • コメント失礼します。

    「鬼がー!」と恐れられながら、本人は「またか」と苦笑い。
    この温度差がたまらない。
    しかも、子供が生まれたばかりの兵に「任せておけ」と笑っていた男が、血まみれで戻った途端に逃げられるの、戦場屈指の理不尽なオチで好き(笑)。
    一方で、後藤又兵衛や毛利勝永、真田信繁といった猛将たちの意地がぶつかる中、那須隊がただの無双ではなく、布陣と連携、心理戦で家康を守り抜くのが熱い。
    主馬の知略も実に頼もしく、資景の成長には思わず頬が緩む。
    そして最後、信繁が「あれは那須の隊か」と問いかける場面。
    敵であっても、その存在を認めずにはいられなかったのだろう。
    歴史の大きなうねりの中、鬼と呼ばれた男が最後まで自分の役目を果たす。
    その背中には、武勇だけではない積み重ねが見える。
    「それでいい」という締めも胸に残る。
    鬼の最後の戦場にふさわしい、熱さと寂しさの入り混じる読後感。

  • コメント失礼します。

    鬼の引き継ぎとは、誰かに鬼の面を渡すことではなく、自分がいなくても守れる国を育てること。
    資景に判断を委ね、主馬や直勝たちが次の世代へと役目を渡していく。
    その背中を見送る五十七歳の資晴が、最後には「一兵として戦場に立つ」と言うのだから、隠居とはいったい何だったのか(笑)。
    けれど、出しゃばらない覚悟と、いざとなれば前に出る覚悟は、きっと同じ根から生えているのだろう。
    無利子の貸付で水路を延ばし、器を売り、酒を育て、人を育てる。
    戦国の知略が、戦に勝つためだけでなく、人々が生き続けるために使われているのがたまらなく好き。
    そして、干し芋を齧りながら交わす「これからも宜しくお願いします」の温かさ。
    三十年の忠義も、言葉にすれば案外こんな一切れに収まるのかもしれない。
    水は田を潤し、技は次代へ渡り、絆は戦の前でも途切れない。
    積み上げてきた歳月が、いよいよ大坂の陣へ向かう静かな高揚感に変わる。
    さあ、鬼の最後の出陣ではなく、鬼が育てた者たちの真価が問われる時やね。

  • コメント失礼します。

    十年物の琥珀色に、酒だけでなく人の覚悟まで熟成されているのがたまらない。
    政宗があの言葉の意味を十年前から理解していたと明かす場面、歴史の裏側で交わされた無言の握手のようで、胸が熱くなる。
    しかも欠けた茶碗を使い続けているのがいい。
    変わらないものと、変わったからこそ深まるもの。
    その対比が実に味わい深い。
    那須の発展も、治水も、陶芸も、すべてが人と土地の時間を積み重ねていく。
    そして光悦との「那須の器は那須の器」というやり取りには、己の美を信じる強さと、他者の美を認める懐の深さがある。
    争いのない時代を退屈にせず、約束と技と人間関係でこんなにも読ませてくれるのが嬉しい。
    次の十年物が届く頃、政宗はどんな顔で杯を傾けるのか。
    約束が未来への楽しみになる、なんとも贅沢な読後感。

  • コメント失礼します。

    按針と造船の未来を語っていたと思えば、気づけば海賊船に乗り込み、外交の顔をした鬼が大暴れ。
    資晴、海路の安全保障を担当するには少々、本人が海難事故やん(笑)。
    けれど、この豪胆さの奥に、アダムスの帰国と家族への思い、ヤコブたちの帰郷、メルヒオールの商才を見極める眼差しがあるのがいい。
    未来を知っていても、すべてを思い通りにはできない。
    だからこそ、出会った人間の可能性を拾い、歴史の流れに新しい道をつくっていく姿が頼もしい。
    朱印状を手にした先にあるのは、単なる交易の拡大ではなく、人と人が海を越えて結びつく未来なのだろう。
    メルの「これから友人と身内を作ります」には、したたかな商人の人生設計が詰まりすぎていて思わずニヤリ。
    最後の一文も、長い航海を終えた安堵より、次の冒険への期待が勝つ見事な余韻。
    那須家の海、まだまだ波乱上等やね。

  • コメント失礼します。

    戦国の世で天下を動かすのに、まず必要なのが道と水と港、というのがたまらなく好き。
    大砲で敵を黙らせるだけでなく、橋を架け、馬車を走らせ、田畑を潤し、働く人の命まで守ろうとする。
    強さとは、戦に勝つ力だけでなく、戦のない日々を増やす力。
    しかも、那須疎水は数世代先まで見据えた壮大な夢。
    目の前の領地を治めながら、まだ生まれていない誰かの暮らしまで豊かにしようとしているのが胸に響く。
    家臣たちが驚きながらも次々と夢に加わっていく姿もいい。
    南蛮船に大砲にコンクリ隊、戦国武将たちの会議とは思えない単語の渋滞なのに、目指す先は驚くほど地に足がついている。
    最後に描かれるのが勝利の雄叫びではなく、伸びていく道と波の向こうにある未来なのも素敵。
    天下取りのスケールで、暮らしを取り戻していく物語。
    杯を傾ける資晴の背中に、静かな頼もしさを感じる。

  • コメント失礼します。

    関ヶ原を勝ち抜いても、四人の死を「仕方ない」で済ませられない資晴だからこそ、忠勇之碑に刻まれた二十三人の名前が胸に刺さる。
    天下を動かす知略も、大砲も、未来を見通す知識も、失った命を取り戻すことだけはできない。
    その重さを抱えたまま、それでも田を耕し、馬を育て、酒を造る。
    資晴の強さは、勝つことよりも、戦の先に守りたい暮らしを持っていること。
    そんな資晴の隣で、主馬がちゃっかり次の一手を読んでいるのも実に頼もしい(笑)。
    玄妙の技が弟子に受け継がれる場面にも、命や志は失われるだけではないという救いがある。
    そして最後に大洗の湊と茂木の土。
    戦場で鬼と呼ばれた男が、帰ってくるなり領地経営の盤面を広げていく。
    この人、天下泰平になっても絶対に暇にならない(笑)。
    二十三人の名を背負いながら築いていく那須の未来を、まだまだ見届けたい。

  • コメント失礼します。

    大砲を撃っているのに、いちばん派手に爆発しているのが三成の心理というのが、家康の恐ろしさ。
    「攻撃ではなく演説だ」の一言があまりにも的確で、砲声まで天下人のプレゼンに聞こえてくる。
    しかも今与一は、手柄を独占するのではなく、誰の功績として響かせれば自分の望む未来に届くかまで計算している。
    強さとは、敵を倒す力だけでなく、人の功績も欲も動かす力なのだと痺れる。
    黒田長政との「聞かないでくれる、というのが大人の付き合いだ」も好き。
    戦国の世にも、察して黙る優しさと社交術はあるんや(笑)。
    そして「釣れた」ではなく「出されたのだ」。
    この一言に、戦場を盤面として読む者同士の格の違いが滲む。
    那珂湊という具体的な願いを胸に、天下人の知略を盗みながら、那須の鬼として確かな一手を刻む今与一。
    大砲の轟音が止んでも、次の朝への期待は鳴りやまない。
    いよいよ関ヶ原、呼び鈴に応じた者たちの運命がどう転がるのか、たまらない。

  • コメント失礼します。

    七年という時間を、秀吉は散財に、家康は忍耐に、そして資晴は富と備えに変えた。
    この三者三様の対比が実に鮮やかで、歴史の大きなうねりを眺めながら、ちゃっかり勝ち筋を育ててきた資晴のしたたかさにニヤニヤが止まらない。
    しかも、馬と酒と船と大砲。
    人の心を動かすものから天下を揺るがすものまで、全部そろえているのが頼もしいやら恐ろしいやら(笑)。
    主馬と典膳の容赦ない分析も相変わらず心地よく、資晴の悪巧みを理解したうえで付き合ってくれる関係性がたまらない。
    そして、ようやく日本に辿り着いたアダムスたちを、まず飯で迎えるところに資晴らしい人情を感じる。
    世界を変える前に腹を満たす。
    こういうところが好き。
    七年かけて積み上げたものが、いよいよ関ヶ原で歴史を動かす。
    戦場に立つ前から勝負は始まっている。
    さあ、資晴の大砲が天下の盤面に何を描くのか。
    あと五日が待ちきれない。

  • コメント失礼します。

    人を育て、知恵を刷り、土から未来を焼き上げる。
    那須家の発展が、領地を広げるだけでなく「人が生きる選択肢」を増やしていくのが、たまらなく面白い。
    文字を読めれば騙されにくくなり、計算ができれば商売が変わる。
    教育を善意だけで終わらせず、「学ばないと損をする仕組み」にまで落とし込むあたり、資晴の知略は相変わらず容赦がない(笑)。
    しかも、知恵を広めるのが出版というのも熱い。
    そして、地震ですべてを失いかけたマーが、那須の土と出会い、新たな器を生み出す展開には胸が温かくなる。
    失われたものを取り戻すだけでなく、その土地ならではの個性に変えていく。
    人も技も、居場所があってこそ花開く。
    最後の「土が人を呼び、人が土を生かす」が、この一話を見事に包み込んでいる。
    戦国の天下取りの裏で、未来を焼き上げている那須家。
    次はどんな才能がこの地に根を下ろすのか、楽しみでならない。

  • 第47話 兵站屋と茶室の龍への応援コメント

    コメント失礼します。

    いやはや、資晴の恐ろしさは、刀を抜かずに戦の勝敗を動かし、茶碗とウイスキーで十年先まで縁を結んでしまうところ。
    政宗との茶室でのやり取りは、腹の探り合いなのに妙に心地よい。
    辰砂の茶碗も、琥珀色の酒も、言葉にできない互いの理解をそっと受け止めているようで、あの屈託のない笑顔が印象に残る。
    しかも、その裏では大砲に硝石、鉱山に造船、兵站まで着々と整備中。
    戦国の世で一番怖いのは、戦上手より「戦が始まる前から終わった後まで考えている男」なのかもしれない(笑)。
    十年後の一本を約束する場面には、先を読む知略だけでなく、未来を本当に迎えたいという人間味も感じる。
    だからこそ、朝鮮の海上封鎖という現実が重い。
    稼ぎながら関ヶ原に備える那須家の静かな足音が、歴史の大きなうねりへつながっていく予感に胸が躍る。

  • 第46話 金の星屑、白の松への応援コメント

    コメント失礼します。

    金の星屑が宿る器も、白地に浮かぶ松の文様も、ただ美しいだけではなく、那須という土地そのものの未来を映しているのがたまらない。
    狙って出せないからこそ美しい。
    その窯の気まぐれを、光悦が即座に「買います」と捕まえるあたり、芸術家の感性と商人の魂が同居していて最高(笑)。
    そして利休の「余白」へとつながる場面には、器に描かれたもの以上の深い余韻がある。
    職人が黙って器を眺める姿も、言葉より雄弁。
    一方で、資晴の頭の中では七年先の天下まで熟成中。
    戦を避けるために商いを育て、土地の技を国の力に変えていく知略が実に痛快。
    しかも家康相手に酒と器を売り込みながら、ちゃっかり兵站の立場まで固めるのだから抜け目がない。
    窯では器を、時代の流れには勝ち筋を。
    焦らず、急がず、熟成させる。
    その生き方がウイスキーの琥珀色と重なり、最後の一文がじんわり胸に沁みる。
    七年後、那須がどんな景色を見せてくれるのか、楽しみでならない。

  • コメント失礼します。

    利休の死という、時代の大きな喪失。
    その悲しみを抱えながら、茶の文化と人の居場所を守り、やがて国の宝へと変えていく流れに胸が熱くなる。
    権力に逆らえば命さえ危うい時代だからこそ、土を捏ねる職人の手や、一碗を認めた縁が、こんなにも尊く感じられる。
    しかも資晴、茶室で本音を引き出すだけでは飽き足らず、陶芸まで国家戦略に組み込むとは……文化振興の顔をした知略が抜かりない。
    そして、寡黙な弥十郎と自由奔放な光悦が、同じ土を前に何を生み出すのか。
    人を救うことが技を救い、技を救うことが土地の未来を拓く。
    利休の美意識が、死で途切れるどころか新たな土地に根を張っていく余韻が素敵。
    黄金に輝く器の向こうに、戦なき世への願いまで見えてくる。

  • コメント失礼します。

    成政との別れが胸に刺さる。
    戦場で幾度も死線を越えた男が、戦ではなく政争に散る。
    武人の誇りだけでは守れないものがあるからこそ、資晴の「部下を死なせない」という信条が、いっそう重く響く。
    歴史を知る者の強みは、未来を当てることではなく、過去の悲劇を前に何を変えるかなのだろう。
    一方、秀吉との南蛮船をめぐる腹の探り合いにはニヤリ。
    天下人相手に船一隻で領地を守るとは、商談の皮をかぶった命懸けの外交(笑)。
    そして、子の育ちまで人材を動かす仕事と捉える資晴に、武だけではない成長を感じる。
    最後に響く「踏み越えた山の数」。
    成政への追悼であると同時に、資晴自身がまだ歩みを止めていない証しにも思える。
    歴史を変えるとは、失われた命を忘れず、その先を生きることなのかもしれない。

  • 第43話 琥珀色の野心への応援コメント

    コメント失礼します。

    フロイスとの別れに漂う寂しさから一転、ウイスキーで間者をあぶり出す流れに思わずニヤリ。
    酒を振る舞って懐を開かせるどころか、喉を焼きながら秘密まで吐かせるとは、那須家の接待は一味違う(笑)。
    しかも水野勝成まで「美味い酒が飲みたい」で拾ってくるあたり、歴史を動かすのは大義だけじゃない、人を惹きつける小さな縁なのだと感じる。
    翻訳本に目を輝かせる家臣たちも頼もしい。
    知識を与え、育て、仕組みに変える。
    資晴の強さは、未来の技術を知っていること以上に、それを活かせる人間を見抜くところにある。
    樽の中で酒が熟すように、船も軍も人の縁も、今はまだ仕込みの段階。
    だからこそ「小田原征伐まで、あと三年」が効いてくる。
    琥珀色に染まる頃、天下はいったいどんな味になっているのか。
    次の一手を読まずにいられない。

  • コメント失礼します。

    豊かすぎる小大名」、この名がいいですね。
    戦場で敵を打ち破るだけでなく、金・銅・硝石・交易・造船・人材配置まで、勝利の先にある未来を着々と仕込んでいく資晴の姿にワクワク。
    三千で一万超を崩す痛快さもさることながら、数正の出奔で揺れる家康に、武力だけでなく「まだ天下を諦める必要はない」という希望まで届ける。
    人が去って空いた穴を、別の人間が埋めるだけではない。
    新たな信頼で、その穴を逆転の足場に変えていく。
    これぞ知略の醍醐味。
    父の死という別れを経て、次代へつなぐ国づくりが始まるのも味わい深い。
    表向きは地方の小競り合い、裏では天下を見据えた大仕掛け。
    豊かすぎるのは領地だけではなく、策の先にある可能性なのかもしれない。
    四年後、この静かな蓄積がどんな牙をむくのか、楽しみ。

  • コメント失礼します。

    本能寺の変から沼尻の合戦まで、歴史の奔流に身を置きながら、目の前の人間を救うために知略を巡らせる資晴が実に頼もしい。
    ただ勝つだけではなく、戦死者四名の顔を一人ずつ思い浮かべる場面には胸を突かれる。
    戦果の数字では決して片づけられない命が、ここにはある。
    そして、お市と三姉妹の救出劇。
    天下の趨勢を読みながら、歴史の大きな歯車からこぼれ落ちそうな人々を拾い上げる。
    その手腕が鮮やか。
    秀吉の「代わりを探す天才」という見立ても、恐ろしさと妙な納得感が同居していて印象的。
    敵も味方も単純な善悪では割り切れないからこそ、決断の重みが際立つ。
    主馬の「面白くなりそうです」には、いや、こっちは胃が痛くなる案件なんですが!? と思わずツッコミ。
    それでも、この二人なら何とかしてしまいそうな安心感がある。
    歴史を変える大仕事の裏に、失われた命への悔恨と、次の一手を考える静かな熱がある。
    沼尻の睨み合いすら次なる嵐の前触れに見えて、次話への期待が膨らむ。

  • コメント失礼します。

    弥右衛門が三度も放心状態にされる流れに笑いつつ、完敗してもなお「明日も参加したい」と言える姿に、武人の意地と成長への渇望を感じる。
    強さを叩きつけて終わりではなく、相手の心に火をつける。
    これもまた、人を活かす知略。
    そして本能寺の変を前にした三人の沈黙が、胸に残る。
    未来を知る資晴、先を読む主馬、幾度も仕えた主を失ってきた典膳。
    同じ事実を前にしても、背負ってきたものが違えば、沈黙の意味も違う。
    とりわけ「那須家は潰さない」の一言には、歴史の表舞台に名を残さない者たちへの、資晴なりの誠実さが滲んでいる。
    信長を救わない。
    それでも忘れない。
    歴史を変えないという選択の中に、割り切れない情があるのがいい。
    干し柿を食べながら天下の行く末を算段する資晴も、最後に一つ残った柿も、妙に人間くさくて愛おしい。
    天下は動く。
    けれど、誰かを大切に思った記憶まで、歴史の修正には渡さない。
    そんな余韻が静かな波音とともに残る。

  • 第39話 高師の浜、開くへの応援コメント

    コメント失礼します。

    荒れ果てた浜辺が、知恵と人の手によって未来へ続く道に変わっていく。
    このワクワク感、たまらない。
    ごろつきに通行料を請求されて「そんなに高いと誰も通らなくなって、寂れて廃村になりますよ」と返す主馬、初手から商売の急所を突いていて笑ってまう。
    しかも、殴って終わりではなく、改心させて運送業に再起用するあたりが実に痛快。
    人を排除するだけが治安維持じゃない。
    古代の知恵が道路となり、港となり、職人たちの目を輝かせていく。
    その連鎖が気持ちいい。
    そして、典膳たちの有能さを認めながら、仕事を次々と丸投げする資晴(笑)。
    人を使うのもまた才覚、とはいえ信長の「安土から京まで作れ」は、さすがに上司の無茶振りが天下一品。
    笑って読んでいたのに、最後の「本能寺まで、あと二年半——」で空気が変わる。
    豊かさを築く手が、歴史の悲劇に間に合うのか。
    白い波の向こうに待つ未来が気になる。

  • 第38話 鬼の仕置きへの応援コメント

    コメント失礼します。

    『鬼の仕置き』という題に違わぬ展開なのに、読後に残ったのは冷酷さよりも、不思議な人間味。
    村重の首を飛ばすほど苛烈に動きながら、その裏で仙千代を救い、結果として無駄な血まで減らしてしまう資晴の判断が実に痛快。
    しかも本人は「それで良しとしよう」と淡々としている。
    この温度差、ずるい(笑)。
    信長との「もうよい」「ははーっ」のやり取りも、積み重ねてきた信頼が滲んでいて好き。
    そして最後に新たな浜を与えられた瞬間、おいらまで「さて、ここから何を始める?」と期待させられる。
    戦の勝敗以上に、歴史の隙間へ手を差し込み、人の命と未来を少しずつ変えていく物語になっている。
    次に主馬が何を描くのか、もうワクワクが止まらない。

  • 第37話 壬生落城への応援コメント

    コメント失礼します。

    謙信の死を知った瞬間に「内乱が起きるだろうな」と即答する資晴、知っているとはいえ冷静すぎて痺れる。
    そして壬生城攻略では、力で押し潰すのではなく、補給路を断ち、守兵を分散させ、最後は降伏へ持っていく流れが実に鮮やか。
    戦場なのに盤上の駒が次々と動いていくようでワクワクする。
    それでいて、六年ぶりに再会した作右衛門の「儂には若なのだ」には不意打ちで胸を掴まれる。
    立場が変わっても、変わらない情があるのがいい。
    さらに最後の「那須の弓がどういうものか、この場で全員に刻んでやる」で、次の一戦への期待が一気に跳ね上がる。
    初陣の兵たちに見せる“戦”が、いったいどんな景色になるのか……これは続きが気になって仕方ない。

  • 第36話 手取川、鬼の壁への応援コメント

    コメント失礼します。

    「歴史を知っているからこそ、変えていいのか迷う」という葛藤が、手取川の雨よりずっと重く胸に残る。
    特に勝家に退却を退けられ、それでも自分にできることを選んで三人が壁になる流れが熱い。
    直勝が「個々は強いのに、なぜ崩れない」と零す場面には、武勇だけでは届かない“軍”の怖さが凝縮されている。
    そして玄妙、ただ立つ。
    それだけで敵の足を止めるのはむちゃくちゃ格好いい(笑)。
    何より最後の「那須の鬼か……!」からの「これも奴の矢かもな」が最高。
    歴史の傍観者だったはずの資晴が、とうとう歴史上の英雄・謙信の記憶に“鬼”として刻まれ始める。
    その瞬間に、物語の世界へ確かな爪痕を残した感じがしてワクワクする。
    次にこの鬼が歴史をどこまで揺らすのか、ますます目が離せない。

  • コメント失礼します。

    「割れるなよ」に、ここまで人の温度が詰まっているのがたまらない。
    変人、左遷、余所者。
    三人の“余り物”が、誰も望まなかった場所で噛み合い、前例のない大砲を生み出していく流れに胸が熱くなる。
    特に、失敗した孫四郎へ妻が何も言わず飯を温め直す場面と、責めていないことを伝えるために黙る二人の関係が好き。
    派手な英雄譚ではなく、明日も手を動かす人間の強さがじわじわ沁みる。
    そして那須様の「家族で食べな」のデーツが絶妙すぎる。
    鉄砲だけでなく人の心まで鋳造してません? 
    三度目の試射で「やった」と小さく漏れる源次、その横で黙って砲口を覗く孫四郎。
    最後の「割れるなよ」が、大砲への言葉であり、家族や仲間への願いにも聞こえる。

  • コメント失礼します。

    「ここから俺たちのターン」と言わんばかりに南蛮船が現れ、毛利水軍の常識ごと大砲で吹き飛ばしていく展開が痛快。
    特に、毛利側の生き残りが「知られていて見逃してもらった」と気づく場面が怖い。
    勝った側より、何もできず見送る側の震えが戦場の圧倒的な差を物語っていて、妙に印象に残る。
    一方で九鬼嘉隆の「戦にならなかった」の一言には、然もあらん。
    大敗から一転、南蛮船を目にした瞬間の「天の差配か!」も熱い。
    そして最後は勝利に浮かれるだけでなく、大砲の破損、船の国産化、職人、木材、錫、船員育成と一気に現実へ戻る。
    この「勝った!→では次の問題です」の流れが実に良い。
    歴史が動く瞬間には、派手な砲声の裏で地道な積み重ねがある。
    そこまで含めてワクワクする一篇でした。

  • コメント失礼します。

    海底から黄金を引き上げたと思ったら、今度は壊れた三隻を合成したガレオン船まで出てくるとは、航海の寄り道がいちいち豪快で楽しい。
    特に、お嬢様が宝を前に「こんなにわくわくしたのは、生まれて初めて」と語る場面は、ここまでの旅が単なる財宝探しではなく、彼女自身の人生を動かした瞬間に感じられて、じんわり胸に残る。
    そして終盤、ようやく日本へ戻ると思ったら木津川へ急行。
    しかも相手は八百、こちらは三百。
    いや、帰国航海がそのまま戦場直行便になるんですか(笑)。
    「ぎりぎりとは面白い」と笑う主馬の頼もしさも最高。
    海の彼方で積み重ねた経験と仲間が、いよいよ日本の戦場でどう牙を剥くのか。
    次の一手が楽しみで仕方ない。

  • 第32話 頭領、最後の夜への応援コメント

    コメント失礼します。

    いやもう、頭領の最後の夜が、まさかここまで徹底的に削られるとは。
    井戸のネズミから始まり、夜襲、偵察部隊の壊滅、旋回砲、そして最後の一矢。
    敵からすれば、どこから殴られるか分からない地獄ですが、おいらとしては「主馬さん、策がえげつない(笑)」と唸るしかない。
    しかも資晴が「俺なんか可愛いもの」と言ってしまうのが最高。
    恐怖で追い詰めながらも、最後は村人を解放し、金貨まで渡して去っていく。
    その容赦のなさと人情が同居しているからこそ、単なる討伐で終わらない余韻がある。
    そして最後にまさかの宝の地図。
    山賊退治から一転、海賊退治+宝探し+冒険へ。
    お嬢の人生まで動き出した感じがして、次の航海が楽しみで仕方ない。

  • コメント失礼します。

    五百の山賊を前にして、真正面から「五百対こちら」と考えないのが痛快。
    地図、襲撃順、地形、人質、心理まで一つずつ盤面に並べ、主馬が「さて、どう料理しましょうか」とでも言いたげに戦場を組み替えていく。
    その知略のえげつなさが、むしろ頼もしい。
    特に「人が毒だと思えば良い」という発想には思わずニヤリ。
    力で押す者たちに、知恵で逃げ道まで塞いでいく感じがたまらない。
    そして救われた少女の「御武運を」が、血と死体の只中だからこそ妙に静かで美しい。
    最後の主馬の満足げな表情……いや、この軍師、絶対まだ何か隠してるやん(笑)。
    次に盤面がどうひっくり返るのか、ワクワクする。

  • コメント失礼します。

    海賊退治から人質救出、異国での商売、そしてまさかの「女心が分からない」と仲間から総ツッコミまで……怒涛の展開なのに、ところどころに人間味が滲んでいて楽しい。
    特に、救出した子供の未来を案じる主馬と六之助の一言にはハッとさせられる。
    善意だけでは救いきれない現実があるからこそ、物語に厚みを感じる。
    そして、そんな資晴を無敵の御仁と思っていた主馬が、最後は大笑いしているのが最高。
    強い人間にも弱点はある。
    むしろ、そこが一番親しみやすい(笑)。
    勘右衛門と主馬が借金までして馬を買う場面も微笑ましく、戦いの合間に見える人間らしさが実に心地いい。
    そして最後、ポルトガル軍が撤退する中で「村長に直接話を聞いてみよう」。
    ……はい、また面倒ごとの匂いがする。
    いや、チャリンタイムか。
    こういう絶対何かあるだろという引き、たまらない。

  • コメント失礼します。

    「いらっしゃい、海賊」と一隻で突っ込んでいく胆力からして、もう資晴たちの航海は観光ではなく、完全に海賊狩りツアーやん(笑)。
    しかも船を奪って終わりではなく、「漁船にもなるし」で持ち帰る喜八の商人魂まで抜かりない。
    そんな痛快な航海の途中で、ミゲルとの再会が挟まるのも良かった。
    戦だけではなく、人との縁が次の航海を支えているのがじんわり沁みる。
    そして最後の「妻が攫われた」という依頼から、資晴の「面白そうだが」が始まった瞬間、ああ、やっぱりこの人はこうでなくちゃ、とニヤリ。
    五十人の砦を前に「この程度」と言い切る一行、戦力の物差しが完全に壊れていて最高。
    さて、山賊側には同情する暇があるのか。
    次の一手が楽しみ。

  • コメント失礼します。

    人材を得るだけでなく、器を見抜いて、その器に合った舞台まで用意してしまう資晴の人たらしぶりが痛快。
    特に秋津主馬と玄妙の登場はワクワクする。
    三好の軍略家と僧兵が「南蛮船!」で揃って食いつく場面、もう海へ出る前から二人の冒険が始まっている。
    そして軍事書を渡された主馬が石像になるくだりには思わず笑ってまう。
    知識を餌にすると、とんでもない人材まで釣れてしまう……那須家、採用面接の概念が豪快すぎる(笑)。
    一方で、海図を見た朽木の「これは危険です」という反応が物語をぐっと引き締める。
    知識は力であると同時に、扱いを誤れば刃にもなる。
    その両面を感じさせながら、最後は「さあ海へ!」と胸を躍らせてくれる、実に気持ちのいい一篇でした。

  • 第27話 血と泥の越前路への応援コメント

    コメント失礼します。

    「下間頼照だけは、加賀へ逃がせ」から始まる裏の一手が、もう最高にワクワクする。
    表では鬼のように敵を斬り伏せながら、裏では勘右衛門たちを動かして獲物を誘導する。
    与一の戦い方、もはや弓矢より策のほうが怖い(笑)。
    しかも「海へ逃げた」と見せて陸路へ誘導し、最後は高田派の僧に引き渡す流れが鮮やかすぎ。
    敵からすれば「逃げられた!」と思った瞬間から、実は全部こちらの掌の上。
    これはもう戦場版・至れり尽くせりの逃走サービス。
    けれど、その知略の裏側には味方を生かし、損害を抑えようとする与一の芯も見える。
    だからこそ、凄惨な戦場の中でも人物に惹かれる。
    最後の「歓迎いたしましょう」が怖いほど痛快でした。

  • コメント失礼します。

    直勝加入から長篠へ、一気に戦場の温度が跳ね上がる。
    普段は「話し合いとは?」みたいな強引さを見せる那須隊が、いざ戦場に立つと誰よりも冷静に役割を果たすのが格好いい。
    特に「俺たちの“壁”にするぞ」の一言から、直勝たちと柵を越えて踏み込む場面は熱量が凄まじく、これまで積み重ねてきた関係性がそのまま刃になる。
    直勝もすっかり頼れる仲間になっていて、「この男を拾ったの、結果的に大当たりでは?」とニヤリ。
    赤備えの圧と、それを真正面から受け止める那須隊。
    勝ってなお戦場の熱が冷めないラストも含め、次に何が来るのか気になって仕方ない。

  • コメント失礼します。

    南蛮船、茶会、政略、そして山賊退治まで、資晴の次の一手が軽やかに繋がっていくのが実に気持ちいい。
    特に荒木への贈り物、無礼者扱いを察知してからの即対応が抜け目なさすぎて、戦より先に人間関係という名の伏兵がいる感じ。
    ルイスの祈りには宗教の光と影が同居し、馬仲には異国で根を張る人の逞しさがあり、人物たちがそれぞれの場所で生きている感覚も好き。
    そして終盤、ついに赤鬼へ繋がりそうな強者との遭遇。
    刀を奪って二刀流、からの「参ったか?」「……殺せ」の潔さには痺れる。
    敵にも意地と誇りがあるからこそ、最後の「若……!」が効く。
    さて、この若は何者なのか。
    次の一手が待ち遠しすぎ。

  • 第24話 鵜飼孫六と遠眼鏡への応援コメント

    コメント失礼します。

    山賊退治の苛烈さから一転、鵜飼孫六との腹の探り合い、そして最後はデーツと遠眼鏡。
    この温度差、たまらない。
    六之助の縁談には「そこをどうにかしろ!」と内心ツッコミを入れつつ、本人の立場や咲の気持ちを思うと単純に笑ってもいられない。
    そんな人間臭いしがらみを抱えたまま、戦では容赦なく悪を斬り、帰れば十両を渡す。
    資晴の情と割り切りの同居が実に心地いい。
    何より勘右衛門に遠眼鏡を渡し、最後はデーツまで追加支給する場面が最高。
    忍者に最新鋭装備を与えたら、ついでに非常食まで持たせるという妙なほっこり感。
    新たな人材が加わり、次に何を見せてくれるのか、遠眼鏡以上にこちらの期待が遠くまで伸びる。

  • 第23話 信長公、馬に跨るへの応援コメント

    コメント失礼します。

    献上品の「第十位、俺のイチ押しはドライデーツ」に、思わず笑ってまう。
    信長公の心を掴むため、香木、宝石、名馬と畳みかけて、最後に甘味で締める宗久殿の采配が見事すぎ。
    しかも信長公、品定めもそこそこに「アラブ馬に乗るぞ」って、そこはやっぱり信長公(笑)。
    一方で、船を軍事・商売・外交へ繋げ、「戦、そして冒険」と言い切る与一の姿には、これから広がっていく世界への期待が膨らむ。
    信長公から賜った太刀と、宗久殿との「元手はこれ(右腕)」という笑いも実に良い。
    大きな歴史の流れの中で、人の縁と商いが少しずつ未来を動かしている感覚が心地よく、次に何が起こるのか自然と先を読みたくなる。

  • コメント失礼します。

    帰ってきた。
    長い航海を終えて堺の土を踏んだ瞬間、こちらまで「おかえり」と言いたくなる帰還でした。
    しかも旅の締めに待っていたのが、海賊、香木、商談、そして「義父殿」と呼ばせたがる周大人。
    この人間関係、修羅場を越えるたびに妙な温かさが増している。
    資晴は相変わらず淡々としているのに、捕虜を助け、女たちに金を持たせ、弥四郎の悔しさまできちんと拾う。
    その本人だけが大したことをしたと思っていない感じが実に頼もしい。
    香木の価値に無頓着なのも、喜八さんの「本当に困った人だ」に全部持っていかれる(笑)。
    そして最後の「無事に帰ってきた」という余韻がじんわり沁みる。
    旅は終わったのに、ここからまた何か始まりそうで、堺の港が次の物語への扉に見える。

  • 第21話 暗黒潮流の王への応援コメント

    コメント失礼します。

    暗黒潮流の王とまで呼ばれた男が、最後にはたった一人の来訪者に「……好きに持ってゆけ」と座り込む。
    前半の海賊たちの鮮やかな襲撃が、後半ではまるごと「もっとヤバい奴の前座」になっているのが最高に痛快。
    しかもラジャの胸騒ぎが、まさかの超高性能危機察知だったとは……勘が良いのに逃げられないって、人生の理不尽さが濃縮されすぎやん。
    無双する男の恐ろしさだけでなく、長年海を支配してきたラジャが死を悟る瞬間の静けさにも妙な哀愁がある。
    修羅場なのに、最後の「好きに持ってゆけ」が妙に潔くて笑ってまう。
    さて、この“魔人”資晴。
    次に持っていくのは金貨か、海賊の誇りか、それとも読み手の平常心か。
    続きが気になって仕方ない。

  • 第20話 宝の島と船の値段への応援コメント

    コメント失礼します。

    いやもう、「宝の島」より「船の値段」の話になった瞬間の現実感が好きすぎる。
    命懸けの海賊退治の果てに、資晴が考えているのが「この金で船買えるな」なの、豪胆というか商魂というか、修羅場をくぐった人間の金銭感覚が妙に生々しい。
    しかも三十キロ相当でキャラック船を手に入れる流れ、戦利品が次の冒険の足場に変わるのが気持ちいい。
    船長の「今回の航海で引退しようと思ってた」からの船団四隻増加も、人生って何が起きるか分からないなとニヤリ。
    海賊視点で「今日はどっちが海賊なんだよ」と締めた直後に、資晴側の淡々とした物騒さへ戻る温度差もたまらない。
    そして最後に待ち構えるマラッカ海賊。
    財宝を手に入れたと思ったら、今度はそれを積んだ船団ごと狙われるのか。
    景気のいい航海、まだまだ終わる気配がなくてワクワクする。

  • 第19話 聖なる勝利号への応援コメント

    コメント失礼します。

    宝箱を開けて「お宝だ!」と思ったら麻袋の山、からの中身はしっかり大当たり。
    この世界、宝探しのガチャ演出まで妙に現実的(笑)。
    海賊を追い払い、囮を使い、戦利品まで回収し、気づけば「聖なる勝利号」の名がどんどん物騒な説得力を帯びていくのが痛快。
    特に、命乞いする海賊を前にした九鬼殿の一刺しには、容赦のなさと戦場を生き抜いてきた者の現実感が同居していて、背筋が伸びる。
    とはいえ、その後も「船を燃やして次へ!」と進む一行の豪快さには思わず笑ってまう。
    勝利が積み重なるほど船そのものが伝説になっていく。
    この船団が次にどんな修羅場を“日常”にしてしまうのか、続きを見届けたくなる。

  • 第18話 アラブ馬と宝箱への応援コメント

    コメント失礼します。

    『アラブ馬と宝箱』という華やかな題に胸を躍らせていたら、途中から海賊船が一瞬で地獄絵図になっていて、温度差で風邪を引きそうでした(笑)。
    十六歳の「少し剣が得意なだけ」が、もはや海賊側から見れば完全に海の魔物。
    一方で、敵を倒して終わりではなく、救出された女性や赤子、埋葬と祈りまで描かれることで、この世界の戦いや人命の重さがじわりと残る。
    資晴の強さだけでなく、異文化の商売、言葉を覚えていく商人たち、そして“犀角”で小躍りする喜八まで、旅そのものが生き生きしていて楽しい。
    そして最後の“重厚な宝箱”が実にずるい。
    ここまで血と商売と異国情緒を積み上げてから宝箱を置かれたら、そりゃ開けるまで帰れない。
    次に何が出てくるのか、期待で完全に蓋を覗き込んでいる。

  • 第17話 海賊銀座を抜けてへの応援コメント

    コメント失礼します。

    海賊銀座を「お楽しみ」と言い切る資晴、物騒な観光客すぎて笑ってまう。
    しかも実際に海賊を見つければ一瞬で制圧してしまうので、「楽しみ」の意味が一般人と違いすぎる。
    一方で、ジミンの話には空気が一変する。
    旅の途中にこうした理不尽な悲劇が差し込まれることで、この世界が単なる冒険の舞台ではなく、誰かの人生が交錯する場所なのだと感じる。
    そして貴婦人との一夜も、単純な色恋ではなく、夫を失った女性の「心が壊れてしまった」瞬間として描かれている。
    六之助の「女の匂いがいたしますが……」には思わず吹き出したが、その一言に資晴との距離感まで滲んでいるのがまた良い。
    海賊三百隻を前に闘志を燃やす九鬼殿たちも含め、旅そのものがどんどん濃くなってくる。
    帰り道……絶対、何か起きるよね?

  • 第16話 次の旅へへの応援コメント

    コメント失礼します。

    戦場では修羅と呼ばれるほど暴れ回るのに、褒美には欲がなく、嫁の話には全力で逃げ、さらには一年以内に帰還せよと言われて海外旅行を企画する。
    資晴、行動原理が自由すぎて最高(笑)。
    特に信長との「嫁にするか?」「恨まれたくはございませぬ」の応酬は、豪胆な男同士の会話なのに妙な現実味があってニヤニヤする。
    そして、何気なく抱き起こした幼子と母親の場面。
    本人は「記憶から消える一瞬」と思っているのに、おいらにはその一瞬が後の運命を予感させる。
    こういう静かな縁の描き方がたまらん。
    朝倉・浅井の戦乱から、ゴア、マスカット、そして九鬼徳隆の登場へ。
    一話の中で世界がぐっと広がり、「次は何が起きるんだ?」というワクワクが止まらない。
    次の旅、これはもう出航前から面白い予感しかしない。

  • 第15話 幕府、滅ぶへの応援コメント

    コメント失礼します。

    雪瑤の「子種……」で全部持っていかれる(笑)。
    風圧で気絶させられ、泣いて、抱きついて、最後にそこへ着地する。
    感情の振れ幅が豪快すぎるって。
    けれど、その一方で馬仲が信長公に認められ、「旦那……ついてきて良かったです」と号泣する場面には、旅の積み重ねが一気に報われる温かさがある。
    人を連れてきて終わりではなく、その才能が生きる場所まで繋げていくのが気持ちいい。
    そして後半、戦場の緊張が積み重なった先で、ついに室町幕府が滅亡。
    史実を知っているからこその既視感と、「それでも自分がいることで変わっている」という不穏な余韻が絶妙。
    歴史の大波に乗りながら、資晴自身の縁まで着実に広がっていく。
    この先、どこまで史実がズレていくのか、めちゃくちゃ気になる。

  • 第14話 雪瑤の値踏みへの応援コメント

    コメント失礼します。

    いやもう、仙千代への縁談の矛先を華麗に逸らしたと思ったら、まさか周大人から「お前しかいない」と本命指名とは。
    資晴、逃げた先でさらに大物を引き当ててませんか(笑)。
    そして雪瑤、初対面から「本当の男か値踏みします」と真正面から来る気の強さが最高。
    弓も剣も一流なのに、資晴の前では完全に物差しを折られる展開が痛快。
    特に矢で矢を弾き飛ばし、最後に樽まで粉砕する一射には思わず「比較対象、そこじゃない!」と笑ってまう。
    それでも雪瑤の負けん気がただの噛ませ犬に見えないのが良い。
    父の見る目と彼女自身の誇り、その両方が次の関係性をどう動かすのか楽しみ。
    最後の「風圧だけで気絶」は、もはや武力による自己紹介。
    資晴、婚姻話より先に人間関係を毎回派手に破壊していくのが実に頼もしい。

  • 第13話 飯炊き女への応援コメント

    コメント失礼します。

    飯炊き女、まさかの生存力が強い。
    首を差し出せと言われて気絶した翌朝には、何事もなかったかのように「はいよ!」と飯を炊いているの、修羅場への適応速度が尋常じゃなくて笑ってまう。
    しかも上等な酒を前に「勿体ない!」と嘆きながら歌って踊る姿が妙に人間臭く、殺伐とした討伐戦の後に、生活の匂いを一気に持ち込んでくる。
    那須の容赦なさと、無闇に白黒をつけず事情を見て処遇を変えるところにも痺れる。
    人質を救い、馬を世話し、酒を部下に回し、最後は飯まで食って帰る。
    血なまぐさい一夜なのに、妙な温かさが残るのがたまらない。
    特に「こいつがお前たちを守る」と仙千代を指す場面、静かに信頼が滲んでいて良い。
    山賊のアジト、最終的に飯炊き女の台所になるの、人生は何が起きるか分からない。

  • 第12話 天津の顔役への応援コメント

    コメント失礼します。

    天津から北京へ、話が進むたびに人脈も資源もごっそり手に入れていく那須の交渉力、もはや外交というより、強者による異世界版就活ですらあるのが面白い。
    特に馬の即決ぶりには笑ってまう。
    そして最後の「モンゴルや朝鮮の混成部隊」という一言で、一気に背後のきな臭さが増す展開がたまらない。
    無双の爽快感の裏側で、確実に大きな火種を踏みに行っている感じ。
    次に何が出てくるのか、これは気になるやつ。

  • 第11話 明へ散歩にへの応援コメント

    コメント失礼します。

    「明へ散歩に行こう」で既に只者ではないのに、天津上陸からの治安維持があまりにも豪快すぎて笑ってまう。
    仙千代の「未知の異文化への警戒→船酔い→惨状で嘔吐」の流れも妙に生々しく、資晴との温度差が最高。
    そして最後の「我が家の秘儀」で全部持っていかれる。
    戦国の修羅場を涼しい顔で異文化交流に変換する主人公、強すぎる。
    明への旅が始まった瞬間から、次に何をやらかすのか楽しみで仕方ない。

  • 第10話 金平糖の夜への応援コメント

    コメント失礼します。

    フロイスとの腹の探り合いから、まさか初恋の人の名前まで飛び出すとは。
    「お前のことも知っているぞ……」の一言、情報戦の最終兵器すぎて笑ってまう。
    しかも倒れた相手をちゃんと暖かくして寝かせ、茶まで出す懐の深さがまた良い。
    脅すだけでは終わらない、人と人の距離感がこの資晴らしくて好き。
    そして金平糖に「んーっ!」となる春、平和で可愛い……と思った直後の山賊砦では容赦なく修羅場。
    細川の身内だと名乗った相手への「……ごめん。」からの一振りには、思わず吹く。
    世界情勢、商売、治安、そして人情まで一話の中で転がっていくのに、最後には「この先どうなる?」がしっかり残る。
    金平糖の甘さと山賊狩りの物騒さ、この温度差がたまらない。

  • 第9話 コンフェイトへの応援コメント

    コメント失礼します。

    藤姫の「平民として生きます」に、ここまで積み重ねたものを自分の手で選び直す強さを感じる。
    しんどい現実の中でも、鷹司様との縁や新しい居場所へ繋げていく流れが温かい。
    そしてコンフェイトから急に始まる女神イネス劇場、フロイスの食いつきが良すぎて笑ってまう。
    八百万の神、便利すぎる。
    次の知識談義が楽しみ。

  • 第8話 やよいの目への応援コメント

    コメント失礼します。

    やよい、初手から「惚れた!?」で懐に飛び込んでくる胆力が凄い(笑)。
    その一方で、春の「ずっと前から惚れております」が静かに刺さって、二人の想いの温度差がたまらない。
    そして後半、まさかのフロイス登場。
    山賊、妾、偽坊主を越えて南蛮人まで拾う展開に、戦国の日常がどんどん濃くなっていく。
    次に誰が現れるのか、もう京の散歩が全然散歩じゃないのが最高です。

  • 第7話 鬼、比叡を往くへの応援コメント

    コメント失礼します。

    「鬼が出たぞ!」と恐れられる那須殿の戦ぶりと、菓子を喜ぶ娘への「そりゃよかった」の温度差がたまらない。
    容赦なく敵を斬る一方で、女子供を守り、戦死者の家族への手当てまで忘れない。
    その豪胆さの奥にある情の深さが、今回とても沁みた。
    そして悲劇の姫君を演じ切る娘、絶対ただ者じゃない。
    「えー!」からの「汚れてしまった私は」の落差に笑ってまう。
    戦の勝利だけで終わらず、死者を弔い、反省し、村の芽まで育っている。
    血なまぐさい時代の中で、人が生き直していく気配が残るのが、とても好きや。

  • 第6話 那須の鬼への応援コメント

    コメント失礼します。

    負け戦のはずなのに、那須家だけ無傷で帰ってくる展開に思わず笑ってまう。
    もはや那須の鬼、敵からしたら災害指定待ったなし。
    しかも最後は鬼の名が独り歩きしている一方で、本人は「俺は人間だ」と笑う。
    この温度差がたまらなく好き。
    戦では容赦なく、山賊には情を持ち、忍びには敵味方を越えて手を差し出す。
    強さだけでなく、人を見て判断する懐の深さが格好いい。
    次はどんな鬼の噂が京を駆け巡るのか、楽しみ。

  • 第5話 京に根を張るへの応援コメント

    コメント失礼します。

    雉の唐揚げで信長と距離を縮めたと思ったら、次の瞬間には本願寺へ潜入して要人を仕留める。
    この温度差、風邪をひきそうなのに妙にクセになる(笑)。
    力で修羅場を収めながら、借金に苦しむ鷹司家や娘を守り、気づけば京に根を張っていく資晴の姿に、豪胆さだけではない情の深さを感じる。
    戦そのものが好きと言い切る男が、地位が増えるほど精神を削られていくのも味わい深い。
    強い人間ほど、背負うものが増える。
    お春との再会も含め、戦国の騒乱の中にちゃんと“暮らし”が息づいていて、次の戦がどう心を揺らすのか気になる。

  • 第4話 今与一への応援コメント

    コメント失礼します。

    今与一の名に恥じない無双っぷりに、思わず笑ってまう。
    弓も剣も化け物級なのに、本人だけは「まぐれですよ」と涼しい顔。
    この温度差がたまらない。
    しかも信長から直臣への誘いを受けても、まず父の承諾を気にする堅実さがまた良い。
    強者なのに浮つかない資晴だからこそ、周囲が惹かれていくのも納得。
    二十六名への自由時間と金子の場面には、戦場とは違う人情が滲んでいて、資晴の人を使うだけではない優しさが好きになる。
    そして最後は雑賀衆を相手に、もはや一人だけ戦争のゲームシステムが違う(笑)。
    それでも深追いせず退く判断には、圧倒的な力の中にある冷静さが見える。
    次々と歴史の大物たちと交差していく展開に、次は誰が資晴の前に現れるのか、ワクワクが止まらない。

  • 第3話 京への道への応援コメント

    コメント失礼します。

    京への旅が進むほど、資晴の強者なのに妙に飄々としている感じがクセになる。
    山賊相手に三本同時射ちを連発する資晴、護衛より本人が一番頼もしいのでは……と思わず笑ってまう。
    そして何より、ついに信長登場。
    覇気を真正面から受け流す資晴と、それを見て「小僧、こちらへ参れ」と呼びつける信長の構図が最高。
    将軍との拝謁前日に信長から直々に呼び出されるとは、京入り早々イベント密度が高すぎる。
    千本家の不穏な気配も含め、旅の先で何が待つのか楽しみ。
    明日の将軍+信長という、とんでもない顔合わせを想像するだけで胸が躍る。

  • コメント失礼します。

    勇者としては規格外なのに、統治者としての自分を冷静に見極めている資晴の距離感がたまらなく好き。
    金銀を掘って、鹿を捌いて、塩まで作って、ついでに情報網まで整える十歳児……いや、仕事ができすぎ。
    それでも天下を取ることには「後の運営、俺にできるか?」と躊躇するところに、力だけでは国は動かせないという人間味が滲んでいて惹かれる。
    特に大関たちが資晴を畏れながらも期待を寄せている関係性が良い。
    本人は淡々としているのに、周囲の視線だけがどんどん神格化していく温度差も面白い。
    そして春姫との関係が、政略結婚から少しずつ家族に変わっていくのも温かい。
    そんな穏やかな日々の先に、いよいよ京。
    次は誰と出会い、何を仕掛けるのか。
    算盤を弾く十歳児、とうとう天下の中心へ歩き出すのかと思うと胸が躍る。

  • コメント失礼します。

    二度目の人生、しかも戦国の弱小大名という「いや、転生ガチャどうなってる?」な状況なのに、資晴の達観ぶりが妙に頼もしくて、気づけばおいらまで家臣席に座ってる。
    病弱だった少年が、異世界で得た自分の足で立てる喜びを経て、今度は領地と人の命を背負って走る。
    その人生の重なり方が胸に残る。
    それでいて女神イネス、あまりにも自由すぎる。
    ルシアの件で「ゲッ! 子供!?」となる資晴には思わず笑ってまう。
    笑えるのに、その裏では与えられた人生を今度こそ自分で選びたいという芯が見えるのがたまらない。
    三人の家臣が「若を支える。それのみぞ」と静かに腹を括る場面も格好いい。
    さて、この若様、歴史を変えるだけで済むのか、それとも歴史のほうが泣いて逃げ出すのか。
    続きが楽しみです。

  • 第72話 軍師の余生への応援コメント

    主馬さんには自分が見たもの、主がみたものを伝記のように後世に残してほしいものです

  • 第71話 那須は動いているへの応援コメント

    その背は大きく遠いですね

  • 第70話 遥かなる仕掛け人への応援コメント

    最後まで走り抜いた、こちらの作品に乾杯

  • 第70話 遥かなる仕掛け人への応援コメント

    素晴らしき生き様を描かれましたなぁ

    良き作品でした

    感謝


  • 編集済

    第70話 遥かなる仕掛け人への応援コメント

    素晴らしい作品をありがとうございます。
    続編があればうれしいです。

  • 第70話 遥かなる仕掛け人への応援コメント

    終わっちゃいましたね

  • 第70話 遥かなる仕掛け人への応援コメント

    読めて幸せでした。

    ありがとうございました。

  • 第69話 四月の薄光への応援コメント

    1557年生まれですもんね。

    でも身体に回復の兆しがあって良かった。

  • 第68話 残火の戦野への応援コメント

    那須様、、、戦場で死ぬつもりなのか。

  • 第70話 遥かなる仕掛け人への応援コメント

    素晴らしい作品 ありがとう御座いました

  • 第70話 遥かなる仕掛け人への応援コメント

    お見事

  • ここからが本当の始まりとは、、、

    30年ですもんね。

  • 「ここからが本当の始まりだった。」
    マジか、ヤバいですね
    新章、めちゃくちゃ面白いです。

  • 主人公が晩年椿三十郎の三船敏郎のようだ

  • こんな戦いが30年も続くのか。

  • 日本史より好きなんだよね、はるか昔ラノベ初期作品黄金拍車からはまったから

  • スープもサンドイッチも実に美味しそう。

    ほんと目が離せない。

  • 第64話 森影の抜け荷への応援コメント

    更新ありがとうございます。
    大藪春彦の作品を読んでいる気分になって
    きました。
    今後の展開を楽しみにしています。

  • 第64話 森影の抜け荷への応援コメント

    まぁ武力担当の持ち場である『殺し合いの作業』からだけじゃ何も生産されないからそこからなにかを得るには別の作業が要るんよ
    『肉が残ってなくともよく洗えばガラスープくらい取れるだろう』という心持ちじゃないと食うにも困るのかもしれない……『お客様用の立派な食材から作る逸品』じゃなくどっちかって言うと端材とかで賄い作る感じかね

  • 30年戦争か、、、

    これからどうなるのか。

  • なんか生き生きしてる。

  • 第59話 鬼、ボヘミアへへの応援コメント

    里帰りもさせて、ご隠居としての活躍も描いて欲しい。

  • 第59話 鬼、ボヘミアへへの応援コメント

    仮令大将首を獲って局地戦で勝てたとしても欧州大戦の大枠は変えられない
    そもそも30年の長きに亘る戦乱を求めてわざわざ欧州くんだりまで来たのだから片方が圧倒する形で戦局が固定してしまうのは本意ではないのだ……

  • 第59話 鬼、ボヘミアへへの応援コメント

    初っぱなから戦場を満喫してるなぁ
    エンジョイ&エキサイティング!

  • 第59話 鬼、ボヘミアへへの応援コメント

    活躍してるが年齢いくつだったかな

  • 第59話 鬼、ボヘミアへへの応援コメント

    見事な大活躍ですね!!

  • 第58話 鬼、西へへの応援コメント

    17世紀初頭の欧州でサムライが戦うなんて面白すぎる
    活躍に期待!

  • 第58話 鬼、西へへの応援コメント

    30年戦争時代の欧州での戦いとは面白いですね。

  • 第58話 鬼、西へへの応援コメント

    主人公今何歳?

  • 海外で大暴れが楽しみですね!


  • 編集済

    お疲れさまです。
    いつも楽しませてもらっています。
    続編がいつ頃始まるのか、コメント頂けたらなと思います。
    追記
    と書いたけど、7月の活動報告の方にコメントがありましたね
    楽しみにしています

  • 琉球をどうするか、幕府と相談して決めるべきだと思う
    このまま島津にとらせるのはまずい